一ノ越~五色ヶ原~薬師岳 3泊4日 [黒部ダムIN/折立OUT]

2020年08月13日(木) ~ 2020年08月16日(日)

• GPS: 71:47
• 距離: 39.6km
• 登り: 3,765m
• 下り: 3,903m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:10

8:53 スタート地点
9:37 黒部ダム
9:42 黒部湖駅
10:03 ロッジくろよん

2日目

• 山行: 7:36
• 休憩: 1:14
• 合計: 8:50

3:37 ロッジくろよん
7:20 7:38 東一ノ越
8:19 8:31 一の越山荘
9:00 浄土山南峰
9:08 9:24 浄土山
9:30 浄土山南峰
10:00 10:04 鬼岳東面
10:38 11:01 獅子岳
11:44 11:45 ザラ峠
12:27 五色ヶ原キャンプ場

3日目

• 山行: 9:02
• 休憩: 1:16
• 合計: 10:18

2:16 五色ヶ原キャンプ場
2:28 2:31 五色ヶ原山荘
3:05 鳶山
4:31 4:53 越中沢岳
6:27 スゴ乗越
7:20 スゴ乗越小屋
8:15 8:27 間山
9:42 9:47 北薬師岳
10:29 10:51 薬師岳
11:02 11:12 薬師岳避難小屋跡
11:32 薬師岳山荘
11:57 11:59 薬師平
12:34 薬師峠

4日目

• 山行: 4:49
• 休憩: 0:28
• 合計: 5:17

3:24 薬師峠
3:45 太郎平小屋
3:51 3:58 太郎山
4:04 4:11 太郎平小屋
4:36 太郎兵衛平
5:47 5:51 五光岩ベンチ
6:52 6:53 積雪深計測ポール
7:06 7:07 青淵三角点
7:44 7:45 太郎坂
8:31 8:32 十三重之塔 慰霊碑
8:35 8:41 折立
8:41 ゴール地点

天候

【8/13】雨のち晴れ
【8/14】晴れ
【8/15】霧/西から強風
【8/16】晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【行き】(片道3640円)
05:57松本-(大糸線,64)-07:01信濃大町 (\680)
07:10信濃大町-(バス扇沢線,40)-07:50扇沢（\1390）
08:30扇沢-(電気バス,16)-08:46黒部ダム（\1570）

【帰り】
09:00折立-(バス,50)-09:50有峰口駅前（\2500）
10:05有峰口-(富山電鉄,51)-10:56富山（\1040）
12:06富山-(か528,53)-12:53長野13:00-(し14,53)-13:53松本（\9390）

コース状況／危険箇所等

【ロッジくろよんから東一ノ越まで】
前半が道迷いするほどではないが全般道が不明瞭なうえ、ほぼ樹林帯で笹薮がち。前日の雨の影響もあって朝露でズボンのすそが大分濡れた。中盤それほど難しくはないが徒渉箇所もいくつかある。標高差も大きく、総じて難儀な道という印象。
【薬師岳周辺】と【薬師峠手前】
岩稜帯、ゴーロ帯なので、足元の強さとバランス感覚がないと苦労する。

