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Yamareco

記録ID: 224403
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無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

春の北海道遠征(1)雄阿寒岳(途中撤退)

1987年05月01日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:50
距離
7.7km
登り
810m
下り
810m

コースタイム

日帰り
山行
5:40
休憩
0:00
合計
5:40
9:30
340
スタート地点
15:10
ゴール地点
9:30雄阿寒岳(滝口)登山口−12:30-13:10約七合目ー15:10滝口登山口ー16:20阿寒湖キャンプ場
天候 5/1 曇りのち時々晴れ
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 飛行機
[北海道まで]新居浜(四国)−(夜行フェリー)−大阪(伊丹)−(飛行機)−札幌
[北海道内移動]札幌−(JR 夜行急行)−釧路―(バス)−雄阿寒岳登山口
コース状況/
危険箇所等
(この時期)登山道は最初から凍り加減の雪道が続く。アイゼン使用。所々雪が腐っていて、足が潜り込むところもあり、登高にかなり難渋した。
トレースはほとんど無し。
雄阿寒岳中腹より、阿寒湖と、雌阿寒岳を望む
2012年09月15日 18:47撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/15 18:47
雄阿寒岳中腹より、阿寒湖と、雌阿寒岳を望む
阿寒湖のテント場より、雄阿寒岳を振り返る
2012年09月15日 18:47撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/15 18:47
阿寒湖のテント場より、雄阿寒岳を振り返る

感想

【山行No 107(1)】

※ 昨年のゴールデンウイークに北海道遠征をして、計3山に登頂できた。
  今年も、北海道遠征と決め、道東中心に登る計画を立てた。
  まずは羅臼岳が最大の目標、ほかに阿寒岳、斜里岳もできれば登るつもりだが、
  テント持参なので、天気次第で柔軟に行くことにしている。

4月30日(木)
 ・今日は移動日。前夜に四国(新居浜)を夜行フェリーで出発し、
  大阪(伊丹)より9:35発の飛行機で北海道へと飛ぶ。
 ・お昼前に札幌に到着。道東へは、今夜の夜行急行で行くことにしているので、
  午後は時間がある。天気も良好で暑いくらいだ。
  札幌の植物園や、TV塔見物、またガスボンベの購入など。
 ・夜遅くに、根室行きの夜行急行に乗る。乗客は少なかった。

5月1日(金)

6:10-7:25 釧路駅
 ・昨日は良い天気だったのに、朝、釧路に着くと、灰色のドンヨリした空が広がっている。
  風もやけに冷たい。
 ・まずは雄阿寒岳を登ることにし、バスで阿寒湖へと向かう。
  バスからの車窓風景はなんだか荒涼としていて、春がまだ北海道にはやってきていないことを痛感する。

9:10-30 滝口バス停
 ・雄阿寒岳の登山口に近いここで下車する。
  トイレがあり、その脇にテントなどの荷物をデポし、デイパックに日帰りの荷物を詰めて出発の準備にかかる。
 ・ここで水を汲む予定にしていたが、水道らしきものも、自販機もなく、ガックリした。
  水を持たずに行くのは不安だが、山に行けば雪どけ水もあるかもしれない。
  
 ・歩き出してすぐ、太郎湖付近は登山道がわかりにくかった。
  旧登山道らしき方向に迷いこみ、途中から引き返すなど、結構時間をロスしてしまった。
 ・ようやく山体に取りつくと、急な坂道で、道は雪が凍り付いており、さっそくアイゼンの出番となった。
11:00 二合目付近
 ・朝食も取っていないので、軽く行動食を食べてみるが、水を持っていないので、
  食べ物がのどを通らず、苦労する。
 ・道はその後、平坦部と急坂部が交互に出てくる。
  平坦部は雪がグサグサで、足が雪の中に落ち込み、ずいぶんと疲れる。
  一方、急坂部は、凍った雪が木の根の間に交じったような道で、これも結構疲れる。
  雪解け水でも流れていないか、と期待していたが、それもなくしんとした風景が続く。
  夜行電車での疲れもあるのか、なかなかペースが上がらない。

12:30-13:10 七合目付近(標高=約1100m。気温=16℃)
 ・水がなくて、ノドもやけに乾いて苦しいし、疲労感も強いので、とりあえず大休止を取る。
  コンロで、道脇の少しごみの混じった雪を溶かしてレモンティを作って飲み、
  ようやくのどの渇きが少し癒された。
 ・頂上は標高1300mあまりなので、あと標高差で200m強と思われたが、
  上空を見ると、天気が下り坂のようで灰色の雲が垂れ込めてきており、
  気力も湧かないので、頂上へ行くのをあきらめることにした。
 
 ・下りにかかると、登りでヒイヒイ言ったのがウソのように快調にずんずんと下れる。

15:10-20 滝口登山口
 ・結局登頂は果たせず、登山口に戻ってきた。
  残念ではあるが、足慣らしの登山だったと考えることにする。
  まだ登山シーズンではないせいか、今日は結局一人の登山者にも会うことがなかった。

  今日は阿寒湖の湖畔のキャンプ場泊まりなので、デポした荷物を背負い、
  車道を阿寒湖まで歩く。
  途中、自販機を発見!ジュースを飲んで、ようやくのどの渇きが少し癒えた。
16:20 阿寒湖キャンプ場着
 ・予想通り、ほかにテントはなく、一人きりの幕営である。
  近くの温泉(まりも湯)に行き、汗を流す。
  その後、ジュースを立て続けに1.5Lも飲んだ。よほどのどが渇いていたのだ。

 ・・・「春の北海道遠征(2)雨と吹雪の羅臼岳」へと続く・・・



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