両神山(坂本〜八丁尾根〜清滝小屋泊〜日向大谷)
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- GPS
- 07:56
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,709m
- 下り
- 1,565m
コースタイム
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 6:14
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:日向大谷7:30発〜三峰口8:50着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
坂本〜八丁峠 全体的にピンクテープが多く注意深く見れば道迷いの可能性は低い。崩落と徒渉ポイントはほぼセットなので判断に迷ったら立ち止まってテープを探せば視界内に必ず有る。大岩を過ぎて沢から離れ九十九折の急登に差し掛かるあたりが道迷い的には一番の難所。何か所かの渡渉と崩落部のトラバースはスリップ・滑落注意。 八丁尾根 言うまでもなくルートのほぼ全てが危険箇所。西岳〜東岳間が鎖場の質量共にハイライト。ただし3〜4か所を除けば鎖は無いなら無いでも通過できる程度なので、集中を切らさなければ大丈夫。 両神山剣ヶ峰〜日向大谷 全行程整備が行き届いており問題無し。白藤の滝への脇道と七滝沢ルートは昨年の台風19号での崩落により通行禁止になっている。 |
その他周辺情報 | 西武秩父 祭の湯:現在宿泊営業休止中 秩父鉄道:コロナにより特別ダイヤで運行中 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
テント
テントマット
シェラフ
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感想
緊急事態宣言は明けたものの県外への移動は自粛要請中。
そこで選んだのがオラが県の名峰両神山。
そしてせっかく両神山に登るなら八丁尾根は絶対に通りたい。
色々調べるとバスで行ける坂本からのルートが破線とは言え十分通れそう。
と言う感じで今回のルートを選んだ。
始バスに乗れれば日帰り可能なコースタイムだが、我が家からだと乗れない。
そこでアルプスに行く練習も兼ねて1700m近い累積標高差と鎖場の連続を重いテント泊装備で行く、1泊の行程を組んだ。
本格的に破線ルートを行くのは今回が初めてなので十分予習をして挑んだ。
とは言っても基本的に沢沿いを登って行けば良いので余り心配はしていなかったが、予想以上に目印が豊富で良い意味で裏切られた。
復路の日向大谷へのルートも沢沿いではあるが、こちらの方が沢の直ぐ側を行くためより景色が良く、もう少し整備すれば八丁尾根の鎖場と合わせて人気コースになると思うのだが。
昔はこちらがメインコースだったらしいが、納得の気持ちのいいトレイル。
八丁尾根の鎖場は期待通り楽しい。
自粛期間の2か月のブランクからか八丁峠に着いた時点で多少足に来てしまっていたが、3点確保を意識して丁寧に登った。
最も緊張したのはナイフリッジ。
細かいアップダウンも想像以上に負担となったが、それ以上に鎖場が楽しく気持ち良く登れた。
山頂の展望は北から北東が木に邪魔されている以外は大展望。
ただこの日は奥多摩方面に雷雨予報も有り、結果的には両神はもってくれたが雲が多く霞んでもいて多少残念ではあった。
清滝小屋は畳敷き(修正:板の間に畳表敷きだったかも)の30畳程度の部屋に布団と毛布があり快適そうだった。
自分はテントを張ったがテン場は比較的平らで張りやすい。
ただし無人小屋で人の気配が薄い為か動物が結構出没しているらしく、鹿フンが多い。
夜中にはテントの外をうろついている気配が有ったし、森からの動物や鳥の鳴き声がうるさい事も。
水場は飲用禁止とされているが湧き水だし皆あの水で炊事をしているので自己責任で。
弘法之井戸まで汲みに行こうと思うとかなりの負担になる。
良い小屋なのだが日帰りで行ける山である事と、日の出を見るために泊まるには山頂まで遠すぎる、非常に惜しい小屋。
下山は整備されたトレイルを下っただけなので特筆すべき事は無い。
土曜日だったので登ってくる登山者が多く、数えるのも途中で止めてしまった程の人数とすれ違った。
アクセスが悪く敬遠していた両神山だが、行ってみると思っていた程不便とは感じなかった。
多くの人は車で日向大谷にアクセスしピストンすると思うが、坂本からのコースはとても綺麗で楽しいのでぜひおススメしたい。
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