大倉−塔ノ岳−丹沢山−蛭ヶ岳−姫次−焼山−西野々ピストン
- GPS
- 11:34
- 距離
- 47.3km
- 登り
- 4,227m
- 下り
- 4,211m
コースタイム
- 山行
- 10:48
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 11:31
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
焼山−西野々は大規模な崩落が複数箇所あり通行止。登山道は通行も高巻きも不可。オフトレイル急斜面やナビゲーションの経験が無ければ危険を伴う迂回が必要なため原則通行は勧めない。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
カメラ
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感想
久々の丹沢縦走。大倉からスタート。車があるので絶対に戻ってこなくてはならないので、控えめのペースで淡々と進む。相変わらず塔ノ岳登るまでの夜景は素晴らしい。塔ノ岳も意外とあっという間についた印象だったが、久々すぎて相当脚力が落ちているらしく、以前よりずっと遅い。まだ何時間も歩かなくてはならないと早くも飽き始める。これからの登山シーズンへ向けてのリハビリなのであまりネガティブにならないように注意してがんばる。鎖場や下りの木階段は特に慎重に。丹沢山、蛭ヶ岳と淡々と過ぎていく。蛭ヶ岳に着く頃にうっすらと空が白くなってくる。この瞬間もいつも幻想的で心が洗われる。蛭ヶ岳の下りで暗闇に光る目、フォルムはイタチかテン。しばらく見つめ合って話しかけた。蛭ヶ岳の急な下りを過ぎたら後は楽しい下り基調で楽しく進める区間。姫次、焼山とあっという間にたどり着いて、ここでベンチに腰掛けてやっと休憩。途中結構大きなカモシカが猛ダッシュで藪に消えていった。お腹が少し減ってきたので柿の種やおにぎりを食べる。お水も美味しい。ちゃんと西野々まで往復できずに途中で心折れて引き返すことも予測していたのでここまで疲れもなくあっという間に来れたことに安心する。あとでわかったことだけど、本来は青根分岐のところで通行止めのロープが張ってあったはずなのだけど、誰かが外したらしくここまで躊躇なく来てしまった。この先も崩落地があることは知り合いから聞いていたが、高巻きの踏み跡もあるので通過の難易度は高くないと聞いていたので、10分弱休憩してから特に何も考えずに先に進んだ。最初の九十九折を下った後に崩落地にたどり着く。登山道の面影も無いのでロストしたかと振り返るが、手前はしっかりした道なので戸惑いながらしばらく進んでみるも見通しが悪くこの先どこまで崩落が続くのかわからなかったのと、高巻きできそうなルートも見いだせなかったのでちょっと大分上だけど尾根まで上がることにする。下から見た感じではそこまで急登に見えなかったが、登ってみると意外に急で木を利用しないと登れない斜度だった。時間のことは気にせずに慎重に進んでようやく尾根についてほっとするも、そこから登山道へつながる尾根の下りも容易な斜度ではなかった。人も通らないここでしくじるとココヘリのお世話になってしまうので、慎重にルートを選んで30分くらいかけてようやく迂回先の登山道へ復帰する。一応西野々側から崩落地を確認しに焼山側へ戻ってみると別の崩落があって焼山側の崩落の状況は見通しが悪く確認できなかった。西野々側の崩落地は高巻きできそうなルートがあったけど、危ないと思ったので試さずにそのまま下山した。そこからはあっという間に登山口かと思いきや、焼山登山口と西野々側への分岐点のすぐ先に左にまがるポイントがあるのだが、標識がこちらからは見えない地面置きになっていたのと、直進する登山道が明瞭だったので気づかずにそのまま尾根を下ってしまう。途中から明らかに荒廃して曲がるポイントを見逃したことに気づいたが、そのまま降りれるところまで降りてみて、だめだったら戻るつもりで進んでいるとそのまま沢の出会いまでたどり着いて渡渉ポイントもあって無事車道に復帰できた。時間帯もあってか往路は誰にも会わなかった。焼山から先はちょっとナビゲーションもできて楽しかったが、オフトレイルの急斜面やナビゲーションの経験が無い場合は危険なので通過は絶対に避けるべきだと思い、復路ですれ違った人にはかならず挨拶して目的地を聞くようにした。セブンイレブンで普段は太りやすいので食べられないカップラーメンをこの時ばかりは解禁して美味しく食べた。逆にカップラーメン以外は食べる気にならない食欲状態だった。疲れていないつもりでも意外に疲れているようだ。追加でおにぎり1つと炭酸ジュースも飲み干して水を補給して、バスと電車を乗り継いで帰る誘惑を振り払って復路へ。もう十分な練習だったよという悪魔のささやきもなんとか無視。セブンイレブンにはバイクツーリングの客が沢山いた。外出自粛要請でもツーリングなら休憩時以外は接触にならないからコロナリスクの低い趣味なんだなーと思った。こちらからの縦走は初めて。復路は焼山までの登りが一番きついんだなと全体歩き終わってから感じた。帰りは既に安全なルートを知っているので淡々と迂回尾根通って焼山へ。そこから塔ノ岳までもきついのかと思ったけど、意外と下り基調も多くてあっという間だった。帰り道はハイカーさんとのすれ違いもそれなりにあって人と会えるだけでこんなに癒やされるのかと嬉しかった。ただこの後に及んでグループ登山しているのはちょっとなーと思った。若い男女で楽しみにしていたイベントなんだろうけど。。。と言いつつ自分もジョギングとは言え山に来ているから人のことは言えないが。ある程度想像できたけど塔ノ岳からの下りは地獄だった。すごく冷たい炭酸ジュースが飲みたいのに現金を忘れてしまったので、休憩することもできず、コーラが飲みたいというモチベーションだけで痛い足や腹筋をこらえてトイレも寄らずに駆け下りた。無事予定通りのコースを歩ききれて良かった。
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