霧氷の金峰山
- GPS
- 06:18
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 674m
- 下り
- 677m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大弛峠に無料の駐車場(駐車スペース)あり。舗装されている部分は十数台分くらいしかない。止められない場合は林道のわきに寄せて駐車する事となる。 ※平日の8時一寸過ぎだったが舗装された部分は一台分しか空いてなかった。狭かったのであえて林道の脇に駐車した。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 ・登山口すぐの所にポスト(黄色)あり。 【コース状況】 ・登山道は若干荒れている所もあるが概ね問題なし。ただし、雨が降った後や今回のように落ちた霜が解けると地面がもの凄くぬかるむので歩きにくくなる。 ・途中の岩場やガレ場も気を付ければ特に問題ない。 【林道通行規制情報】 ・現在林道の改修工事を行っており一部林道の通行止めがあるので気を付けましょう。山梨県 県営林道通行規制情報は以下のURLへ http://www.pref.yamanashi.jp/rindoujyouhou/kisei.php?id=61 |
写真
感想
25日から4連休にしてしまい、どこか行ってきても良いか上さんに確認したところ「最初の二日間くらいなら…」と言ってくれたので一人で出かけてみました。
仕事を終え家へ帰ってから行く山を決めたり道具の準備をしたため出発が24:30…
この強行が後を引き、まったくダラダラ休みになってしまいました。
予定では一日目に金峰あたりを歩いて二日目に八ヶ岳へ…等と考えていましたが遅くの出発。自分にはへんてこなポリシーがあり一人で出かけるときは交通費を安く抑えるためなるべく高速を使わないという決まりが…
このせいで登山口についたのは8時一寸過ぎ、そのうえ睡眠時間1時間。既にヘロヘロであった。
それでも頑張って身支度をして出発準備を進める。車の外へ出て見るととても空気が冷たい一気に目が覚める。(なんだか力が湧いてきた気分になる。)
あたりを見渡すと霧氷により木々が真白である。
天気予報では朝から良い天気になると言っていたが雨が降ってきても良いくらいの空模様である。その上、濃いめの霧が立ち込めている。
しかしこの御蔭で気温も上がらず霧氷となっているのであろう。見事である。
さすがに平日のため出発時でも見える範囲にしか車は止まってない。少し遅くなったが自分も静かに出発する。
意外と森林限界が高いため長い間樹林帯を歩くこととなるが今回はいつもと違う景色なので飽きない。写真を撮りまくる。
いつもだと大勢の人に抜かれていくのに今日は遅い出発のうえ人も少ないのであまり抜かれない。←それでも抜かれている。^^;
やっぱり寝不足のせいか辺りを見回す力もない。(いつもなら景色をたっぷり楽しみながら歩くのだが…) このままだと挫けそうなので何も考えず歩けるようにペースメーカーを探す。
岩場で写真を撮っているふりをして良さそうな人を探していると… 見つけました。初老の男性二人組。
ゆっくりした動作で安定した歩きをしてくれそう…
ごめんなさいm(__)m 「一緒に引っ張っていってください。」と心でお願いする。
想像していた通りの歩きで歩きに無駄がない。ゆっくりだが全く休まず歩き続けてくれる。いつの間にか先ほど我々を抜いて行ったグループに追いつき追い抜いた。
流石、年配者の歩きは違う。
こうやって引っ張っていってもらい稜線上へ出る。ここで小父様方とはぐれることとする。
この後、頂上で写真を撮りそのまま金峰小屋まで行ってみることにした。頂上からは15分くらいで着く。(ゆっくり目に歩いたら20分くらいかな。)
小屋に到着し、山バッジを購入(¥500-)。中では休憩している人もいた。(休憩は¥200-と書いてあった。)トイレは¥100-で利用できる。清掃も行き届いているらしく匂いが全くなかった。
小屋を後にし、山頂方面にまた歩き出す。山頂と五丈岩の分岐点で五丈岩方面に進路を変える。すぐに見覚えのある岩山とそれに登っている人たちが見えてくる。
自分も岩山の前で写真を撮る。金峰山は30年近くぶりに登る。何回も登った山なのに歩いてきた景色には何も見覚えがなかった。しかし、この岩山岳はやっぱり覚えている。この天辺でいつの間にか一時間ほど昼寝をしたことを…今思えば他の人たちには邪魔だっただろうなと。(笑)
今回は一人だったので写真を撮ってくれる人もいないので岩山の前で写真をとってお終いとする。
実はこの時点でもの凄く頭が痛く、早く車に戻って休みたい気持ちでいっぱいだった。やっぱり寝不足が原因であろう。
車に戻るため稜線上から下る登山道へ向かっていると見覚えのある姿。登ってくるときに後ろにこっそりと着いて行った初老の男性二人。この人たちも丁度同じころに下山しようとしていた。
何も考えたくない自分としてはまたこっそり後ろに着かせてもらおうと…
しっかり後を着けさせてもらい登山口そばまで… 本当にありがとうございました。
この後、駐車場で仮眠をし体調を整えてから帰路に…それでも具合が悪く帰りは高速を使いSAで何時間も休みながら家へと帰りました。
下山してから家に着くまで何と13時間もかかった。これなら家でしっかり休んでから出発すれば良かった。なんだかとても辛い山行になってしまった。反省…
いいねした人