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Yamareco

記録ID: 2515660
全員に公開
ハイキング
甲信越

巻機山 ミズナラ・ブナ・カエデなどの森を抜け、景色を堪能

2020年08月19日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:53
距離
14.1km
登り
1,619m
下り
1,616m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:01
休憩
0:51
合計
7:52
6:25
44
7:09
7:11
29
7:40
80
9:00
9:02
10
9:12
9:18
23
9:41
8
9:49
16
10:05
10:10
17
10:27
13
10:40
10:42
17
10:59
11:21
19
11:40
11:42
12
11:54
12:00
10
12:10
12:12
53
13:05
13:06
24
13:30
13:31
46
14:17
0
14:17
ゴール地点
日差しが強かったため、帰宅したら手の甲と首筋が日焼けしていました。でも山行中は山を吹き上げる風がヒンヤリとしていてとても気持ちよかったです。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・桜坂第4駐車場の登山口近くを利用しました。でもトイレがある第3駐車場を利用する車の方が多くありました。利用料500円は、ここにある料金所で帰りに係のおじさんに払います。山バッジ400円もここで買えます。
・カーナビにこの駐車場が載っていなかったので、巻機山麓キャンプ場に設定し、最後は矢印に従って右に進み、駐車場に入りました。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はないけれど、湿った赤土の道はつるつる滑るので、特に下りは注意が必要かと思います。樹林帯を抜けると笹が生い茂った所を通りますが、しっかり刈ってくれてあるので歩きやすくなっていました。傷んだ木製の階段や木道は交換されているところもありますが、なかなか簡単ではないようです。
その他周辺情報 塩沢石打インターを出て進み、国道291号へ右折するところにセブンイレブンあり。これ以降はコンビニもスーパーもありません。駐車場には自販機もないので、水分の補充はお忘れなく。
国道291号を走っていると左に案内が現れるので、ここを左折して登ります。途中には擦れ違えないほど狭い箇所もあります。
2020年08月19日 05:38撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 5:38
国道291号を走っていると左に案内が現れるので、ここを左折して登ります。途中には擦れ違えないほど狭い箇所もあります。
キャンプ場を目指して来て、最後はここで分かれて進みます。
2020年08月19日 05:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 5:42
キャンプ場を目指して来て、最後はここで分かれて進みます。
第3駐車場に建設中の新トイレ。この写真の手前右側に現在のトイレがありますが、照明がなく、男女兼用の個室は和式が3つ、備え付けの紙はありません。ゆくゆくは取り壊しなのかな。
2020年08月19日 05:50撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 5:50
第3駐車場に建設中の新トイレ。この写真の手前右側に現在のトイレがありますが、照明がなく、男女兼用の個室は和式が3つ、備え付けの紙はありません。ゆくゆくは取り壊しなのかな。
登山届けは第3にも第4にもあります。下山したら投函するための下部を切り離しておくようになっています。
2020年08月19日 06:03撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 6:03
登山届けは第3にも第4にもあります。下山したら投函するための下部を切り離しておくようになっています。
第4駐車場の奥が登山口です。「沢コースは危険箇所があるので初級者は行かないで」という注意書きもありました。敢えてそちらを選ぶ度胸はないら、お勧めの井戸尾根コースへ。
2020年08月19日 06:26撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 6:26
第4駐車場の奥が登山口です。「沢コースは危険箇所があるので初級者は行かないで」という注意書きもありました。敢えてそちらを選ぶ度胸はないら、お勧めの井戸尾根コースへ。
出だしからこんな感じの歩きにくい道が続きます。
2020年08月19日 06:29撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 6:29
出だしからこんな感じの歩きにくい道が続きます。
赤土の道は少々の湿り気があると、ネバ〜としていてかつ滑りやすいです。雨上がりだともっと危なっかしいと思います。
2020年08月19日 06:43撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 6:43
赤土の道は少々の湿り気があると、ネバ〜としていてかつ滑りやすいです。雨上がりだともっと危なっかしいと思います。
樹林帯へ。純林ではないため、ブナやコナラ・ミズナラやカエデ類などが混ざっています。どれも黄葉するので、秋はきっときれいでしょうね。
