宮之浦岳
- GPS
- 10:25
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 955m
- 下り
- 937m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
◇レンタカーは、有名なチェーン店より、 地元のNABIレンタカーが断然おススメ (安い!空港に用意してくれて、空港に乗り捨てOK スタッフ親切) ◇3月1日より路線バス有り ◇登山口にトイレ有り ◇車は10台位置けそう |
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪期はアイゼン必須 チェーンスパイクと10本持参しました。 雪は緩く、解けやすいので、凍ってます! |
その他周辺情報 | 断然、尾野間温泉 熱いけど、源泉最高! ツルツル、ポカポカ 登山口から一番近い大浴場(沸かし湯)は、グリーンホテル(@620)です。 |
写真
感想
宮之浦岳はオフシーズンのお天気の良い日に登りたいと思い、
今回は、縄文杉コース、白谷雲水峡コース、そして宮之浦岳と島めぐりで、
5日間のスケジュールを立てました。
通年は山頂付近には1mも積もると言われる宮之浦岳ですが、
今年は暖冬であまり雪がないとのことでしたので、
3月を待たずに2月の下旬にしたものの、
出発前に寒波の影響で九州の各地でも雪が降り、
標高の低い場所にも雪が降ってしましました。
山頂は、さぞかし積もってしまったかと思い、
出発前日、観光協会に問い合わせると、
積雪も凄いけど、登山口までの道路も凍結して閉鎖になっているとの事。
19日に屋久島に入ると、
荒川登山口は本日14時に通行止解除になったとの事。
宮之浦岳は登れるかどうかわからないので、
雪が解けるのを待ちながら、まずは縄文杉を見に行きました。
縄文杉の道も前日の午後の通行解除ですから19日の情報は当然なく、
20日に入山しないと積雪の状態が分かりません。
20日の縄文杉は標高1300m位で、
淀川登山口と同じ位ですが、
滑り止め無しでは大変で、アイゼンを使用しました。
20日のうちに淀川登山口が解除にならないので、
21日は「白谷雲水狭と太鼓岩」を登ることにします。
この日の計画が「宮之浦岳」登頂を確固たるものにします。
宿の朝食を食べて荷造りをし、
次の宿のすぐ上になる「白谷雲水狭」に向かいます。
太鼓岩で運命的なKさんとの出会いがあります。
Kさんは、長崎からマイカーで単独で来られていて、
宮之浦港に到着後、太鼓岩に来られたとのこと。
私たちは、太鼓岩から宮之浦岳を眺め、
「呼ばれているよね〜」と連発。
お互いの簡単な情報の交換と、
宮之浦の現状情報を伝えました。
下山後すぐに町役場に淀川登山口の道の通行を確認すると、
お昼に解除になったとのこと。
宮之浦岳に登れる可能性が出て来ました。
しかし、翌日は雨予報です。
明後日は晴れますが、帰路につく日です。
雨の中登るか、
最終日の夜中から登るかの選択となり、
思案していたところ、Kさんと再会します。
早速、登山口までの道路の通行止め解除をお伝えし、
私たちの選択を話します。
最終日に登るのには、積雪の量やトレース具合により、
道が心配であることを話すと、
Kさんは何度か宮之浦に登っているので道が分かるから、
一緒に登ろうと言ってくださいました。
まだ、しっかりと計画していないけど、
当日、午前2時の出発位になるかもしれないと話すと、
「OK」と快諾。
連絡先を交換して、
明日、綿密な計画を立てて連絡することにしました。
屋久島発16時30分の飛行に乗るには、
16時に空港についていなければなりません。
温泉で汗を流し、荷物を作って、
レンタカーにガソリンを入れて返却するには、
遅くとも、14時までに下山する必要があります。
改めて、レンタカーが空港乗り捨てOKでよかったと思いました。
逆算して、登山口を4時出発で計画しました。
登山口4時に出発となると、
1時半に起きて2時半に宿を出ます。
ところが、
やはり雪が多く、解け始めた雪は、
早朝には凍りついていて歩行に時間がかかります。
登頂は20分遅れ。
山頂休憩時間を少なくして切り上げても、
下山予定を15分オーバーしてしまいました汗💦
片道8キロの長丁場、累計高低差1200mを超えます。
Kさんの心強いサポートとキャリアに助けられました。
帰路はメンバー鬼の形相(笑)で登山口に駆け込み、
屋久島グリーンホテルで汗を流し、
荷造りをし、4時00分屋久島空港に到着!
素晴らしい!
難儀する冬山宮之浦岳にKさん+メンバー全員
無事登頂することが出来ました。
この場を借りて、Kさんとの出会いに心より感謝致します。
仲間とひたすら頑張って登った宮之浦岳!
登頂できて本当に嬉しかった!!
氷の岩場もよじ登り色々な難所を乗り越えてようやく登頂した時は感激ひとしおでした。
無事下山できるか!?と思いましたが、太陽のパワーで氷が溶けて安心して降りられました。
必死で岩のオブジェをゆっくり楽しめる余裕がなかったのが残念でした。
今度は体力の準備をしっかりして楽しめる余裕を持って行きたいと思いました。
まさかの最終日登山。飛行機の時間に間に合うように必死の登山となりました。
運と天気に恵まれ、仲間達のサポートのおかげで、無事登頂下山できたことが夢の様です!
蒼天のもと、美しい景色を堪能する余裕がなかったので、また訪れてみたい場所となりました。
満天星空、夜明けの美しさに感動。帰りの飛行機の時間を気にしながらも、巨岩や山頂ランチを楽しむことができました。そして、Kさんとの出会いにより、目標にしていた宮之浦岳にメンバー全員で登頂できたことに感謝の1日でした。
4泊5日の屋久島、登山旅はあっという間に過ぎてしまいました。また来たい。今度は、宮之浦岳から縄文杉までを縦走してみたいと思いました。
真っ暗な中の出発となりました。空には輝く星、今までで一番素晴らしい星空に感動でした。そして御来光、快晴の山頂。今回は6人で登れた事に本当に感謝、感謝です!屋久島、全てが素晴らしかったです!
2月の宮之浦岳山頂なのにあまり雪ないのですね。でも日陰は凍っているからたしかにアイゼン必要ですね。冬の屋久島の1500m以上はすきっと晴れわたりどれもいい写真ですね。また、行きたくなりました。
通年山頂付近は、1メートルは積もる宮之浦岳ですが2月の寒波で大分降ったらしく、4.5メートルは積もっていると思うと観光協会で言われました。ラッセル出来ないなら難しいですよと。行ってみると宮之浦岳の本当の怖さは、雪解け水の氷でした。岩場がテカテカに氷ついているのです。行きはチェーンスパイクでやっとこ上がりましたがら帰りは10本を履きました。冬季の晴天で、景色は最高でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する