滝子山(すみ沢ルート)
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- GPS
- 05:53
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 919m
- 下り
- 1,206m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 7:38
天候 | 晴れ、頂上曇り、霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
大月→笹子 普通 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※難路は崩れた道が2か所。動線がみづらいが注意してトレース。沢沿いは路肩に注意。 |
その他周辺情報 | 笹子駅は無人。自販機あり。周囲に店は皆無。 |
写真
装備
個人装備 |
ストック
|
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備考 | 余裕があまりなかったのか、スマホでの撮影写真はほとんどピンボケ。滝の写真はほぼとれず。やはりデジカメが必要だ。 |
感想
う〜ん寝過ごした。林道歩きを短縮すべく大月からタクシーとか考えたがもったいないし普通に歩いて沢沿いを行けるとこまで行こうと、滝とか見たいし。
そして遅めの出発で林道歩いて登山口到着が12時50分くらいだったからね。まあ頂上まで2時間半位で18時30分位までは明るいから。それまでに林道出れれば問題ないと。万一のビバークの用意もあるし、ってかビバークなんてしたくないけど。
朝夕とかは熊とか怖いよね。ベアスプレーあるけど勝てるわけないが。
さて登山口入口の道証地蔵で10円置いて安全を祈願。出発。すぐに沢へ。そこで軽食。もう頂上から下って来たんだろう若い夫婦と年配の夫婦と登りで遭遇。彼ら以外一切人に会いませんでした。まあ遅い時間だったから。林道の駐車スペースに2台駐車してたのでおそらく彼ら2組のものだと思う。車あるといいよね。
この「すみ沢」のルートは沢沿いを歩く美しいコースとのことで、爽やかであった。まあ登りは暑くてしょうがないんだけど。ちょっと風があったりして少々暑さも和らいだ。といっても汗出てしょうがなかったんだけど。
この山は登山道が柔らかい土、砂みたいになってるとこもありで泥にはなってないが、特に崖側をみるとその土が流されて木々の根っこがみえていまにも崩れそうな感じ。一部倒れている樹木があって倒壊、落石に注意をしないといけないのかな。雪の時期にもいけそうな感じなんだけど、でも沢沿いは雪崩の危険があるからな〜。
沢沿いを歩いて一度沢を離れて、沢を見下ろす道を歩いたりすると滑落に注意の道なんかもありますね。まあ真っ逆さまに落ちるような感じではないですけど傾斜はけっこうありました。路肩が崩れてズルっとなったことあり。
そして分岐へ。ここで悪路と迂回路に分かれます。悪路側は滝とかみれていいらしい。どんな道なのか行けるとこまで行こうとこちらへ進みます。結局悪路といっても前述したように道が雨で崩れてる感じの所が2か所のみで上級者向けということはないです。まあ路肩だのの通行には注意が必要ですが。
ここで崩れた道を巻く感じで登ったら踏み跡があったのでそれをたどったらどうもおかしい。GPSでみるとやはり方向を間違えてました。ここで結構な時間のロスが。そもそもあの踏み跡なんだよと言いたい。
滝などみて、本道へ戻ります。ここでもちょっと道間違えたり、まあ大事はなかったですけど。別ルートに南陵のプチバリエーションルートがあるのですが、なんか迷った人がいるようですがなんとなく分かります。時間があればここに行く予定でしたけど。脱初心者コースとして紹介されてもいました。それほどの難路ではないと印象受けましたが。まあそれでも気を付けたほうがいいし、本道を歩くのがいいでしょう。
さて沢沿いを歩いて小沢をまたぎ、進むと広い丘のような開けた所へ出ます。ここで霧っぽくなりました。こりゃあガスで景色は望めないなと思いましたが一応行ってみる。
さらに樹林帯を登ると、このへんが疲労してきてきつかったんですけど、いよいよ祠のある鎮西が池に出ます。池といっても湧き水みたいな水たまりのような池なんですけどね。祠を拝んでいよいよ頂上核心部へ。
登っていくと初狩駅へ行くルートの分岐が。そこから頂上へとある道をいくとすぐ登りで空が開けてるのが見えます。頂上です。
頂上はせまい場所で誰もおらず、頂上ひとりじめ。でもガスでなにも見えません。ガス男の名を欲しいままにしてるよなホント。まあ想定してましたけど。そこで駅弁食べてみそ汁を飲んで下山に取り掛かります。時刻は16時30分になってました。
下山は安全を考えてちょっと歩きを工夫しました。でもいつも使ってる腰と膝のサポータをしてないことにその時気付きました。今日は調子がいいのだろうか。でも下りはすべりに注意しなければいけません。慎重にかつちょっと早くいかないと、日没はもうすぐですから。
登りではいかなかった迂回路は悪路と比べると、同じような崩れてるとこあったし、巻くような道になってます。当然距離は長く感じました。沢沿いの滑落に注意できれば悪路いったほうがいんじゃねかと。まああえてお勧めしませんが。
そして再び樹林帯、沢沿いを。樹林帯では霧のような感じになって夕暮れとともに不気味な印象を受けました。まあ一番怖いのは熊とかかな。誰もいないし鈴とラジオで警戒して慎重に下りました。けっこう早く下れたようなよくわからないような。
登山口入口に着いたのが18時10分。ヘッドライト装着してましたが結局登山道では使いませんでした。この後の林道と駅までの街道で使用しました。やはり18時30分頃までは視界は大丈夫なようです。まあ普通はこんな遅くに下山はやめたほうがいいですけど。
しばし地蔵前で休憩後、林道と駅までの街道。とてつもなく長く感じました。え?おれ来るときこんな歩いたっけ?と。笹子駅到着が19時20分でしたから1時間10分歩いてたようで来るときとほぼ同じ時間だったんだけど。笹子駅は無人駅で客も誰もいませんでした。
タイムリミットまでに頂上までいけるかどうか、急いでも危ないだけですし、注意していきつつ、やはり沢沿いと滝見て途中撤退かと思ってました。でもなんとか頂上までいけました。
本来は下山は初狩駅へ行く檜平を通るルートを予定してましたが、遅くなってしまったため、途中暗くなっては同じルートを辿ったほうが安全かと考えました。そして無事にピストンできて良かったです。
2リットルの水、追加で駅の自販機でポカリ、を登山口下山まですべて消費。街道手前の集落にあった自販機で駅までをしのいだ。沢の水で頭、顔を冷やすなどして体を冷やせましたがこの時期、水使います。熱中症には注意を。
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