花いっぱい白山 初めてのテン泊

2020年08月02日(日) ~ 2020年08月03日(月)

• GPS: 30:13
• 距離: 15.0km
• 登り: 1,565m
• 下り: 1,565m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:32
• 休憩: 3:42
• 合計: 8:14

7:55 別当出合
8:51 中飯場
9:35 9:40 別当覗
10:26 10:30 甚之助避難小屋
10:55 南竜分岐
11:11 南竜道・エコーライン分岐
11:29 南竜山荘
11:41 15:11 南竜ヶ馬場野営場
15:39 15:42 南竜山荘
16:09 南竜ヶ馬場野営場

2日目

• 山行: 7:16
• 休憩: 3:07
• 合計: 10:23

3:45 南竜ヶ馬場野営場
4:05 南竜山荘
4:44 5:15 アルプス展望台
5:49 平瀬道・展望歩道分岐
6:26 6:36 白山室堂
7:26 白山
7:56 白山室堂
8:49 南竜道・エコーライン分岐
9:26 11:47 南竜ヶ馬場野営場
11:58 南竜山荘
12:14 南竜道・エコーライン分岐
12:26 12:27 南竜分岐
13:04 別当覗
13:34 13:38 中飯場
14:08 別当出合
14:08 ゴール地点

テン泊装備を背負ったのは初めて。重い分だけ足があがらなくってスローモードになりました（当たり前か…）。
2日目の南竜ヶ馬場〜白山〜南竜ヶ馬場までのルートはサブザックで足取り軽く歩けました。

天候

1日目晴れ後ガス、2日目霧のち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

市ノ瀬ビジターセンターにてマイクロバスに乗り換え（片道500円）て別当出合まで。

コース状況／危険箇所等

砂防新道、展望歩道、室堂から頂上周辺、エコーライン、今回の行程のすべてが手（やお金）をかけて整備されていてとても昇降しやすい登山道です。そうは言っても南竜道の一部に崖地帯があるので注意は必要です。

その他周辺情報

帰りの温泉は車で20分ほどの白峰温泉総湯にて（670円）。
※市ノ瀬ビジターセンター近くの永井旅館は宿泊者のみのようです。

写真

8/2 7:17

市ノ瀬ビジターセンター。車はここまで。

8/2 7:21

コロナチェックの検温。

8/2 7:25

ミニバスに乗り換えます。片道500円。待ってる間に登山届を提出。

8/2 7:52

20分ほどで別当出合に到着。

8/2 7:56

はじめてのテン泊。いつもと違う重い荷物に違和感を感じたままスタートです。

8/2 7:57

砂防新道へは日本一？の吊橋を渡ります。
観光新道は渡らずに左手です。

8/2 7:58

予報どおりのいい天気♫

8/2 8:05

オオウバユリ

8/2 8:06

オオバギボウシ

8/2 8:07

往路と復路が分けてあります。

8/2 8:16

森の道は続きます。整備されている登山道はいいなぁ♫

8/2 8:33

ソバナのつぼみ？

8/2 8:33

ミヤマニガイチゴ

8/2 8:33

山アジサイ？

8/2 8:42

1時間たたないうちに第1ゲートの中飯場。トイレが綺麗だと関西のお父さんが感動しておられました。
修験道修行中の白装束の方が藪の中に入っていって山に向かって螺貝を吹いていました。

