記録ID: 2441286
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無雪期ピークハント/縦走
東北
牛形山 夏油温泉〜牛形〜白っ子森〜鷲が森山周回
2020年07月17日(金) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:18
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,033m
- 下り
- 1,033m
コースタイム
天候 | 曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
牛形山は6月30日以来、鷲が森へと周回したのは5月15日以来だったが、牛形山頂上直下の分岐〜丸子峠までの間は、数年ぶりに草刈りがされていた。 しかし牛形山頂上への道は6月30日に来た時と状態が変わらず、中途半端に草刈りがされた状態で、縦走路との分岐から頂上への道に入ると、木道やその上の深く掘れた道の所は、足場が非常に見えずらくて歩き難かった。 またその手前のトラバース〜分岐までの区間も、草刈りが中途半端なままで終わっており、予算の関係なのか作業者の時間の都合なのか分からないが、きちっとした形で作業を終わらせていないのが気になった。 鷲が森方面への縦走路は、何年も草刈りが行われず廃道化するのではないかと危惧していたが、今回手が入れられたのでまたしばらくは持つだろう。 但しこちらも草刈り機による作業がほとんどで、手鎌や手ノコによる丁寧な作業ではないと思われ、白っ子森ピークから鷲が森側に下る急斜面などは、草刈り機が使えない為か、全く刈払われていなかった。 この急斜面はロープがべた張りされているので、従前と同じくロープに頼りながら、ヤブで全く見えない足場を足探りで下る事になる。 丸子峠から先は、旧キャンプ場へ下る道は全く草刈りされておらず、特に下り始めはヤブで道形が隠されてかなり分かり難い。 峠から夏油スキー場方面は未確認だが、刈払いされている様に見えた。 以上の事から、今回の草刈りは北上市と夏油スキー場がタイアップして、夏場のゴンドラリフトを利用したトレッキングルートを整備する事により、夏場のスキー場設備利用を少しでも促進させようと予算が付けられたものではないかと推察した。 普通の登山者であれば夏油温泉起点で考え、丸子峠から下って周回するコースを第一にプランニングすると思うが、そういう視点は作業を管理運営する人たちは持ち合わせていなかった様だ。 |
その他周辺情報 | 夏油温泉は最近値上がりしてしまい、日帰り入浴の締切時間も早いので下山後入浴では使いにくくなってしまった。 私は、帰路の途中にある水神温泉東館を利用する事が多い。日帰り入浴大人300円とこの辺りでは一番安いが、シャンプーなどもついていてかけ流しの良いお湯だ。 |
感想
今にも雨が降りそうな天気だったが、登って行くにつれて低い雲海の上に出られたので、縦走後半で丸子峠近くなって再び雲の中に入るまでは、雨に降られる事は無かった。
数年ぶりに縦走路が草刈りされ、足元が見えるようになってだいぶ歩き易くなったが、牛形山周辺の草刈りが中途半端な状態で放置されているのが気になった。
今年はコロナの影響で山開き行事が中止になったし、隣の経塚山登山口の橋の再建工事も行われているので、予算が付かないのかも知れない。
また縦走路に入ってすぐの木道は、雪に押されて完全に傾いてしまい、滑って危険なので使用できない状態だが、これを直すような予算は当分つかないだろう。
何と言っても登山者が少なく、今日は一人も他の登山者に会わなかった。
花はほとんど終わっていたが、頂上直下のシャクナゲやカラマツソウの花はまだ残っていた。
昨年までは縦走路に入るとクマ糞だらけだったが、今回は全く見なかった。
基本的に憶病な動物なので、少しでも環境が変わると用心してしばらく近付かないのかも知れない。
丸子峠から旧キャンプ場・県道へ下る道は、全く手入れがされず従前のままで、テープなどの目印も年々減ってかなり分かり難い箇所も増えて来ている。
山慣れていない人が、最後の下りで疲れている中、道迷い遭難をしないかと心配だ。
それを防ぐためにも、いざと言う時に備えてジオグラフィカなどのGPSアプリをスマホに入れておき、地図も事前にダウンロードしておく事をお勧めする。
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