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記録ID: 2383186
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

須川岳 須川高原温泉〜秣岳〜須川岳〜東栗駒分岐〜産沼コース周回

2020年06月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:09
距離
13.5km
登り
794m
下り
774m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:57
休憩
0:09
合計
5:06
距離 13.5km 登り 794m 下り 792m
7:46
19
8:05
14
8:19
8:20
64
9:24
9:26
64
10:30
10:31
10
10:41
7
10:48
10:49
14
11:03
11:04
4
11:18
19
11:37
11
11:48
23
12:11
12:12
13
12:25
12:26
5
12:31
20
12:51
1
12:52
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2020年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
須川高原温泉前に、大駐車場と公衆トイレ有り。
秣岳登山口周辺には、駐車場や駐車スペースは無いが、路肩に寄せて停めれば10台くらいは停められると思う。
コース状況/
危険箇所等
須川温泉から秣岳登山口までは、車に気を付けながら車道を歩く。
車道には、山菜取りの人たちの路肩駐車多数。
登山道に入っても、山菜(ススタケ?)取りの人たちが多く、時折ヤブの中からゴソゴソ出て来て、クマか?とびっくりさせられる。
登山道は特に問題無く、残雪もほとんど無いし、須川岳頂上近くまでは人も少なく空いていた。
3日前の水曜日にいわかがみ平から周回した時にも思ったが、特に今の時期は宮城側からの登山者が圧倒的に多く、頂上近くなるとそれまでの静かな登山道が打って変わってとても賑やかだった。
頂上から東栗駒コース分岐まではまだ登山者が多かったが、その先は笊森避難小屋への分岐を経て産沼まで、全く人に会わなかった。
この区間は、東栗駒分岐を出てすぐに残雪が現れて、登山道はまだ大半が雪の下なので、沢沿いに雪堤になった残雪の上を歩く。
一カ所雪堤が途切れて、下に見える登山道に降りる個所が、急峻な草付きに降りなければならず苦労したが、アイゼン・ピッケル等は使用しなかった。
笊森避難小屋分岐付近も、沢の中では夏道は登山道に覆われており、夏道の入口をGPSで確認した。
その後はあまり問題無く進み、産沼はまだ残雪の下だったが、登山道は思った程ぬかるんだ場所やヤブがうるさい所もなく、快適に歩けた。
産沼分岐からはまた他の登山者に会うようになったが、10名ほどだけで宮城側コースの喧騒とは全く違っていた。
2箇所の沢の渡渉も、水量はほどほどで問題無く、木道に出る頃には温泉からのハイカーも増えて来て、最後は観光客と一緒に源泉部を見学しながら駐車場に戻った。
その他周辺情報 須川高原温泉は入浴料700円。内湯も外の大露天風呂も同料金の様だった。
内湯にあるコインロッカーは、リターン式では無かった。
内湯にも露天風呂が付いている。

装備

備考 ピッケル・アイゼンを持参したが使用しなかった。

感想

3日前に登ったこの山を、今度は岩手側から登ってみたが、登山者の数の違いに驚いた。
須川高原温泉の駐車場には車が多数あったが、山に入った人は9割くらいは山菜取りが目的だった様だ。
自分はそのつもりが無かったが、秣岳近くになるとまだ取り残されたタケノコが結構あり、ついつい取り出すとそれに集中してしまい、ずいぶんゆっくりした行動になってしまった。
山頂周辺は好天の元多くの人で賑わっており、マスクやバフなど着けている人は他に1人見かけただけ。
集団で固まって休憩し、歩く時も密着した状態、果てはゼイゼイ歩きながら行きかう人に大声で挨拶の声を掛ける人までいて、自分は写真1枚だけ撮って駆け足で下りその場を退散した。
基本的には、体調に問題無い健康な人しか来ていないとは思うが、もしあの中に1人でも感染者(症状が全く無い人)が混ざっていたら、50人以上の大集団クラスターが発生する可能性がかなり高いと思う。
スーパーや公共交通機関では、しっかりマスク等で感染対策をしている人たちが、山では密集し荒い呼吸などで飛沫感染する可能性が高い場所(山頂等)で、長時間無防備に過ごしているのはおかしな事だと思う。
人々の意識を変えるのは容易な事ではないし時間もかかるので、当面は一番簡単にでき効果もある対策は、人気のある山の人気ルートは避けるとともに、特に土日や休日などには絶対に行かないと言う事なのかも知れない。

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