大普賢岳ー和佐又ヒュッテより周回ー
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 09:14
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,384m
- 下り
- 1,371m
コースタイム
6:42 和佐又のコル
6:53 和佐又山
7:09 和佐又のコル
8:09 日本岳のコル
9:28 大普賢岳
11:29 七曜岳
11:36-57 昼食
13:15 無双洞
15:08 和佐又のコル
15:22 和佐又ヒュッテ
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
大普賢岳は鎖場や梯子があり、とても危険でハードなイメージで今日まで避けてきた。
しかし、ようやく「行く時が来た」ような気がして今回挑戦してみることにした。
ちょっと緊張気味の私が和佐又ヒュッテに着いたのは6時前。
だが、ここで違和感に気がつく。
まだまだ、歩くのは暑いだろうと思っていた私は
半袖のスポーツシャツを着て夏スタイルでここに来たのだ。
しかし、車の外に降りた私に容赦なく冷たい冬の風が吹きつけてきた。
周りを歩く登山者もニット帽を被り、冬のアウターを着てもう、すでに冬の装いだった。
いつも、念のために薄手のフリースはザックの中に入れてあるのでそれを着て歩くことに
幸いに私は寒さには強いので今日はこれで十分だった。
事前の情報ではここで小屋の人が現れて駐車料金を支払うのであるが、
まだ朝が早いのか誰も来そうにない雰囲気だったので私のほうから小屋に行ってみた。
しかし、宿泊の登山者ばかりで小屋の関係者は見当たらなかったので
「下山後に駐車料金は払います。大普賢岳まで周回して下山予定は2時ごろです」
と書置きを外から見えるように車のフロントガラスの下において歩き始めた。
とりあえず、足慣らしに和佐又山に行ってみることにした。
でも、いきなりにそこまでのルートがよくわからずに迷ってしまった。
今日の目標は大普賢岳なので和佐又山には執着せずに気を取り直して
大普賢に向けて歩き始める。
しばらくして和佐又のコルに着く。そこの道標には「和佐又山」への表示もあった。
そんなに時間はかからないだろうと思って行ってみることにした。
果たして10分程度で山頂へ。
ただし、残念なことに「和佐又山」の看板が
昨日からの雨と強風のせいか無残にも半分壊れて倒れていた。
手ごろな大きさの石を見つけて看板の釘を打ちなおし修理して元の位置に立て直す。
それで、ちょっといいことをした気になる。
振り返ると今日登る大普賢の山並みが見えた。
再び、和佐又のコルから日本岳へと目指す。やがて写真でも見たことのある
「日本岳のコル」の看板の場所に出た。
ここは稜線上で風の通り道になっているのか、ゴーゴーと大きな音を出して
雲が向こう側から流れてくる。冷たい風でとても寒かった。
小普賢岳に着いてから展望がよかったのでここでコーヒーを飲みながら小休止とする。
すると向こう側から単独の男性が歩いて来て、同じようにここで休まれる。
そしてその方としばしの談笑をする。
話をしているうちにここは小普賢岳のピークではないことが判明。
本当のピークはまだ、15分くらい登らないといけないらしい。
たまたま、先行していた男性3人組が降りて来られたので「どうでしたか?」
と聞くと看板だけで展望もなかったとの情報だったので今回はパスすることにした。
話し相手の単独の男性は昨晩は小笹の宿に泊まりここまで縦走して来たとのこと。
お元気な狭山市在住の72歳の方だった。
「また、どこかの山でお会いしましょう」と挨拶をして別れ、
それから一人大普賢を目指す。
大普賢のピークまで鎖場や梯子があるも自分のペースで慎重に登れば
そんなに問題はなかった。やがて今日の目標の大普賢岳へ。ここで時間は9時半。
まだ、昼食には時間が早く先も長いのでとりあえず、七曜岳まで頑張って歩いてみることにした。
辿り着いた七曜岳のピークは狭く、先客も4−5人おり食事するスペースもなかったので、
仕方なく手ごろな場所を求めてもう少し先へと歩いてみる。
途中で無双洞への分岐があり奥駈道の道標の所でそんなに誰も来そうにないので
