古光山はロープをしっかりつかんで
- GPS
- 05:34
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 762m
- 下り
- 741m
コースタイム
7:15 曽爾高原
7:48-8:04 亀山
8:43 長尾峠
9:34 大峠
10:12 南峰
10:38-11:01 古光山
11:48 後古光山
12:25 長尾峠
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今回は古光山を登ってみようと、いろいろとルートを思案する。
結構アップダウンがあるルートらしく、ピストンはちょっと遠慮したい。
なので、前半に曽爾高原ハイクをして
それから一般道を歩いて南側より縦走することとした。
長尾峠に車を駐車して歩きはじめる。もう12月である。さすがに寒い。
帽子も今回よりニット帽にして、手袋も冬用のものをはめる。
少し歩いてから辿り着いた曽爾高原は私にとってもう5年ぶりくらいか?
以前に来た時はススキの頃で観光ハイクだった。
(あの時はまさか今後は山の格好で来るとは思わなかった)
独特の開放感のあるススキが両側に茂る道を歩き亀山へと登っていく。
眼下には宿泊施設の曽爾高原青少年の家が赤い屋根のマッチ箱のように見える。
まだ、時間も7時を過ぎたばかりなので誰もいない。静かだし見渡せる空も青く天気もいい。
そんな時に私にとっては突然に下のほうから大きな音でチャイムが鳴った。
その後に朝の挨拶のアナウンスがあり、それから国家「君が代」が流れてきた。
どうやら、その音は曽爾高原青少年の家からで、昨晩より中学生の団体が宿泊しているらしい。
思わず聞き覚えのあるメロディに立ち止まって歌ってしまった。
それが、終わると引き続き「ラジオ体操」イントロが流れだした。
さすがにそれには付き合わず、稜線沿いを歩いて亀山のピークへ。
そこからは正面に鎧岳・兜岳が眺められた。
そこで、コーヒーを飲みながらパンを食べて小休止をする。
そして一旦、また長尾峠へと下り、次は舗装道を50分ほど歩いて
古光山の南側の登山口の大峠へと向かう。
大峠の登山口から古光山へは、いきなりの急登で足のふくらはぎが痛い。
白いロープが張ってあり、それを使って登るも足元が粘土質の地面で
ズルズルと滑るばかりで上手く体が上に上がらない。(やっかいだなー)
埒があかないので、腕の力で無理やり体を引き上げる。
それからは邪魔になる2本のストックをしまって
ロープをつかみながら、木をつかみながらで急登を喘ぎながら登る。
どんどん体温があがってきて、暑くなり服装もアウターを脱ぎ、
フリースも薄地のに着替える。南峰に着いたころは汗だくになっていた。
そこは展望のいい場所で360℃山々が見渡せた。
それから2つほどピークを越えて今日の目的地の古光山へ。
木々に囲まれていて残念ながらあまり展望はなかったが、今日はそこでお昼とする。
カップラーメンを食べながら、それを置く台がふと欲しくなって
「スノーピークのozen」があればいいなと、思った。(買おうかな?)
食後の後古光山まで次は激下りで、ロープをつかみ、木をつかみで
相変わらず足元がズルズル滑るので少しも気を抜けない。
やがて最後は木の階段を下り長尾峠に戻った。
それにしても、今日はいつもよりも腕の力を使った山行となった。
このコースはアップダウンがあって、おもしろいルートでした。
でも足もとの悪い雨の日にはご遠慮させていただきたいですね。
コメント
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こんばんはー お疲れ様でした。
古光山・後古光山間 これでもかって ロープあったでしょ 多すぎて じゃまになるくらい
それに 黒い土は 濡れると ネバネバで よく滑るしね
言われる通り 雨の日は最悪でしょうね・・・
私も 3月・4月と 2回ピストンしましたけど 2度目は 怖さ 感じなかったです。
多少は慣れるのかもね・・・・
orisさんも 何度か行けば 麻痺するかもねー
以前倶留尊山に行ったときに、眺めだけ楽しんだ三つの山。
こんな登山道なのね!って感心しながら拝見させてもらいました。
聞きしにまさる急坂と激下り。
全身の筋肉を使わないといけないのですね。
高度感はいかがなものなんでしょう?
おもしろかった。と言えるのも日々のトレーニングの賜物ですね。
ここは訪れたことのない所です。
写真のコメントにもロープの文字がよく登場してることから、
よほど沢山のロープが設置されてるんですね。
靴も泥だらけになったのでは・・・。
曽爾高原の景色は遠くまで見渡せ開放感ありで、
なかなか良さそうですね。
そうですね。場所によってはこれでもかと言うくらいにロープがありましたね。
晴れの日でよかったですよ。それでなくても足元が滑るのに・・・
雨だったらリタイアしていたかもです。
でも、おもしろかったですね。今までの山で一番腕を使いましたよ。
NANIWANさんのオリジナルですが、今日のログの写真は
ヤマレコで記録に残しておくと探すのが楽だし便利ですよね。
そろそろ明神平が気になっておられるのでは?私も大好きな場所なのでレポ待ってます。
なんせ足元が滑るので場所によっては腕の力が頼りでした。
転倒しないように慎重に登り降りしたので、お陰で無事に帰って来られました。
高度感はそうでもなかったですよ。
でも、稜線からは牧場も近いので時々、牛の鳴き声が聞こえてきました。
当日の天気はよかったのですが、二人連れ1組と単独2人の計4人しか会いませんでした。
そんなマイナーな山ですが、曽爾高原からも近いので機会があればぜひです。
ここは、未踏でしたか?
高度感はそんなにないですが、ある種大普賢より激登り、激下りですよ。
足元が粘土質で滑るので、とてもやっかいです。
なので、挑戦されるのなら、雨の日はおすすめしません。
そうそう、家に帰ってから靴はお察しのように泥だらけになりました。
しかも、粘土質なのでそれを落とすのに苦労しました。
曽爾高原は朝早くてしかもススキのシーズンではなかったので静かなものでした。
いつもながらたっぷり歩かれましたね。
orisさんはぜったい健脚ですよ。
曽爾高原は昨年登ったっきり一年開いてますが、
このルート良いですね。
参考にさせていただきます。
組み立てに手間がかかりますが、スノピのOZENは重宝します!曲げない限りは一生モノです。
健脚だなんてぜんぜんですよ。
最近のキバラーさんの活躍を見ていたらついていけるかどうか心配です。
曽爾高原はキバラーさんの1年前に行かれた時とは違い、
当日は風があまりなかったので寒さは大丈夫でした。
古光山では登り下りは足元が滑るので転倒しないように必死でした。
でも、おもしろかったですよ。
OZENは明日にでも買いに行きます。
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