峰谷川茂窪谷
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- GPS
- 06:15
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,564m
- 下り
- 1,382m
コースタイム
天候 | 晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
あまり踏み跡がないので、多少のルートファインディング能力は必要かと。 後述のとおり、ツメの傾斜がきつく、落石の危険性大。 |
写真
感想
1 序
峰谷川の茂窪谷に行ってきました。
隣の坊主谷は沢を始めたころに連れて行ってもらっていましたが、
この茂窪谷は「東京起点 沢登りルート120」の該当ページ(以下「遡行図」といいます。)では、
「遡行価値のない沢として見向きもされない沢」との記載すらあり、
その点に逆に興味を引かれたので行ってみた次第です。
2 峰谷バス停〜入渓点
台風が来るということはもちろん知っていましたが、
奥多摩の天気予報では15時ころまで晴れとなっていたので、
それまでには降りられるであろう、ということで行ってきました。
ただ、急いだ方がいいかということでやや早足で歩き、
くたびれてきたころ峰谷林道の終了点につきました。
namemaniaは歩くペースが人よりはやや速いので、
遡行図にある50分よりはだいぶ早く歩けたのではないかと思っていたのですが。
この時点でやめておけばよかったかも。
3 入渓点から1130m二俣まで
適度な大きさの滝が連続するので、
登攀が好きな人は楽しめるところです。
堰堤をいくつか越えると瀑滝帯がはじまります。
いろいろと理由があってテンションが上がらず、
たたでさえない体のキレがさらになく、
水も冷たいのではないかと思っていたことから、
ほとんどの滝は直登しませんでした。
左右の壁を登ったり、軽く巻いたりとやっていたためか、
早々にバテてしまいました。
後から思えば、突っ込んでいけばよかったかも。
4 1130m二俣から終了点まで
このあたりからは小滝ばかりになります。
namamenia程度でも直登できます。
ここで水がそれほど冷たくないことにようやく気がつきました orz
早いうちからきちんと確認しないといけません。
最初のうちはサクサク直登するのですが、
標高差で500m程度も続くとくたびれます。
水流があるうちはまだしも、水流がなくなり、
傾斜が急になると正直うんざりしてきます。
それに加えて、ヤスデと思しき虫が大量に。
害はないのでしょうが、気持ちのいいものではありません。
この人たちのせいで巻いたところも何カ所か。
取ったコースは、高丸山南方のトラバース道の桟道に詰めるコースでしたが、
桟道が見えてからがつらかったです。
傾斜に加えてホールドやスタンスに乏しく、加えてヤスデが。
ここが一番の核心部だったかも。
5 下山
トラバース道を経由して鷹ノ巣山避難小屋から奥集落に降りるルートを取りました。
ヘロヘロになったあとで下山路が緩やかなのには助かりました。
途中では晴れ間も見えたのでバス停までは持つかと思っていましたが、
奥集落についたあたりでついに降雨が。
近道は通らず車道を通行しました。
ログでは奥集落の途中でデータが途切れていますが、
バス停手前まで行ったところで釣り人と思しき人に拾ってもらえました。
トレイに1時間ほど立てこもろうかと思っていたところだったので、とても助かりました。
釣り人の方、どうもありがとうございます。
6 全般的な話
岩が結構もろいです。
良さそうなホールドがと思っても、掴むと割れたりします。
この沢に限りませんが、ホールドたり得るかをきちんと確認することが肝心かと思います。
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