記録ID: 2335893
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無雪期ピークハント/縦走
東北
仙人山 姥杉コース〜山頂〜水沢鉱山跡へ周回
2020年05月07日(木) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:03
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 785m
- 下り
- 788m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレなどは無くて、ただ広場があるだけ。登山口近くには店も無い。 一番近い公衆トイレは、和賀仙人駅かその近くのチェーン脱着所の片隅にあるトイレだと思う。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今年は雪消えは例年より早く、姥杉までは全く雪が無いし、姥杉から尾根道に入っても700m付近まで全く雪を見る事は無かった。 そこから上部は徐々に残雪が出て来て、水沢鉱山跡へのコースの分岐付近から頂上までは、雪の上を歩く割合の方が多くなる。 姥杉から先の尾根道は、隣の羽山などと同様に、尾根上にひたすらまっすぐに切り開かれた道で急登が多い。 足場が悪い所にはトラロープが張ってあるが、ほとんど切れる寸前の状態の物も多いので、体重を掛けない方が良い。 頂上付近の残雪は良く締まっており、ツボ足でも踏み抜く事はほとんど無かった。 仙人山頂上は灌木に覆われているが、この時期は雪上なので遠くまで見通しが効いて気分が良い。 水沢鉱山跡へのルートは、利用者は少ないと思うが道はしっかりしている。 今日は分岐から分かれてすぐの所には残雪も有ったが、ピンクテープの目印も有り迷う様な事は無かった。 但し隣の羽山の中央コースの様に、急斜面のトラバースも有るので、雨天の後などはスリップには十分注意が必要な箇所も多い。 水沢鉱山跡までは、下りでは思ったより短時間で着いてしまう。 それぞれの場所に坑口跡や炭焼き窯跡などの看板が有り、間もなく発電所跡の所で、夏油高原スキー場から続いている林道に飛び出す。 林道を岩沢集落方面に歩いて行くと、劇場跡や小学校跡、慰霊碑や山神社などが林道沿いに次々と出て来て飽きさせない。桜も所々まだ咲いていた。 岩沢集落が近くなり、標高200m付近になると林道の通行止めゲートに着き、そこからは舗装道路になり真っ直ぐに国道107号線に出て、国道から最初の姥沢登山口まで戻った。 国道は交通量が多く、歩道も整備されて無いので、大型車が横を通過する際は十分気を付けねばならない。 複数人での登山で、車を2台用意できるなら、1台をあらかじめ林道ゲートに置いておけば、かなりの時間短縮と労力軽減が図れると思う。 登山中は誰にも会わなかったが、姥杉駐車場に戻ると車が1台(県内ナンバー)増えていた。 |
その他周辺情報 | 近くには温泉も無く(景勝園は2018年末に廃業)、食料を買える店も無い。 北上市内を出る前か横川目の町を通り過ぎる前に、買い物などは済ませた方が良い。 |
装備
備考 | 一応残雪のトラバースなども想定していたので、アイゼン・ピッケル、ワカン、ダブルストックと全て持って行ったが、ツボ足にダブルストックだけで十分だった。 この辺りはクマの生息密度が高い様で、数年に一度はクマ被害が出る事も有るので、クマ鈴をいつもよりも多めに付け、念のためクマスプレーも持参し、いつでも使える様にザックのサイドにホルスターごと付けて行動した。 |
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感想
この仙人山は、昨年の12月25日に来て以来で、いつも冬に来ていたのでこの時期に来たのは初めてだった。
予想通り残雪が少なかったので、予定通り往復はせず水沢鉱山跡を経由するルートを下り、ぐるっと周回してみた。
水沢鉱山跡へのコースは、予想外に良く整備されており、途中に残された遺物も興味深くて楽しいコースだった。
林道ゲートからの舗装道路歩きが長く、羽山〜羽黒山縦走の時とは違って交通量の多い国道も歩かなければならないのでストレスが多いが、きっと紅葉の季節も素晴らしいと思うので、ぜひまた秋に再訪してみたいと思った。
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