2020年08月19日 06:47撮影 by  DSC-WX500, SONY
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8/19 6:47
樹林帯へ。純林ではないため、ブナやコナラ・ミズナラやカエデ類などが混ざっています。どれも黄葉するので、秋はきっときれいでしょうね。
このような何合目かを示す標識も時々見られます。
2020年08月19日 06:51撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 6:51
このような何合目かを示す標識も時々見られます。
まだ若いブナの木。大きくなあれ。
2020年08月19日 06:57撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 6:57
まだ若いブナの木。大きくなあれ。
五勺まで付いている標識もあります。この先の表示はばらばらです。
2020年08月19日 07:01撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 7:01
五勺まで付いている標識もあります。この先の表示はばらばらです。
五合目に到着。この辺からは朝日が頭に当たるようになりました。
2020年08月19日 07:10撮影 by  DSC-WX500, SONY
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8/19 7:10
五合目に到着。この辺からは朝日が頭に当たるようになりました。
ヌクビ沢や滝の流れる音が聞こえてきます。とても涼しげでいいですね〜。正面のとんがったピークは割引岳。
2020年08月19日 07:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
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8/19 7:42
ヌクビ沢や滝の流れる音が聞こえてきます。とても涼しげでいいですね〜。正面のとんがったピークは割引岳。
今度は三勺ですね。
2020年08月19日 07:48撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 7:48
今度は三勺ですね。
蛇に遭遇。このあとさらに4回も見かけました。登山道を横切る奴もいて、ガサガサッという音がしたらきっと蛇です。
2020年08月19日 07:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 7:58
蛇に遭遇。このあとさらに4回も見かけました。登山道を横切る奴もいて、ガサガサッという音がしたらきっと蛇です。
モグラの死骸。
2020年08月19日 07:59撮影 by  DSC-WX500, SONY
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8/19 7:59
モグラの死骸。
六合七勺はもう日差しが強いです。
2020年08月19日 08:00撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 8:00
六合七勺はもう日差しが強いです。
今日初めて出会った植物の花や実。アカモノの実でした。
2020年08月19日 08:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 8:06
今日初めて出会った植物の花や実。アカモノの実でした。
おおらかな山容が見えてきました。でもこれは本峰の手前のピーク。本峰はこのピークまで行かないと見えないんです。
2020年08月19日 08:11撮影 by  DSC-WX500, SONY
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8/19 8:11
おおらかな山容が見えてきました。でもこれは本峰の手前のピーク。本峰はこのピークまで行かないと見えないんです。
ガレ場。岩がゴロゴロしていて、これはこれでまた歩きづらい。
2020年08月19日 08:12撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 8:12
ガレ場。岩がゴロゴロしていて、これはこれでまた歩きづらい。
でも笹藪はしっかり刈ってくれてありました。毎年シーズン前に手入れしてくれる皆さん、ありがとうございます。
2020年08月19日 08:25撮影 by  DSC-WX500, SONY
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8/19 8:25
でも笹藪はしっかり刈ってくれてありました。毎年シーズン前に手入れしてくれる皆さん、ありがとうございます。
この日初めて見た花。名前がわからない・・・
2020年08月19日 08:26撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 8:26
この日初めて見た花。名前がわからない・・・
幾重にも重なる山々が迫力満点です。谷川連峰方面。
2020年08月19日 08:26撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 8:26
幾重にも重なる山々が迫力満点です。谷川連峰方面。
整備された流れ止めの階段が登場。
