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記録ID: 2360444
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

早池峰山 悠久の道トンネルから剣ヶ峰を経て往復

2020年05月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:43
距離
15.6km
登り
971m
下り
975m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:13
休憩
0:31
合計
7:44
7:38
130
スタート地点
9:48
34
10:22
10:27
49
11:16
11:17
30
11:47
4
11:51
11:52
4
11:56
12:02
4
12:06
12:07
4
12:11
23
12:34
34
13:08
13:24
17
13:41
13:42
100
15:22
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2020年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
悠久の道トンネルから、国道106号方面に少し行った道脇に林道開通記念の石碑があり、その周辺に広い駐車スペースが有る。
コース状況/
危険箇所等
ルート全体を通して、登山道を示す道標は全く無く、基本的にテープで道の位置が示されているのを辿って歩く。
但し登山口からしばらくは、「木の博物館」見学用の歩き易い遊歩道が整備されている。遊歩道から先は、踏み跡以上登山道未満のレベルの道だ。
登山口には早池峰山登山道の標識は無いが、「かわい木の博物館」の大きな看板が有る。
遊歩道沿いの大きな木には、説明文が書かれた看板が掛かっているが、高桧山を過ぎて1177m標高点付近のイチイの大木の所で遊歩道が終わり、少し荒れた山道が始まる。
まず倒木の多い林の中をテープを頼りに進むが、溝状に掘れて流水が流れている所も多く歩き難い。
1200m付近からは残雪が出て来て、1400m位からはその量も増えて1451mピークを巻く辺りでは、登山道を見つけにくい状態だった。
その後は登山道と残雪を行ったり来たりしながら進み、1637mピーク(徳兵衛山)〜剣ヶ峰間では岩場の通過も有るが、基本的に稜線を外さない様に気を付けて行けば、あまり大きくルートを外す事は無かった。
剣ヶ峰から先は急に道が良くなり、初めて他の登山者にも会った。
小田越分岐から頂上までは例年通り雪田を歩くが、目印の竹竿も有るので迷う心配はない。
帰りは往路を忠実に下ったが、雪上では何回か踏み跡を見失い、ルートを間違えそうになった。
また最後に遊歩道に戻る手前の倒木帯で方向を間違えそうになったが、GPSの助けでリカバーできた。
その他周辺情報 登山口から一番近い横沢温泉は、4月10日から改修工事の為休業中との事だった。

装備

備考 残雪が多いと予想して、アイゼンとワカンも持って行ったが、全く使わなかった。
ダブルストックは極めて有効。
GPSは、いつも通りスマホアプリのジオグラフィカを使用。
林の中でも動作に問題無く、事前にルートを登録しておきそれを「ロックオン」機能を使って辿れば、ルートを外れた際にすぐに警告してくれるので、ルートミスを防いでくれる。

感想

以前から行ってみたかったルートだが、我が家から見ると完全に「裏側」のルートであり、アプローチに時間もかかる事からなかなか機会を持てなかった。
昨年も計画したのだが運悪く山開きの日と重なってしまい、交通規制で小田越を通れないので断念し、鶏頭山からの縦走に切り替えた事も有った。
このルート早池峰東尾根?は少し荒れている所があり、ヤブがうるさい所も有るが、鶏頭山からの早池峰西尾根?に比べると起伏が少なくて、日帰りでの往復もさほどキツくは無い。
静かで良いルートなので、また秋の紅葉シーズンに来てみたいと思った。

ところで今日は久し振りに多くの登山者に山頂部で会ったのだが、みんなコロナ以前と全く同じように行動していた。
仲間と来ている場合は列を組んでぴったりと歩き楽しくおしゃべりし、他の登山者に会えばマスクをしてない状態で正面から元気に挨拶し、それを受けて親切に山やルートの説明をする人も居て、山頂では向かい合わせや車座になって座り、楽しくおしゃべりしながら食事する。
以前なら全く当たり前の光景だけど、コロナ後にワクチンがまだ開発されて無い中で登山を再開・継続していくためには、もっと感染に気を付けて行動した方が良い。
昨日会った人たちも、たぶんスーパーで買い物する時などはマスクをして手を消毒して…と当たり前にやっていると思うのだが、山中ではマスク無しで一時的に非常に「密な」状態になっている事に怖さを感じないのだろうか?
ずっとマスクを着けたままで登山するのは、とても苦しくて現実的では無いかも知れないが、対面から他の登山者に話しかけたり、息が荒い状態で狭い場所ですれ違ったりするのは、ウイルスを吸い込む可能性が非常に高い行為になるし、同じパーティーの仲間同士でも、向かい合って食事をするのは止めた方が良いだろう。
山自体は常に風も吹いているし、密閉された室内とは違いウイルスの危険を感じる事が無いのだろうが、人気のある山に土日に人が集中する事によって、簡単に密な状態が発生しクラスターになりうる事は忘れてはならないだろう。
先週主要な山岳4団体が出したコロナ後の登山再開にあたっての指針にも、様々な準備・対策が書かれている。
下界に有っても100%完璧に対策する事など無理だと思うが、ワクチンが開発されるまでの間も何とか登山を続けていくためにも、各自でできる事は多少面倒であっても努力して行い、これまでとは違った新しいやり方で感染を防ぎ、登山を楽しんでいきたいと思った。

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