その他周辺情報

電鉄富山で富山駅にもどったところで、”麺屋いろは”さんにてご当地ラーメン、富山ブラック！を頂きました。真っ黒いスープですが意外と食べやすくコクがあり美味。

写真

8/13 8:03

【1日目】扇沢にて電気バスの乗車券を買う列。新型コロナ影響で乗車人数が制限されていることもあり混雑。結局8：30発の電気バスに乗れた。

8/13 8:32

電気バスに乗って黒部ダムまで。

8/13 8:55

展望台から。

8/13 9:07

初日はロッジくろよんでテン泊のみなので、時間は余裕。雨宿りがてら去年できなかった黒部ダム観光。

8/13 9:37

前日12(水)スタートでもよかったが、この13(木)AMに悪天候が予想されたため、あえてこの悪天の日を軽めのスタート初日とした。

8/13 9:40

予想通り雨の中。雨具を着込んで調子を確かめつつロッジくろよんへ向かう。

8/13 9:44

ケーブルカーの乗り場を目前に左折して、初日の目的地へ。

8/13 9:59

整備された道を通り。

8/13 11:42

ちょっと後で撮影したものですが、初日の目的地ロッジくろよん到着。左が本棟。右は外トイレ。テン泊の人も右のトイレ(洋式/紙あり)を使う時は要100円。

8/13 10:49

受付をすませ、雨の中テントを張る。800円。場所はよく整備されているが、5張くらいしか張れない？

8/13 10:49

テント場のトイレ(和式/紙なし)と水場。こちらはテン泊代金に含まれる。

8/13 11:33

テン場付近を散策。。。熊もちろんいるよね！

8/13 11:41

昼前に雨もあがり昼寝の準備(^^;)。二人用テントの一人使いはとても気楽。

8/13 11:43

黒部平へ向かう翌日14(金)のスタート地点。外トイレ棟のすぐわき。

8/13 16:46

1日目の夕飯。みそ漬けして冷凍しておいた鶏肉に焼き色をつけた後、水とフリーズドライの野菜を加えた、鶏みそ鍋。

8/13 16:54

と、チタンクッカーとアルコールストーブで炊く白いご飯。1日目終了。

8/14 4:40

【2日目】2：00起床3：40行動開始。4：40に黒部平着。

8/14 4:46

黒部平を抜けると少し明るくなり、ロープウェイの大観峰駅が木々の間から見えた。

8/14 5:28

5：30になるともう明るい。大観峰駅も少し近くなってきた。

8/14 5:42

真ん中が道。ややヤブ！です。足元大分濡れる。

8/14 5:52

右側からダバダバ水が流れてくる。短いけどさらに足元濡れた。

8/14 6:14

樹林帯を抜け出て、東一ノ越を目指すザレ場。

8/14 6:25

樹林帯を抜けると目印も多く、道迷いはあまり心配はない。

8/14 6:26

6：30大観峰駅とはもうあまり標高差ナシ。

8/14 7:20

7：20大観峰駅を追い越した。

8/14 7:27

東一ノ越に出た！ふう！結構苦労した。

8/14 7:27

一休みして一ノ越を目指して出発。

8/14 8:07

東一ノ越からは楽しい道行き。

8/14 8:18

一ノ越へ最後の登り。

8/14 8:24

8：24一ノ越着。トイレ100円。一休みして次は浄土山を目指す。

8/14 8:36

約一年ぶりの室堂平方面。

8/14 8:46

一ノ越から雄山への道。立派な山ですなあ。

8/14 9:01

富山大立山施設着。ここから少し寄り道。

8/14 9:13

浄土山北峰の軍人霊碑にお参り。昨年の雄山、別山と合わせて立山三山をコンプ。

8/14 9:41

鬼岳東面を目指す途中、富山の市街地方面。天気良好。

8/14 9:55

カールに残雪。楽しい道行き。

8/14 10:02

鬼岳東面 到着。

8/14 10:03

奥に槍ヶ岳。

8/14 10:19

一昨年の飯豊山地を少し思い出す。パラダイスな道。

8/14 10:46

獅子岳 到着。8月最初の有明山で痛めた左足首は、痛くなくはないが、まあ歩ける。

8/14 11:09

黒部湖と後立山連峰。

8/14 11:44

ザラ峠 到着。

8/14 12:02

木道が続いて、五色ヶ原まであと僅か。

8/14 12:28

あー、もうすごい愛しい。

8/14 13:15

12：30には五色ヶ原キャンプ場に着。
ミスったのは、山荘との分岐のすぐ後にある地面に網の張られた整地場に間違えて1度テントを張ってしまった。あとから来た方に、そこはテン場じゃない、と教えてもらった。その方も以前同じミスをしたらしい(^^;)

8/14 13:15

ちゃんとしたテント場は前出写真の表示と、トイレ棟・水場が至近にちゃんとあります。グレーの三角屋根は再度張り直し済み。

8/14 13:30

風がやや強く、今日は風上側に石で風止めして設営。

8/14 13:41

テン場から地味に距離のある山荘。テン泊700円なり。

8/14 15:39

翌日3日目のスタート地点を確認。

8/14 13:55

山荘からテン場に降りる途中。売店で買った飲み物のゴミを捨てる場所はテン場にあります。

8/14 16:40

2日目の夕飯は、家で作っておいた豚の角煮をアルミホイルに包んで焼き色つけた、炙り焼き風 豚の角煮。

8/14 16:42

ご飯とフリーズドライの黒酢酸辣湯。二日目終了。

8/15 3:08

【3日目】1：00起床2：16行動開始。3：00に鳶山 到着。体調ヨシ。

8/15 4:36

4：35越中沢岳。夜明けは近い。

8/15 5:02

夜は明けたが、朝霧朝靄。あまり爽快な天気とは言えない模様。

8/15 5:56

スゴの頭。霧ですね！

8/15 6:29

6:30スゴ乗越。

8/15 7:03

7:00スゴ乗越小屋 到着。スポドリ購入\500、水\100、トイレ\100。靴下脱いでしばし休憩。

8/15 8:01

西斜面にでると、日本海からの強風。東斜面にはいればほぼ無風という状態でひたすら南下してゆく。

8/15 8:17

間山・・・もまた霧だねえ。

8/15 9:26

西からの強風を受けつつ、実は得意なガレ場。

8/15 9:45

9：45北薬師岳！ここでも霧！

8/15 10:32

というわけで、10：30薬師岳登頂〜♪
ええ、知ってますよ。霧ですよ。

8/15 11:05

薬師岳の避難小屋跡も当然のごとく霧。と強風。

8/15 11:07

ここの影で風を除けつつ、しばし休憩。

8/15 11:18

避難小屋跡からの下りはザレ場。霧に向かって降りていく感じ。

8/15 11:34

11：30薬師岳山荘。この3日目は山頂に立つとことごとく霧、というか雲の中だったので、前日と打って変わって全く展望・眺望のない山歩き。

8/15 11:45

それでもなんかやっぱ山楽しいな、っていう不思議。

8/15 11:59

木道歩きになった。今夜のテン泊地 薬師峠キャンプ場を目指す。

8/15 13:57

12：30薬師峠着でテント張りOK。朝も早かったし、早め早めについてよかったよかった。

8/15 13:59

水場とトイレはこの小径はいってすぐ。

8/15 14:03

トイレは十分キレイで快適だった。

8/15 14:42

薬師峠キャンプ場の受付棟でテン泊の受付をすませた後、スポドリを買おうと思ったら、ビールしかないとのこと。太郎平小屋に行けばあるそうなので、わざわざ来てしまった。ぜひキャンプ場の方にスポドリも置いてください。