8/2 8:45

さて先を急ごう♫

8/2 8:46

キツリフネ。初めて見ました♫

8/2 8:48

外来種が入ってこないよう、こうしたマットがあちこちに敷かれています。

8/2 8:49

トレランにもってこいの整備されたトレイルです♫

8/2 8:49

センジュガンピ

8/2 8:49

カラフトダイコンソウ

8/2 8:53

8/2 8:57

おー砂防ダムが凄い！

8/2 8:57

甚之助谷の地滑り対策工事のよう。南竜湿原すべてが影響範囲らしい。

8/2 8:58

ヨツバヒヨドリ

8/2 8:58

タカネナデシコ

8/2 8:59

シモツケソウ

8/2 9:02

ミヤマシシウド

8/2 9:08

ヤマアジサイ？

8/2 9:10

8/2 9:11

センジュガンピの群れ

8/2 9:19

8/2 9:24

アザミ

8/2 9:26

ノリクラアザミ。はじめまして。

8/2 9:29

サンカヨウの実ですね

8/2 9:30

8/2 9:32

アカショウマ

8/2 9:34

センジュガンピ

8/2 9:36

8/2 10:07

ミヤマキンポウゲ

8/2 10:11

エゾシオガマ

8/2 10:16

オタカラコウ

8/2 10:18

お花に夢中になっているといつの間にか勘之助小屋に到着♫

8/2 10:22

黒ボコ岩が遠くに望めます。やっぱり上に人がいますね（笑）

8/2 10:29

さてあと100ほど登れば、ほぼ水平の南竜道。

8/2 10:29

ゴゼンタチバナ

8/2 10:38

8/2 10:51

ヨツバシオガマ

8/2 10:54

やっと南竜の分岐点。ここまで来れば急な登りは終了です。日帰りの方はまっすぐ上へ。僕らは右に折れて山荘の方へ。

8/2 10:54

こうやって見ると、砂防新道は地滑り地帯のど真ん中を登っているんですね〜

8/2 10:55

南竜道は緩やかな道。この先に一部崖地帯があります。

8/2 10:55

イブキトラノオ

8/2 10:56

ハクサンフウロ

8/2 10:57

下に勘之助小屋が見える。

8/2 10:59

コウゾリナ？黄色は難しい…

8/2 11:09

南竜湿原はガスのなか…

8/2 11:09

見たことないぐらい大輪の花

8/2 11:10

いいですね♫

8/2 11:11

ニッコウキスゲの群生地

8/2 11:12

みんな下の方に向かって咲いています

8/2 11:14

ガスが広がってきました

8/2 11:15

崩れかけた橋を渡れば、もうすぐ南竜山荘です。

8/2 11:23

南竜山荘の入口。山荘はコロナ対策が徹底されていました。
でもビールを買えたのはラッキー♫

8/2 11:33

クルマユリ

8/2 11:33

少し離れたテン場へ向かう。

8/2 11:35

ダイモンジソウ。見たまんまで覚えやすいね。

8/2 11:36

チングルマ

8/2 11:37

アオノツガザクラ

8/2 12:45

ついてすぐにテント張り張り。自宅で予行練習した甲斐あってすぐに設営できました🤗

8/2 12:45

南竜ヶ馬場にはテントサイトのほか、炊事場やトイレ、ケビンがあります。

8/2 13:35

ニッコウキスゲに囲まれてテン泊なんて贅沢やなぁ♫

8/2 13:36

モンベルのルナドーム。室内が広く感じられます。

8/2 13:37

他の方は山行に行って不在のよう。

8/2 15:07

ガスが晴れて白山山頂方面が見えてきました。

8/2 15:16

テン場から眺める南竜山荘。いい景色♫

8/2 15:28

この小川が来る途中で見上げた勘之助谷に落ちる滝になってるようです。

8/2 15:35

南竜山荘の入口

8/2 15:38

右が一般トイレ。中に入ると便器が3つ。すべてウォッシュレット！

8/2 15:38

やはり山小屋の方はコロナ対策を徹底してます。万が一の対策は安全安心に必要だよね。

8/2 15:38

中に入ると感染者と一般動線が分かられています。お医者さんが常駐していると本格的になるね。

8/2 15:39

1番下の建物には24時間使えるウォッシュレットトイレが！奥の鉄扉から入ります。

8/2 15:47

山荘のおもてなし度に感動しながら辺りを散策

8/2 15:53

やっぱりニッコウキスゲを見に行ってしまう

8/2 15:53

いいなぁ

8/2 15:56

満足してテン場に戻ります

8/2 16:18

8/2 17:44

夕方になるとさらにガスが強くなってきました

8/2 18:10

ビールを飲みながらサバ缶と混ぜ合わせたスパ。最高にウマイ！

8/2 18:40

日の入りが近くなって晴れてきた。

8/2 18:44

明日もこうなるといいなぁ。早めにテントに入って休みます。

8/3 3:56

明朝。3:30に起きて4:00に行動開始。

8/3 4:05

展望歩道のアルプス展望台を目指します。

8/3 4:28

まだ真っ暗…

8/3 4:29

木道を抜けて湿原地帯を抜けると登りがスタート

8/3 4:42

明るくなってきました。気づくとお花がたくさん♫

8/3 4:48

アルプス展望台です。最後尾だった模様。

8/3 5:03

本日の日の出は5:02。待てどもガスは晴れず…

8/3 5:12

無理なのか…

8/3 5:13

少し見えかけた瞬間でこれ…

8/3 5:21

残念だけど諦めて室堂を目指します。

