苗場山 祓川コース ピストン 山頂はもう冬
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,205m
- 下り
- 1,205m
コースタイム
10:30 和田小屋
11:30 下ノ芝
12:10 中ノ芝
〜休憩30分〜
13:00 上ノ芝
13:10 小松原分岐
13:30 神楽ヶ峰
13:50 雷清水
14:00 お花畑
14:40 苗場山山頂
15:55 神楽ヶ峰
16:10 小松原分岐
16:15 上ノ芝
16:30 中ノ芝
17:30 下ノ芝
18:20 和田小屋
19:00 かぐらスキー場第2リフト町営駐車場
天候 | 晴れ後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
トイレ 駐車場脇にトイレあり 現在、山小屋は冬期休業中のため、ここ以外にトイレはありませんでした。 登山ポスト 和田小屋とレストランの間に、熊の看板と一緒に設置されています。 コース状況 雪が溶けたせいなのか、雨のせいなのか定かではありませんでしたが、全体的に、岩は濡れている上に 水たまりだらけで、非常に歩きにくいです。そのため、下りにはかなり注意を要するため、帰りの時間にはコースタイム+2時間はみておいた方が良いかと思います。 17時にはすでに暗闇です。早めの下山か、ヘッドライトは必ず携行しましょう。 |
写真
感想
紅葉が見たくて、見頃な場所はどこだろうと探してみると
どうやら新潟方面がだいぶ色付いているということなので
折角だから、百名山に行ってみようと思い、苗場山に行くことに。
前日、仕事でかなり遅くなったため、出発も遅くなってしまい
到着したのは10時。
しかし、天気も良かったのでなんとかなるかと思ったのですが…
かぐらスキー場第2リフト乗り場の脇に町営駐車場から出発。
快晴の中、苗場山を目指します。
しかし、和田小屋あたりまで来ると、天気は一転。群馬方面から
みるみるうちに雲が押し寄せてきて、あっという間に曇り空に。
ゲレンデ脇から登山道に入り、下の芝あたりまで来るころには
すでに周りは真っ白に。何も見えません。
しかも、地面はぬかるみ、岩は滑って思うように進むことが出来ません。
やっとの思いで中の芝に到着。ちょうど昼くらいだったので
昼食にするも、寒くてのんびりできません。
フリースとダウンジャケットを持って行って良かった。
この時点で、引き返すか、登るか検討しましたが
とりあえず、神楽ヶ峰まで行ってみようと思い。登山再開。
相変わらず、天気は回復する気配がありません。
30分くらい登ると、神楽ヶ峰に到着。
団体客が記念撮影をしていました。その団体客はそこで引き返すようでした。
僕たちも、引き返すか迷いましたが、たまに見せる太陽の姿に
僅かな期待をし、苗場山まで行くことにしました。
しかし、天気はさらにひどくなり、霧雨が降ったりやんだり、風は強さを増し
非常に気温も下がってきました。
神楽ヶ峰から苗場山までは1時間くらい。
途中の急登には、雪があり、今まで以上に歩きにくくなってきます。
やっとの思いで、苗場山山頂に到着。
池塘が点在する広大な山頂は、天気が良ければ素晴らしい景色なのでしょうが、
今回は、ガスで何も見えません。
気温もだいぶ下がってきたので、山頂には5分程度しか滞在できませんでした。
帰り道は、同じルートを折り返します。
下りは、登りよりも足元に注意を払わなければならなくなり、
コースタイムは登りとほぼ同タイム。
さらに、妻の膝が痛み出したために
予定よりもだいぶ時間がかかりました。
下の芝に着いたのが17:30 あたりはすでに真っ暗です。
ヘッドライトを装着して慎重かつ迅速に下山。
途中、獣のにおいがするところがあり、かなり緊張しました。
さらに、風は容赦なく吹き付けてきます。
地面は水たまりとすべる岩、堆積した落ち葉で何度も転びそうになりました。
下の芝から40分。
やっと和田小屋に到着。
もちろん誰もいません。照明もありません。
和田小屋の非常灯がやけに気味悪く見えました。
和田小屋からは舗装路を通り、駐車場に戻りました。
駐車場に到着したのが19:00
帰りは街道の湯という日帰り入浴施設で温まり、帰路につきました。
今回は反省すべき点がたくさんありました。
●出発時間が大幅に遅れたにもかかわらず、予定通りの山行を遂行したことにより
予定以上に下山が遅くなってしまったこと
●下調べが不十分であったこと
●妻の膝サポーター等を出発前に確認しなかったこと
これからますます日が短くなり、気温も下がりますから
全てにおいて、早目の判断と行動が必要になってきます。
自分と共に登山をする者とのコンディション、スキルを考え
て行動するよう心がけ、余裕のある山行をするように努めていこうと思いました。
山の怖さを少し体感した山行となりましたが、良い経験でした。
来週は、もう少しゆったりと紅葉を見に行きたいと思います。
寝ぼけていたのか、長ズボンをはいたら、サポータータイツをはきわすれ、さらに巻くタイプのサポーターもわすれ、下山でもうそれは大変な事に。
寒さと暗闇の恐怖と、膝の痛み、熊が居たらという何とも言えないストレスが後半を占めておりました(ノД`)
これでポールも無かったら、、もちろん途中退散してました。
サポーターは、車の中にぼーんと置いてありました。。。泣
muchoさん、totasさん、こんばんは〜。
寒いうえに天候が崩れて大変でしたね
お疲れ様でした。
麓の紅葉が見事ですね〜
鮮やかな色のつき方、寒い地域はやはり違いますね。
奥多摩方面の紅葉はまだまだ…といった感じでした。
それにしても、苗場山は
もう雪が降っているんですね
今年行きたいなぁ〜とか思っていましたが、
行くのは来年にした方が良さそうですね。
山に途中まで登ったのに撤退を決断する
というのはなかなか難しいですよね…。
『折角ここまで来たのに…』と思ってしまうと
とても残念ですし悔しい…。
『あともう少しだけ…』と進んでしまいますよね。
なにはともあれ熊にも遭遇することなく
無事に下山されたようで良かったです。
あ…totasさんの膝は大丈夫ですかー?
登山の時に忘れ物すると激しく後悔ですね…。
過去色々と物を忘れた事があり、
その度に激しくガッカリ…。
お互い忘れ物には気をつけたいですね
usagreatさんこんにちは。
お世話になっております。
晴れの予報を信じて出かけてみたものの、山の天気は
侮れませんね。素晴らしい景色に出会えるのは奇跡的
な事なんだということを、改めて実感しました。
しかも、日本海側はすでに冬ですね。秋を感じるのは
麓だけです。
苗場山は新緑の季節が気持ちいいんじゃないですかね?
とにかく、反省点が多い山行となりましたが
得るものはたくさんあったと思います。
失敗から学ぶことの方が多いですからね。
慌てず、無理をしないが鉄則ですね。
usagreatさんは僕たちよりも過酷な山に挑むことが
多いでしょうから、くれぐれも無理なさらないよう
気を付けて、楽しい山旅をして下さい。
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