8/15 14:55

太郎平小屋からの戻り途中、テン場を見下ろす。夏休みのお盆でしかも土曜日ということで、テントは鈴なり。でもそれほどの混雑じゃないな、と思うのは、2020年の特殊事情か？

8/15 17:14

3日目の夕飯はレトルトのハンバーグとゆで卵、それらをフリーズドライのビーフシチューと合わせ、主食に平パスタをあてがう。食料がほぼ空になった。3日目終了〜。

8/16 3:56

【4日目】2：00起床3：30出発。最終日は折立に下るのみだが、まあとりあえず太郎山に行ってみた。途中ほんの一瞬、満天の星空が見えたが、やはりほとんど霧でした。

8/16 5:50

明るくなって五光岩ベンチにてしばし休憩。帰りのバスは9：00折立発なのに、なぜか当初の予定では有峰記念館に向かう予定になっておりなんか1時間以上時間を早く読んでいた・・・

8/16 6:00

というわけで途中行き会った女性お二方と、なんとなく連れ立ってのんびりな下山。

8/16 6:00

山の上はこの日も霧・雲がちだが、標高下がればその雲の下である程度見通しも効き、快適な道行き。

8/16 7:08

青渕三角点着7：08。

8/16 8:34

というわけで8：30ころちょうど頃合いに十三重之塔 慰霊碑 到着。

8/16 8:39

無事に9：00発のバスにのって帰路。とりあえず登山は終了！お疲れさまでした！

8/16 9:53

有峰口駅から富山電鉄。

8/16 11:00

富山駅から新幹線で長野へ帰ろう〜♪

8/16 11:30

その前におひるごはんは麺屋いろはさんで、富山ブラック拉麺！美味でした。無事に家にもついて、遠足終了〜〜〜〜♪

撮影機器：

COOLPIX AW130 NIKON

装備

個人装備

長袖シャツ(IB Zeal青) ズボン(MHW) 寝巻き兼着替え上(IB Zeal灰) 寝巻き兼着替え下(mbメリノLWタイツ&パンツ) 靴下メイン(Injinji×2) 靴下予備(SMwool×1) グローブ1(BD) グローブ2(mb Nomex) グローブ3(AXESQUIN wp) 防寒着上(mbアノラック) 腹巻き(Kaoウール) 雨具上下(finetrack) ネックウォーマー(IB) 帽子(Pata) 帽子sub(SMtwool knit) 靴(LOWA) ザック(OMM) ご飯(6食分) 行動食(柿の種&せんべい&ドライフルーツ) 非常食(チョコ) 飲料(水&エネルゲン(パウダー)) cafeセット foldカップ フィルタ クッカー(EVERNEW 深型S+400FD+Alパン&アルスト) 燃料 ゴミ袋 キチペ トレペ テント(SMD ヘイブンタープ&ネット) テントシート(SOL) コンパス(SILVA) ヘッドランプ(GENTOS) 予備電池 GPS時計(EPSON MZ500BS) 筆記用具 地図 1stAID 薬 虫よけ 保険証 携帯 サングラス タオル カメラ(Nikon) 携帯ラジオ(SONY&イヤホン) 耳栓 シュラフ(ISUKA pirgrim240) シュラフカバー(SOL) マット1(X-Lite) マット2(山と道Pad)

感想

da-na-suke

昨年11月/12月のケガと病気から復活して、初の泊り山行予定だった8/1からの有明〜燕〜餓鬼 縦走が、初日の有明山で撤退を余儀なくされ、そこから足の痛みを少し残しつつの再リターンマッチ！的な山行でした。

足は痛みがないわけじゃないけど、ちょっと気になる違和感という程度で、ダメそうなら1,2日めあたりでまた撤退しようと思いつつも、何とか4日間歩ききることができて良かった。

食糧計画も良い感じで、出発前後で体重値自体はほぼ変わらず、体脂肪減の筋肉量増というしてやったりの内容。筋肉痛等もほぼ皆無で、無事の復帰・復活を果たせたかなという印象。

3日めにスゴ乗越小屋でお会いして少し話をしたお二方と、4日めの下り途中でまた行き会い、結局その後ずっと下山をご一緒させていただきました。時間に大分余裕のある道行きだったこともあって、お話をさせていただきながらの楽しい下山。
ソロでもくもく独り行く道行きも好きだけど、誰かと一緒の道行きもまた楽しい。まあ要するに山はいいな、ってことだと思いました。
お疲れさまでした〜♪(^^)/