長峰山(天狗塚)、徳川道、南ドントリッジ、喫茶はなれ家、大師道(阪急六甲→花隈)【六甲、摩耶】
- GPS
- 05:54
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 989m
- 下り
- 1,024m
コースタイム
阪急六甲 11:08 − 叔母野山登山口 11:46 − 鉄塔下で休憩 12:04/09 − 長峰山 12:35/44 − 自然の家分岐 13:00
− 杣谷峠 13:08/37 − 穂高湖 13:41/周回/57 − 徳川道分岐 14:00 − シェール道合流(桜谷出合) 14:18
− 黄蓮谷分岐 14:32 − 山田道分岐 14:41 − 森林植物園東口分岐 14:44 − 北ドーントリッジ分岐 14:45
− 分水嶺越林道・北道分岐 15:11 − 分水嶺越林道・南道分岐 15:16 − 南道から再度公園方面が分岐 15:20/28
− 再度山ドライブウェー 15:40 − 修法ヶ原池15:44~46 − 六甲全山縦走路に合流 15:50 − 大竜寺下の分岐 15:55
− 喫茶「はなれ家」 15:59/16:11 − 猩々池 16:16 − 燈籠茶屋 16:30 − 諏訪山展望台への分岐 16:45
− 諏訪山神社 16:53 − 神社鳥居 16:56 − 花隈駅 17:06
●行動時間 5:58
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
(家) =<車、電車>= (阪急六甲駅) – 長峰山(天狗塚)、徳川道、ドントリッジ、大師道 - (花隈駅) =<電車、車>= (家) ●登山口へのアクセス ○叔母野山登山口) ・阪急六甲から山側に進むと、「六甲登山口」交差点で東西方向の主要道である通称“国体道路”に出る。これを西へと進み、ファミリーマートを左手に見る角で山側へ。道なりに進むと「向橋」で六甲川を渡る。橋から道なり直進方向眼前の登りを進み、次に現れるやや複雑な形状の五差路で右斜め前方の急な登り坂へと進む。これを終点まで登り続けると、叔母野山登山口 ・六甲中学・高校への案内を目安に使えば、最後の急坂にはたどり着けるはずである ○諏訪山神社登山口、燈籠茶屋口) ・JR「元町駅」西側から、あるいは神戸市営地下鉄「県庁前」から山手に進み山本通に届けばやや西側に諏訪山神社の鳥居が見える ・神戸市バス7系統「諏訪山公園下」で下車すれば、やや東に諏訪山神社の鳥居が見える。なお、神戸市バス7系統は三宮、元町、神戸、新開地といった主要駅から乗車可能な路線 ・鳥居から始まる急坂を登り、境内の本殿前まで進み、左手に続く道が大師道の入口 ・なお、同バス停の西側、“神戸山手女子中高”の案内に従い山側に入っていくと、終点は「燈籠茶屋」。ここからも大師道に進むことができる |
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース状況 ・阪急六甲駅から叔母野山登山口までは、特に案内標識はない。しかし、街中であるし、六甲高校などの別物ではあっても確実にそこへ誘導してくれる標示はあるので、それらを有効に使えばよい ・その先のハイキングコースについては、杣谷峠までは紛れはまずない。長峰山付近には幾つかのサブルートはあるものの、メインルートからそれらを認識できなかったくらいであるから、間違って進むことはまずないであろう ・徳川道は、かつての江戸時代の街道のままの部分も多く、結構幅広。この辺りから森林植物園にかけては標示が多く、分岐ごとの行き先や道名称もしっかりと付されている ・通称北ドントリッジ(実際は本当の北ドントリッジのとなりの道)は途中分岐がないので、紛れは少ない ・南ドントリッジ途中から再度公園に降りていった道は森林管理道であるようだが、標識はしっかりしていた ・大師道は、大竜寺から燈籠茶屋までの間には街灯も取り付けられており、あたかもハイキングコースではないように見える。それほどに整備されているので、迷う心配はないと思う ●買う、食べる ・駅付近からのスタート、街中に密接であるので、コンビニ、飲食に不自由はないであろう ●日帰り温泉 ・諏訪山からバスで神戸駅方面、「平野」に行けば「湊山温泉」、阪急六甲付近では、「おとめ塚温泉」など、いわゆる銭湯系温泉は、街中だけに多数ある ・ほかにも、「すずらんの湯」など多数のランド系日帰り温泉あり |
写真
感想