2020年08月19日 08:41撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 8:41
整備された流れ止めの階段が登場。
古くなって痛みが激しい階段を、新しいものに付け替えてあります。脇にはロープがあり、その外側は植生復元中のため立入禁止区域です。
2020年08月19日 08:43撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 8:43
古くなって痛みが激しい階段を、新しいものに付け替えてあります。脇にはロープがあり、その外側は植生復元中のため立入禁止区域です。
あちこちに咲いています。イワショウブ。植生が回復してきた証拠ですね。
2020年08月19日 08:47撮影 by  DSC-WX500, SONY
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8/19 8:47
あちこちに咲いています。イワショウブ。植生が回復してきた証拠ですね。
アザミに止まる蝶もよく見かけます。
2020年08月19日 08:50撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 8:50
アザミに止まる蝶もよく見かけます。
見えると嬉しくなってつい写真を撮りたくなるのが富士山。でも解像度は肉眼に負けていますね。肉眼の方がもう少しはっきり見えました。
2020年08月19日 08:53撮影 by  DSC-WX500, SONY
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8/19 8:53
見えると嬉しくなってつい写真を撮りたくなるのが富士山。でも解像度は肉眼に負けていますね。肉眼の方がもう少しはっきり見えました。
9合目まで登ってきたら、目の前に現れたのが巻機山本峰。穏やかな稜線美が素敵です。疲れてヒーハーしながら登っていたのに、不思議と元気になっていました。
2020年08月19日 08:57撮影 by  DSC-WX500, SONY
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8/19 8:57
9合目まで登ってきたら、目の前に現れたのが巻機山本峰。穏やかな稜線美が素敵です。疲れてヒーハーしながら登っていたのに、不思議と元気になっていました。
ニセ巻機山と名乗っていますが、個人的にはそのニセなんて名称は好きではありません。前巻機山でいいじゃないですか。
2020年08月19日 09:01撮影 by  DSC-WX500, SONY
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8/19 9:01
ニセ巻機山と名乗っていますが、個人的にはそのニセなんて名称は好きではありません。前巻機山でいいじゃないですか。
少し咲いていました、ノリウツギ。
2020年08月19日 09:04撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 9:04
少し咲いていました、ノリウツギ。
花が小さくて見にくいですが、イワショウブの群落。
2020年08月19日 09:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 9:06
花が小さくて見にくいですが、イワショウブの群落。
一旦下り、見えてきた避難小屋で右に曲がると、本峰への登りになりのす。
2020年08月19日 09:10撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 9:10
一旦下り、見えてきた避難小屋で右に曲がると、本峰への登りになりのす。
痛んだ木道をこんな風に整備し直してくれています。助かります。
2020年08月19日 09:25撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 9:25
痛んだ木道をこんな風に整備し直してくれています。助かります。
大きな池塘が最初にあります。これって「竜王の池」なのかな、「織姫の池」なのか。
2020年08月19日 09:28撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 9:28
大きな池塘が最初にあります。これって「竜王の池」なのかな、「織姫の池」なのか。
一旦御機屋と呼ばれる場所に出て、巻機山の山頂標がある場所を右へ下り、右に振り返ると見えました。近くで見た方が笑っている顔のように見えますね。
2020年08月19日 09:47撮影 by  DSC-WX500, SONY
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8/19 9:47
一旦御機屋と呼ばれる場所に出て、巻機山の山頂標がある場所を右へ下り、右に振り返ると見えました。近くで見た方が笑っている顔のように見えますね。
本来の巻機山の山頂の位置にある石積み。以前はここから先には進めなかったようです。
2020年08月19日 09:51撮影 by  DSC-WX500, SONY
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8/19 9:51
本来の巻機山の山頂の位置にある石積み。以前はここから先には進めなかったようです。
そのまま道を先に進むと、朝日岳方面縦走路入口の標識が。でもどれが朝日岳なのかな。地図で見るとすんごい距離でした。
