初冬の塩見岳 白い雷鳥！？

2012年11月02日(金) ~ 2012年11月04日(日)

• GPS: 78:53
• 距離: 26.5km
• 登り: 2,376m
• 下り: 2,364m

コースタイム

【1日目】越路ゲート10：38ー11：42鳥倉登山口ー16：39三伏峠
【2日目】 6：30三伏冬季小屋ー6：45三伏山ー本谷山ー10：11塩見小屋ー10：30 塩見岳ー13：30塩見小屋ー17：30三伏小屋
【3日目】6：16三伏冬季小屋ー10：34鳥倉登山口ー11：35越路ゲート
※コースタイムは、標準タイムをご参照ください。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

越路ゲート前無料駐車場30台・トイレあり。水道は、早朝凍結との情報。

コース状況／危険箇所等

【越路ゲートP〜鳥倉登山口】アスファルト車道
【鳥倉登山口〜三伏峠】急登部分はつづら折り。丸太梯子問題なし。水場は少量（凍結）。
【三伏峠→塩見小屋】小さな山を2つ乗り越える感じの樹林帯歩き。
【塩見小屋〜塩見岳】森林限界。岩場三点支持。雪はあるが、アイゼンは使用しない。一部アイスバーン注意。

写真

11/1 19:00

登山前日の天然温泉

11/2 6:25

駒ヶ根SA

11/2 6:48

SAから中央アルプス方面

11/4 23:31

SAから月

11/2 8:22

冬季ゲート

11/2 8:39

越路ゲートに到着

11/2 8:39

駐車場トイレ

11/2 8:55

駐車場の紅葉がきれいです

11/2 10:50

登山口までのアスファルト林道歩き

11/2 10:54

スミレ

11/2 11:10

カーブミラーと紅葉

11/2 11:42

鳥倉登山口

11/4 23:34

カラマツ林を進む

11/2 11:57

この北斜面だけ霜柱が草の根もとに。

11/2 12:20

風が吹くとカラマツの葉が降ってくる

11/4 23:34

エネルギー補給

11/4 23:35

三伏までは重い荷物

11/2 14:18

三伏峠まで半分です

11/2 14:23

丸太梯子

11/4 23:36

凍り始めている水場で3.5L補給。

11/2 15:33

10分の8です。

11/2 16:34

あと200歩。数えたくなりますよね。217歩あったのはここだけの秘密。

11/2 16:39

今夜の宿泊地到着。

11/2 17:24

ガスストーブで曇るレンズ。

11/3 4:52

美味しいコーヒーで暖まる。

11/3 6:31

二日目の烏帽子岳・荒川岳分岐を塩見岳・本谷山方面へ。

11/3 6:42

宿泊地の三伏峠冬季小屋を振り返る。

11/3 6:45

2615mの三伏山

11/3 7:38

樹林帯を歩く

11/3 7:49

塩見岳には、雪がほとんどなし。

11/3 7:49

荒川岳？方面は沢山の雪がついている

11/3 7:49

北アルプス。右に槍ヶ岳

11/3 7:53

雲海はいつみてもナイス。

11/3 8:05

積雪はほとんどありません。

11/3 8:05

ザラメ

11/3 8:34

ほぼ樹林帯の中を進む

11/3 8:38

おにぎりタイム

11/3 9:44

山小屋が見えるけど、何処の小屋だろうか。
荒川中岳避難小屋かな？

11/3 10:11

塩見小屋からハイマツに代わる

11/3 10:13

塩見岳の前に、まず右側の小高い天狗岩を登る。

11/3 10:15

稜線から南アルプスの仙丈ケ岳

11/3 10:16

甲斐駒ケ岳の摩利支天を確認。

11/3 10:30

塩見小屋でザックをデポして更に軽量化。

11/3 10:58

岩の隙間からコケモモの実？
食べてみたくなりますね。

11/3 11:11

天狗岩を超えてもうひと踏ん張り

11/3 11:11

森林限界から歩いた樹林帯を振り返る。

11/3 11:32

岩登り入門コース

11/3 11:46

塩見岳東峰

11/3 11:47

雲海越しに富士山

11/3 11:53

なんと白いライチョウが山頂に！

11/3 11:55

塩見岳山頂

11/3 11:56

東峰から西峰方面

11/3 11:56

何回も見てしまう富士山

11/3 12:07

標高3052m

11/3 12:11

ライチョウの足跡

11/3 12:28

落石注意しながらの下山

11/3 13:30

塩見小屋でザック回収

11/3 16:07

本谷山到着。あまりにもゆっくりで、三伏峠に着く前に真っ暗。ヘッデン利用で本日写真撮影ここで終了。

11/4 5:50

翌朝のテン場

11/4 6:03

テン場をよく見ると、あれ？
シュラフで寝てる人？靴は外？兵ですね。

11/4 6:16

日本一高い峠からの月

11/4 6:16

三伏峠出発前

11/4 6:44

右に塩見岳。左奥に北岳。

11/4 7:10

