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Yamareco

記録ID: 2278556
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

金ヶ崎駒ケ岳〜経塚山往復(ショートスキー使用)

2020年03月25日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:51
距離
17.0km
登り
1,140m
下り
1,133m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:38
休憩
0:13
合計
6:51
距離 17.0km 登り 1,140m 下り 1,139m
9:39
35
スタート地点
10:14
64
11:18
7
11:25
4
11:29
11:30
13
11:43
11:52
130
14:02
14:03
100
15:43
15:44
7
15:51
2
15:53
3
15:56
15:57
21
16:18
12
16:30
ゴール地点
天候 晴時々曇り、稜線は強風〜烈風
過去天気図(気象庁) 2020年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
牧場からうがい清水登山口までの林道は、前回3月13日に金ヶ崎駒ケ岳まで往復した時よりもだいぶ雪解けは進んでいる。
今回は奥のヘアピンカーブ手前辺りまでは、除雪のショベルカーが入った後が有ったが、一般の車はまだだいぶ手前までしか入れず、駐車スペースの関係も有るので、私は更に手前の路側帯が広くなっている所に駐車した。
ちょうど登山準備している時に、道路パトロールの車が上がって来て、除雪状況を確認していたので、もしかしたら近々うがい清水まで除雪が完了されるかも知れない。
コース状況/
危険箇所等
12日ぶりに牧場〜うがい清水のコースに来てみたが、雪解けはだいぶ進み、旧林道跡からうがい清水までのルートは、既に雪が消えて使えなくなっていた。
その為林道を忠実に辿ってアプローチしたが、駐車場所から200m位歩けばスキーが使えるようになり、登りでは1カ所だけスキーを着脱しただけでうがい清水まで登る事ができた。
入山時には、ちょうど2名の登山者がおりほぼ一緒に入山し、それとは別にまだ下部の尾根を登っている際に、上からスキーで滑り降りて来た登山者2名にも会った。
後者はおそらく1泊で経塚山まで往復した様で、金ヶ崎駒ケ岳山頂より先でも、部分的にトレースが残っていた。

さて金ヶ崎駒ケ岳までの通いなれた尾根筋は、例年より積雪が少ない物の、まだスキーでの登下降には支障は無く、途中の雪庇帯にもまだ余りクラックは入っていなかった。
積雪は24日朝方まで降った新雪が表面に乗っており、これがシールの裏にべっとりと付いて非常に重くなるので閉口し、何度も落としながら進んだ。
上部では下賽の河原を過ぎた辺りからどんどん風が強くなり、金駒頂上を過ぎるころにはかなり強烈になり、経塚山への最後の斜面の辺りでは、もはや暴風と言ってよいレベルまで激化した。

何とか頂上近くまでは、スキーを履いたままで登って行ったが、最後はどうしようもなくなりスキーを脱いでピッケルを使用しながら匍匐前進して、頂上まで到達できた。
下りもしばらくは匍匐後退してスキーデポまで戻り、そこからもしばらくはスキーは使えず徒歩で下降を続け、かなり下まで降りてからようやくスキーを使用する事ができた。
もっと早めに判断してスキーデポし、身軽な恰好で頂上往復した方が、行動時間を短縮できたと思う。

経塚山からの帰りも、強い風の中ほぼ忠実に行きのトレースを辿って戻り、金ヶ崎駒ケ岳まで登り返してシールを外してやっとホッとした。
下りでは新雪パウダーを期待していたが、残念ながら時間が遅くなったのでほとんどがモナカ雪に変わっており、ショートスキーでは引っ掛かるので、あまり滑降は楽しめなかった。
うがい清水登山口近くのブナ林緩斜面帯や林道上は、だいぶ雪消えしてきており、来週になるとスキーを何回か着脱しなければならなくなりそうだった。
その他周辺情報 一番近いのは駒子の湯で、入浴料は500円。

装備

備考 今回もショートスキー+万が一の時の為スノーシューズ、ピッケル、クトー、ウィペット2本と言う装備で臨んだ。
帰路で経塚山中腹からシールを外して滑降した後、再びシールを着けて金ヶ崎駒ケ岳まで登り返そうとした際、シールの貼り付け面が機能低下して着きが非常に悪くなっており、初めてスノーシューズ使用になるかとかなり焦ったが、何とかそうならずに切り抜ける事ができた。

感想

例年だと4月に入ってからこのコースには入っていたが、暖冬・少雪の現状を踏まえて半月前に行ってみた。
積雪の点では正解だったのだが、上部では予想外の凄い烈風に晒され、登頂は出来たがギリギリのレベルだった。
この様な時は、スキーを履いていては踏ん張ることができず、転滑落の危険性も高くなるので、もっと早めにスキーデポした方が身軽に安全に登下降でき、行動時間を短縮できたと思う。
平日の山行なのに4名も他の登山者に会い、やはり日が長くなると登山者も活動的になるのだなと改めて思った。
帰路はヨレていても金ヶ崎駒ケ岳から駐車場所まで45分で下っているので、やはりスキーの機動力は大したものだ。

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