2020年08月19日 09:54撮影 by  DSC-WX500, SONY
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そのまま道を先に進むと、朝日岳方面縦走路入口の標識が。でもどれが朝日岳なのかな。地図で見るとすんごい距離でした。
小さいけれど雪渓も1つ残っていました。
2020年08月19日 09:56撮影 by  DSC-WX500, SONY
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小さいけれど雪渓も1つ残っていました。
ハクサンフウロがこの辺りに多く咲いています。
2020年08月19日 09:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
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ハクサンフウロがこの辺りに多く咲いています。
キオンという花だそうです。
2020年08月19日 10:00撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 10:00
キオンという花だそうです。
コースから大きく外れて斜面の下の方に揺れていたニッコウキスゲ。
2020年08月19日 10:08撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 10:08
コースから大きく外れて斜面の下の方に揺れていたニッコウキスゲ。
牛ヶ岳は山頂標がないため、最初は気付かずに先へ行ってしまいました。地図を確認して戻ったら三角点がありました。
2020年08月19日 10:11撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 10:11
牛ヶ岳は山頂標がないため、最初は気付かずに先へ行ってしまいました。地図を確認して戻ったら三角点がありました。
オヤマリンドウ
2020年08月19日 10:16撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 10:16
オヤマリンドウ
八海山もきれいに見えます。
2020年08月19日 10:25撮影 by  DSC-WX500, SONY
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8/19 10:25
八海山もきれいに見えます。
巻機山の山頂標に戻りました。このまま下山する手もあったのですが、せっかく来たので割引(わりめき)岳まで足を伸ばすことにして左側の道を下ります。
2020年08月19日 10:36撮影 by  602SO, Sony
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8/19 10:36
巻機山の山頂標に戻りました。このまま下山する手もあったのですが、せっかく来たので割引(わりめき)岳まで足を伸ばすことにして左側の道を下ります。
道は一本かつ明瞭で続いています。尖ったところが割引岳。
2020年08月19日 10:43撮影 by  DSC-WX500, SONY
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8/19 10:43
道は一本かつ明瞭で続いています。尖ったところが割引岳。
木道が壊れている箇所もありました。本峰に比べればマイナーなコースです。でも右側の緑の深さはとても美しいです。お花も結構見られます。
2020年08月19日 10:43撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 10:43
木道が壊れている箇所もありました。本峰に比べればマイナーなコースです。でも右側の緑の深さはとても美しいです。お花も結構見られます。
三角形の端正な姿をしています。もうひと登りです。
2020年08月19日 10:51撮影 by  DSC-WX500, SONY
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8/19 10:51
三角形の端正な姿をしています。もうひと登りです。
割引岳山頂。遮る物は何もなく見晴らし抜群!眼下のスキー場を始め遠くまで見渡せます。
2020年08月19日 10:59撮影 by  602SO, Sony
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8/19 10:59
割引岳山頂。遮る物は何もなく見晴らし抜群!眼下のスキー場を始め遠くまで見渡せます。
そんなちょっと広い山頂からは越後三山がすぐ近くにどどんと見えます。
2020年08月19日 11:13撮影 by  DSC-WX500, SONY
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8/19 11:13
そんなちょっと広い山頂からは越後三山がすぐ近くにどどんと見えます。
キンコウカ
2020年08月19日 11:37撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 11:37
キンコウカ
またまた巻機山頂に戻りました。あとは下りコースとなります。
2020年08月19日 11:38撮影 by  DSC-WX500, SONY
