【過去レコ】残雪の聖岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 2,509m
- 下り
- 2,495m
コースタイム
出発6:45−西沢渡8:00〜9:05―苔平13:40−西沢三角点15:55−薊畑16:35−聖平小屋17:45
5月14日
出発6:45−縦走路6:55−薊畑7:40−小聖岳南側鞍部8:50−小聖岳10:05〜10:40−水場上11:00−聖岳頂上12:25〜13:45−水場上14:25−小聖岳14:45〜15:05−聖沢下降点(小聖岳南側鞍部)15:35−聖平小屋16:35
5月15日
出発7:05−薊畑8:00−西沢三角点8:20―苔平9:40−西沢渡12:55〜13:45−便ヶ島ゴール14:30
(途中の休憩時間は不詳)
天候 | 3日間、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
写真説明に記載 |
写真
感想
南アルプス南部の聖岳は、その優雅な名前に惹かれて、前々から登りたい山の一つであった。しかし、なかなか実現しない内に、60歳台の後半になると、年を追う毎に体力の衰えを感じるようになった。
7年前の2013年に古稀を迎えた時点で、3000m級の山に登るには体力的に最後のチャンスと思われたので、その年の5月に一人で聖岳を目指した。
遠山川の便ヶ島から往復した。聖平の冬季小屋に泊まったが、2泊分の荷を担いで、薊畑まで標高差1300mを登るのはさすがに厳しかった。でも翌日、聖岳の頂を踏み、巨大な赤石岳を始めとして、南アルプス南部の眺望を堪能できた。
5月の連休後だったので、山中では誰にも会わず、3日間、この山域を独り占めできた。お陰で、麓の原生林、頂上直下の岩がガラガラした大斜面等々、山自体が持つ固有の雰囲気にどっぷり浸れた。
ただ、残雪が期待したより少なかったのは残念だ。特に小聖岳の南側鞍部から上は、ほとんど雪を踏むことは無かった。これは森林限界を超えているので、冬でも雪は吹き飛ばされ、この時期ではせいぜい雪田が残っている程度なのは仕方がないのだろう。しかし、それ以下の標高なら樹林の中に雪が残っていたので、それなりに残雪の山を楽しめた。
下山後、厚木の我が家まで一般道を約100km、新東名高速道を約180km運転して帰ったが、さすがに疲れた。このアプローチの長さ故に今まで二の足を踏んできた。でも、今回思い切って出かけ良かった。
北アルプスに比べて南アルプスの山は、一つ一つが大きい。まさにジャイアンツだ。今回はこれを実感し、充実した山行でした。
(2020年04月28日登録)
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