塩川ルート通行止めのお知らせ

11/4 7:11

落ちていた木の枝

11/4 7:26

この辺からも槍ヶ岳が見えます

11/4 7:26

木曽駒ヶ岳の宝剣岳が尖ってます。右側の方が山頂かな〜。

11/4 23:46

途中の木の枝の隙間から

11/4 7:44

北斜面は、凍っている。

11/4 7:58

つらら

11/4 8:20

スギゴケの隙間からひょっこり

11/4 8:49

野鳥撮影は、うまくいかず残念な結果。

11/4 9:12

マルバダケブキの綿毛

11/4 9:27

今回で、3回目の塩見岳登頂の方からみかん2つも頂きました。ご馳走様でした。蝙蝠岳は、未踏とのこと。コウモリ？調べたら、塩見岳より先の方ですね。

11/4 9:44

秋を感じながら歩く。
※f家のパクリ（汗）

11/4 10:18

きのこ

11/4 10:27

カラマツ林

11/4 10:44

一般車両は、入れない鳥倉登山口に到着

11/4 10:52

駐車場までの林道歩き

11/4 11:17

関西のおしどり夫婦

11/4 11:22

林道脇の小花

11/4 11:36

駐車場到着

11/4 12:06

カメラマンの方にテクニックを教えていただく。

11/4 12:06

フイルムカメラで楽しんでいるようです。

11/4 12:11

カラマツをいかに黄色に撮影するかがポイントらしいです。この場所からの撮影ポイント3つをご教授いただく。

11/4 12:14

最後の紅葉

11/4 12:41

少し下った林道から南アルプス

11/4 23:51

ダム周辺から南アルプス

11/4 17:06

御殿場からの富士はガスっていたので富士吉田から富士山を見てこの旅を終了します。

10/6 7:56

【おまけ】2年前に北岳から塩見撮影。いつかは塩見岳と思っていたのが実現できた。

撮影機器：

FinePix HS10 HS11 FUJIFILM

uTough-3000 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

ilbon

奥穂高で、もう登山は無理と嘆いていた相方が、あと一回だったら行ってもいいとのこと。
え？本当？涸沢の紅葉の効き目があったかな（笑）
山が好きでない相方がどうしたら山を登るかを考えて、天気を選んで且つ有名どころの山々、そして余裕ある時間をポイントにして登ってきた。

今回机上でどこの山に登るかが最大のポイントだ。どうせ行くのだったら安達太良山に行きたいという相方。何やらテレビの影響を受けたみたいだ。
そこは風が強い予報だったので没。
南アルプスの二日目の風が10m/sまで弱まるとのことで南アルプスの光岳と塩見を独断で候補へ。ここで、相方の木曽駒ヶ岳が良いとの意見もあったが...。
光岳は、通行止めで没。消去法で3日間かけてのらくらく塩見岳！？
現実は、流石にアルプスのことだけあり塩見岳はそう甘くない。

この時期のアルプスは、積雪の可能性も十分あるのでアイゼンも持参。風対策で、ゴーグルと目出し帽。冬服や更にテントも。何が何でも登る意気込みで。体力ないのに意気込みだけですが（汗）
麓の林道でスタックしてはいけないと、スタッドレスタイヤへ交換済み。GSで空気圧も調整。

前日中央自動車道勝沼インター付近でトラック炎上。大月ジャンクションで通行止め。一般道で勝沼ICまで進み諏訪SAで車中泊。

1日目は、行動時間（CT）が少ない林道歩き30分と鳥倉ルートの3時間。
諏訪から早朝登山口へ向かう。
林道には、野生の猿や牛舎がありくねくねと越路ゲートへ到着。
鳥倉登山口から10か所の分割道標がある。半分を超えたところの水場で追加4L補給して三伏峠に日没近くに到着。

2日目のCT8時間10分この日が最大のポイント。CTに縛られない途中休憩などをするので日没前には帰りたいと願うが現実はそう甘くはなかった。
6:30にスタートし、戻りが17:30。よく言えば塩見岳の稜線を満喫した11時間でもある。
三伏山を越えて本谷山へ2つの山を越えて樹林帯を抜ければ塩見小屋。
核心部の岩登りは、ザックをデポって身軽にスタート。
雪交じりの天狗岩を慎重に登る。そして最後の塩見岳の登りも慎重に登る。西峰に着くとそこにはいきなり雲海越しの富士山に驚く2人。片言の日本語がしゃべれる外国人に写真を撮っていただく。この方の外見は、ザックをデポしてデジイチを首からぶら下げて普段着で、まるで観光客ような軽装だった。
そして、東峰に行くとなんとライチョウは見飽きたといっていた相方だか流石に白いライチョウを見て喜んでいた。

山頂からは、冠雪した名峰の数々。雷鳥や雲海越しの富士山の塩見岳に満喫して下山開始。
因みに塩見小屋で二人、山頂で二人と会い合計6人が本日の登頂人数。
帰りも天気が良く帰りのコースの稜線と三伏小屋が遥か彼方に良く見える。スローな行動で三伏峠へ着く前に真っ暗になってしまった。
短い時間だがヘッドライトを点けて経験値を上げた登山ということでプラスに考えることにしよう。