8/3 5:21

チングルマの群生地

8/3 5:29

森林限界に近づいてハイマツゾーンに入ります。

8/3 5:30

ハクサンフウロ

8/3 5:31

ヨツバシオガマ

8/3 5:34

ハクサンシャクナゲ

8/3 5:37

イワキキョウ

8/3 5:38

室堂平に着くとハイマツが続きます

8/3 5:45

たまに太陽が顔を覗かせる

8/3 5:49

平瀬道との合流地点。富山からは本当はこっちの方が近いけど、白山公園線は土砂崩れで9月まで通行止め。

8/3 5:49

雰囲気あるなぁ

8/3 5:53

しばらくするとクロユリの群生地

8/3 5:54

く、くさい…笑

8/3 5:56

居合わせた方に聞くとクロユリにはオスとメスがいるとか。よく見ると、あ〜確かに違いますね。

8/3 5:56

ハクサンコザクラの群生地

8/3 5:57

イワカガミも

8/3 5:58

多様な花の道。室堂平は百花繚乱です。

8/3 6:01

万才谷雪渓

8/3 6:01

ハイマツの登山道に太陽が

8/3 6:02

なんてステキな場所なんだろう♫

8/3 6:05

そうこうしているうちに、建物が見えてきました。

8/3 6:13

室堂ビジターセンター到着

8/3 6:15

白山奥宮にてお参り。中に入ると白木のいい匂いが。

8/3 6:15

歴史ある白山

8/3 6:16

ビジターセンターもコロナ対策バッチリ。

8/3 6:36

6:30のラジオ体操に参加させてもらいました。

8/3 6:40

さて、御前峰を目指します

8/3 6:44

完璧な登山道

8/3 6:48

クルマユリがあちこちに

8/3 7:02

かわゆいイワツメクサ

8/3 7:04

酸素が薄くなってくる

8/3 7:19

40分ほどでピークへ

8/3 7:21

頂上の奥宮

8/3 7:22

太陽がうっすらと。風速15mほどでガスのなか。何もしてなくても濡れてきます。笑

8/3 7:24

祈りを捧げる

8/3 7:38

下る途中に仏様が…

8/3 7:39

ガスの湿気はお花をキレイに見せてくれます

8/3 7:54

室堂に戻る。なぜかおっちゃんに伊藤くんと間違われてしまう。

8/3 7:58

全体像

8/3 8:00

室堂を降りて行きます。エコーラインにて南竜ヶ馬場へ。

8/3 8:09

ダイモンジソウ

8/3 8:10

まっすぐ行けば木道で別当出合。だけどここは左のエコーラインへ。

8/3 8:20

ガスのなかの雰囲気ある木道。

8/3 8:42

南竜道の近くに行くとニッコウキスゲの群生地に

8/3 8:45

すごいなぁ

8/3 8:47

こんなとこ

8/3 8:48

見たことないわ

8/3 8:48

滴に揺られて

8/3 8:52

みんなとても元気

8/3 8:52

テン場への道に戻りました

8/3 9:06

まだテン場もガスのなか。疲れたので少し休みます。テントに入ると3秒で意識が飛びました。笑
起きてしばらくすると雨が降り出して…
やんで欲しいなぁと思いながら、残り物で美味しいカレーランチ♫

8/3 11:56

雨がやんで少し明るくなったスキにテントを撤収。午後からは晴れの予報。

8/3 11:57

トランプさん雨をどーにかして！
※髪型そっくり

8/3 12:04

さて、荷物をまとめて下山です。
ありがとう。シナノオトギリ

8/3 12:06

南竜湿原はとてもステキなお花の聖地でした。

8/3 12:25

滴に輝くハクサンフウロ

8/3 12:26

南竜道

8/3 12:27

分岐点

8/3 12:40

勘之助小屋が見える

8/3 12:43

疲れてないので下山を急いで休まずに

8/3 12:45

ソバナ

8/3 13:07

覗き見は好きだけど、ここは何も見えんかったな…

8/3 13:24

この地滑り工事の上に南竜湿原があって、そこにいたんだなぁ〜と…

8/3 13:27

さらに振り返り学習

8/3 13:31

ハイペースで下山します

8/3 13:41

スイスイ〜

8/3 14:06

あっという間に吊橋

8/3 14:08

お疲れ様でした！

8/3 14:53

車で帰る途中に気になっていた百満貫岩に。

8/3 14:54

でかいね。日本一か？

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

装備

個人装備

調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ランタン 長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 ハイドレーション

感想

takemajin

白山に来たのは6年ぶりです。今回テン泊デビューで準備段階からエンジョイしました♪
テント生活や山メシ（南竜山荘では予想外にビールを買えました！）がタイムラインに加わるだけでエンジョイ範囲が一気に広がります。
楽しみにしていたご来光や頂上のお池まわりは霧と風のために体験できませんでしたが、2000m過ぎてからのお花の百花繚乱ぶりがものすごく、とても満足度の高い山行となりました。
ガスで覆われることは植物にはとてもいい環境なんだと考え直させられました。
下山してからもお花の名前をネットで探す楽しみを満喫。後日、分かり次第お花の名前を追加しようかと思ってます。
白山はゆっくりと過ごすのがいい山ですね。