そこに腰をおろし、そそくさと昼食をとる。
昼食後のここからの下山ルートが今日の一番の難所だった。
そこからは激下りで細かな木の根が所狭しと生えており
少しでも油断すると容赦なく足元が滑る。それに心もとない木の梯子が・・・
以前に木の橋を渡る途中で滑って転落しそうになったことがあり、
それ以来、私にとって木の上を歩くのはトラウマになっている。
傍から見ると滑稽なくらいにゆっくりゆっくり後ろ向きになって滑らないように
祈りながら木の梯子を降りる。ようやく地面に足が着いたときは全身に冷や汗が出ていた。
腕時計を眺めると随分とスローペースになってしまっていることに気がついた。
さらに途中で「和佐又ヒュッテまであと3時間」の標識をみてショックを受ける。
想像以上に時間がかかっている。
それ以降は黙々と歩きようやく和佐又ヒュッテに戻ったのが3時20分過ぎ。
まあ、大きな怪我なく戻って来られて今日はよかったとしよう。
それにしても、あの激下りはハードだった。
今度、このルートを歩くときには、もう少し早く歩けたらと思う。
大峰、一日違いでしたね。
前からの懸案の大普賢周回をされたのですね。
小普賢岳は一度だけ登ってみました。
降りる時にロストしそうになってGPSを見て
リカバリーしました。
近くにもう一つの小普賢岳があって紛らわしいです。
ちょうど伯母谷の覗きに行った昨年のことでした。
写真を拝見してると要所要所のポイントを
しっかりとおさえてらっしゃいますね。
水太覗きの写真を拝見すると、紅葉にはまだ少し早いようですね。
あと一〜二週間後ぐらいな感じですね。
大峰、一日違いでしたね。
前からの懸案の大普賢周回をされたのですね。
小普賢岳は一度だけ登ってみました。
降りる時にロストしそうになってGPSを見て
リカバリーしました。
近くにもう一つの小普賢岳があって紛らわしいです。
ちょうど伯母谷の覗きに行った昨年のことでした。
写真を拝見してると要所要所のポイントを
しっかりとおさえてらっしゃいますね。
水太覗きの写真を拝見すると、紅葉にはまだ少し早いようですね。
あと一〜二週間後ぐらいな感じですね。
無事のご帰還、ご苦労様でした。
大普賢岳周回ルートは距離こそ長くないですが、
七曜岳〜無双洞の激下りが難所ですよね。
他の方々がよく迷われる無双洞までの問題地点で、
ルート外しませんでしたか?
大峰もいよいよ、
寒くなってきましたか。
紅葉の季節が楽しみですね。
レコを拝見しながら、あ〜、大峰の紅葉楽しみ〜♪
って思ってました。
錦秋の大峰ももうすぐですね。
大普賢、お天気がよくて登山日和
眺望の素晴らしいこと!
私には行きがたい場所なので、レコで楽しませていただきました
ようやく大普賢に行ってまいりました。
お陰さまで思っていたより、鎖や梯子は怖くなく通過できましたよ。
今回もキバラーさんの以前に周回された記事を参考にさせていただきました。
それにしても和佐又ヒュッテまで3時間の看板を目にしたときはショックでした。
距離はたいしたことはないですが、アップダウンがあるので
想像以上に疲れるし、時間もかかってしまいますよね。
このコースの最大の難所は明らかに七曜岳からの激下りです。
そこさえなければ楽しかった記憶だけ残るのですが・・・
当日も昨晩からの雨で木が濡れていたので滑りやすかったのですが、
実際に雨なんて降ってたらそれはもう、かなりの難コースですね。
事前情報で「無双洞へは間違ってまっすぐ行ってしまうことが多い」と
聞いていたのでGPSで現在位置を確認しながら歩いていました。
それと、小普賢であった小笹の宿で泊まられた方が
晩はとても寒かったと言われていたので晩はしっかり防寒対策は必要でしょう。
それに、大峰は一般登山道でも歩いているとズボンの裾が泥だらけになるので
ゲイターを履いておいたほうが無難でしょうね。
そうですね。山の紅葉はこれからですね。
大普賢じゃなくても稲村あたりでも紅葉はきれいですよ。
秋は山を歩くのに暑くもなく、寒くもなく景色もきれいで一番いい季節だと思います。
雨が降ることも少ないし・・・
昨年は11月の末に吉野山での紅葉がよかったです。
タイミングが合えばまた行きたいと思っています。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する