そして、三伏峠で3日目の朝を迎えて下山する。下山途中で休憩をしていると、塩見岳が3回目で今日はこれから烏帽子岳に登るという方からみかんを頂く。蝙蝠岳は、未踏と言っていた。

塩見岳なんか聞いたこともない山へ行きたくないと言っていた相方。山頂からの素晴らしい景色が目に焼き付いてくれたかな？、3回も塩見岳に登る登山者から直接話を聞いて塩見岳の魅力が何となく分かってきたのだろうか？なぜ塩見岳に3回も登るのか...。

御殿場でピザ食べ放題の予定を変更して温泉に立ち寄りマックのセットを車の中で食べ渋滞に参加しながら帰宅。
もう山は最後と言っていた相方、山行中も塩見岳は嫌だといっていたが、本当に最後の山行となるのだろうか？今はまだ聞けない...聞かない。

相変わらずヘンテコ動画ですが、よかったら観てください^^;

コメント

fall

珍しく１番乗り！
ilbonさん、こんばんは！

安達太良に木曽駒が塩見に変更とは・・・

相方さんの行きたい山に、見たい景色を見せて上げら
れれば、山行を長続きできるのではないでしょうか？

雨の白馬や立山、そして奥穂
最初からハードすぎますよ

のんびり時間をかけての塩見も素敵ですね〜！
巻機ももうかなり雪が積もったようで行く山が限られてきました
南ア〜もうすこし遊べるかな？

fall

ilbon

コメイチ有難うございます。
fallさん、こんばんは。

安達太良と木曽駒は、最近のBS放送を観てそれでなんですよね
山行の長続きご指導有難うございます

白馬・立山・奥穂どこもハードですよね
岩場登場で嘆くんですよ 「もう無理！」って。

超が付く位のんびり塩見ですよ ｆ家の日帰りとは、真逆ですね ｆ家塩見日帰りは、改めて参りました

巻ねらいでしたか？ fallさんは、体力有るのでラッセルなしで晴れて風がなければおｋですよね

kuniyan

コメにぃ〜！
こんばんは、ilbonさん。

塩見お疲れ様でした。
ほぼ純白の雷鳥さんにも逢えていいじゃないですか
ilbonさんも”百”に関しては残ったお山は手強いですね！

お天気も良く富士山も綺麗ですね！

大丈夫！何だかんだ言いながらも仲良く次も行けますよ

ilbon

コメにぃ~有難うございます。
Kuniyanさん、こんばんは。

雷鳥は、ラッキーでした
そうですね、皇海山位かな？
富士山もラッキーでした。やはりアルプスは、天気のよい日がいいですね。
そう願いたいです

Kuniyanの塩見岳は、烏帽子岳も行かれてるんですね！
流石です

pippi

※3 (コメさん！)
ilbonさん、こんにちは

雪化粧をしたアルプス やっぱりいいですね(^^)
白い雷鳥さんもかわいい〜
目の前にしたら感動しすぎてフリーズしちゃいそう

相方さん「ムリ」といいながら、ハードに歩かれているので、
お山 に目覚めたら楽しみですね!

お山 とピザのセットで、次回も山行が実現出来るといいですね

ilbon

※3有難うございます（笑）
pippiさん、こんばんは。

雪化粧すると迫力がありますね
白い雷鳥は、たまたま山頂にいました
小鳥のようにすぐに逃げないんですよね

「もう無理！」の連発なんですよ
メジャーな山には興味あるかもしれません

今回、ピザ・温泉・渋滞からピザを削除しました

hana_sola

動画発見〜☆彡
ilbonさん、こんばんは〜♪

今日ゆっくり訪問したら動画が見られてラッキーでした
ほぼ真っ白な雷鳥さんの動きが少し見えましたねっ＼(~o~)／

のんびり塩見岳いいですね〜！
うちもこのパターンでしょう。。。

奥様テント泊できるし、山ファッションも素敵だし、すっかりはまっているように見えますけどぉ
大丈夫じゃないですか？

これからも夫婦登山楽しんでください〜

ilbon

追加動画＾＾；
hanasoraさん、こんにちは。

再訪有難うございます
ほぼ白い雷鳥は、今回初めてでした 一味違いますね

のんびりすぎる塩見岳
hanasoraさんがこのパターンだと塩見岳２回くらい散歩しそうですね

相方、テント以外嫌がるんですよ
よくある山小屋嫌い？
山ファッションお褒め頂き恐れ入ります
すっかりはまってくれるといいんですが 来年の７月までは行きたくないと申しております

そこをどう変えていくかが今後の課題です
また山に行きたくなるには、塔ノ岳で富士山、人気の高尾山とかですかね
現実的には、300名山の箱根山（神山）の紅葉かな〜