海外出張などで身動きできなかったため、貴重な9月10月を殆ど山なしで過ごしてしまった。季節は既に紅葉間近。これからは紅葉目的で場所選びか。
その前に、今回はブランク後の試運転のつもりで、ずいぶん久しぶりに杣谷を目指す。ただし長峰山は初めて。快晴の中を出発。
阪急六甲駅から黙々と六甲登山口を目指し、更に「向橋」へ。一応、地元範疇なので、まどろこしい街路も淡々と選択していく。途中で携帯が鳴り、タイムロス。そののち叔母野山への急坂を黙々と登る。居住者と次々とすれ違う。この辺りに住んでいる人は、帰りにこのような急坂を登ってくるのであろうか。途中で「神戸八景」の碑を発見。昭和7年の神戸又新日報の選定のようだが、詳細は不明。
一度も切れない急坂を登り続け、車止めが二度もある先に平坦路。その先に登山口。中途半端なイノシシ除けから登山道になる。登山道になると再び急勾配での登り続け。記憶に違いなければ。お隣にある杣谷道も急坂だったような覚えがある。確かに、JRの電車から長峰山を望むと、壁のように聳えている。その壁を登っているのだから、急なのも仕方がない。
やがて、尾根筋のような地形に登り詰め、右側に丁字ヶ辻付近の家々が見えると尾根。何度もピークを過ごし、ようやく長峰山。
山頂は大きな岩塊となっており、岩の上からの眺めは全方位である。遠くは大阪湾や神戸中心部の街並み、近くは摩耶山方面や山上部、六甲山ホテル方面など、ぐるりと見渡すことができる。
ちょうど昼時でもあり、わずか2、3パーティでいっぱいになる山頂での昼を諦め、杣谷方面を目指す。自然の家分岐が現れるまで何度もピーク状の地形を過ごす。確かに長い峰だ。到着した自然の家分岐では、本日のコースプランAとプランBの分岐点でもあるため、ちょっと逡巡する。結局プランB、大師道を選択し、おとなしく杣谷峠へ。
杣谷峠に南側から現れるのはおよそ17年ぶりであろうか。それでも姿には覚えがある。
ここでも人の集中するであろう穂高湖を避け、杣谷峠で昼ご飯。
少し休んで、穂高湖へ。反時計回りに一周して、堰堤下を過ぎ、徳川道との合流点へ。今日はここを下る。かつて新神戸から北上し森林植物園へと進んだ際の道との合流点まで行き、そこからドーントリッジへと進むようにしたい。
徳川道は、江戸末期に急遽整備された代替街道であり、杣谷道もそうである。徳川道を歩いてみると、確かに街道のようにしっかりと整備された部分もあるが、ふつうの山道のような嶮しい部分もある。と思っていたら、徳川道の石積みの案内標示。なるほど、部分的には旧道を外れているようだ。一方、土に帰ろうとしている旧道は、その幅や土工も草木が生えこそしているが堂々としている。
途中のわかりやすい分岐標識を何度も過ぎ、最後に徳川道からこちらが外れ、森林植物園東口分岐。流れを渡り、北ドーントリッジ入口から同道へ。
薄暗い木立の中、山の中腹を地山のうねりに合わせて進むドーントリッジは、あまり急坂なく進むが、やがて峠状の地形を越え、林道へと降り立つ。林道をわずか西に進むと今度は南ドーントリッジへの分岐。こちらは急坂で始まる。登り切ると、高雄山への尾根道と、再度公園への下降路の分岐。再度公園への道は登山マップにはないのだが、時間を考え、進んでみることに。アップダウンはあるがおおむね直線的に公園に向かう。やがてドライブウェイに飛び出し、これを渡ると再度公園。
公園内を修法ヶ原方面を意識して進むと、あっさりと修法ヶ原池へ。池の東岸を南下し、そのまま案内に従い全山縦走路を目指す。わずかな山歩きで全山縦走路へ。久々の縦走路を少し下ると大竜寺下の分岐。ここから大師道に入る。大師道をわずかに進むと「鯰学舎」と「はなれ家」。
喫茶「はなれ家」が、まだ開いていたので、一服。しかし時間も時間なので一息ついたところで出発。
早々に猩々池が現れ、更に大師道を下る。ここからは、人道ながらハイキング道ではないような趣。街灯もついている。
やがて燈籠茶屋。ここには自動車も入ってきている。しかしこちらは人道を進む。左岸は人道、右岸は車道。しばらくすると、人道の足下に車道。そうやって進むうちに、見晴らしのいい箇所を二度ほど。神戸中心部が眼下に広がる。眺めていると、外国人女性が登ってきた。日本語が流ちょうで、これまでに北海道や東北の山にも登山しているようだ。
彼女と程なく別れ、淡々と進むと諏訪山神社。ここからは一気に花隈へ。駅ではちょうど電車が入ってきた。
殆ど無駄のない行程であった。
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