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8/19 11:38
またまた巻機山頂に戻りました。あとは下りコースとなります。
遙かなる道筋。
2020年08月19日 11:43撮影 by  DSC-WX500, SONY
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8/19 11:43
遙かなる道筋。
避難小屋の前から清水がある方を探ってみることにしました・・・
2020年08月19日 11:56撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 11:56
避難小屋の前から清水がある方を探ってみることにしました・・・
・・・が、ロープが張られた激狭の急な道を下るようですので諦めました。
2020年08月19日 11:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 11:58
・・・が、ロープが張られた激狭の急な道を下るようですので諦めました。
午後になり、照り返しが強くなった感じです。
2020年08月19日 12:20撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 12:20
午後になり、照り返しが強くなった感じです。
往路では見落とした7合目の標柱。
2020年08月19日 12:39撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 12:39
往路では見落とした7合目の標柱。
来た道をどんどん下って進みます。赤土の道にも日が当たり、気温も高くなり、少し乾燥が進んできたような所もありました。
2020年08月19日 13:13撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 13:13
来た道をどんどん下って進みます。赤土の道にも日が当たり、気温も高くなり、少し乾燥が進んできたような所もありました。
登りでは振り返って眺めた谷川連峰も、疲労感からもう一度楽しむ余裕がだいぶなくなりました。
2020年08月19日 13:37撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 13:37
登りでは振り返って眺めた谷川連峰も、疲労感からもう一度楽しむ余裕がだいぶなくなりました。
ここまで来て右折すると、あと300mほど先で沢コースとの分岐に出ます。登山口まであと少しですよ。
2020年08月19日 14:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 14:06
ここまで来て右折すると、あと300mほど先で沢コースとの分岐に出ます。登山口まであと少しですよ。
第4駐車場に到着しました。お疲れ様でした。
2020年08月19日 14:18撮影 by  DSC-WX500, SONY
8/19 14:18
第4駐車場に到着しました。お疲れ様でした。
撮影機器:

装備

個人装備
予備の眼鏡 長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

 池塘の復活に向けて地元の方々が苦労し、30年かけてやっと復活させることができたと聞き、是非見たくてはるばるやってきました。手元の資料によると、1976年の自然破壊状況調査を経て翌77年から景観保全活動を開始、木道を敷設して登山道を整備し、日本初の試みである池塘の復元に取り組み、さらに植生の復元へと進められました。80年代中頃からは新潟県が県の事業として整備や復元を進め、90年代後半からやっとその成果が現れ、現在に至るのだそうです(『週刊ふるさと百名山42 谷川岳・巻機山』(2011)を要約)。
 この日歩いてみて、6合目辺りより灌木帯になって8合目に至る辺りから、花が少しずつ見られるようになった印象です。登山道を制限し、木道や階段の取り替えも進められて、植生復元の効果が出てきていますね。笹藪もきっと登山シーズン前に刈り取ってくれたのでしょう、歩きやすい環境が提供されていました。そして避難小屋を過ぎるといよいよ池塘が見られました。湿原の中にある大小の池は、場所によっては笑う人の顔のように見えるものもあり(御機屋から牛ヶ岳方面に少し進むとある)、とても和みました。巻機山最高点辺りから牛ヶ岳方面への道はかつて木道が切れて行き止まりとなり、歩けなかった場所でした。今は木道も整備されて牛ヶ岳やその先まで進めるみたいで(頂上を見落として少し先まで歩いていました)、その両側には小さな花があちこちに咲いています。お花畑とよべるまでに回復したといえるのでしょう。整備に携わった方々のご苦労に感謝しつつ、静かに眺めて楽しむことができるようになったことを嬉しく思います。なお、牛ヶ岳よりもマイナーな印象の割引岳方面も斜面に花が見られましたよ。越後三山がどんと聳えていて素敵でした。
 登山口から歩いていると概ね樹林帯が続き、5合目辺りはブナやミズナラ、カエデなど黄葉する樹木でいっぱいです。いつか必ず秋に歩きたいです。一方で巻機山の醍醐味は、9合目まで登らないと本峰が見えないことではないでしょうか。ゆったりとした山頂は横に伸び、そこまで来た人を歓迎しているように見えました。ただし復路は持参した飲料水2Lを飲み切ってしまい結構バテ気味で、樹林帯からのぞく景色を楽しむ余裕はありませんでしたけれど。

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