丹沢主脈縦走(修行のような山歩きでした)
- GPS
- 28:05
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 1,915m
- 下り
- 2,364m
コースタイム
※歩行時間:6時間(小休止含む) 休憩20分
19日ミヤマ山荘6:40〜(1時間)〜不動ノ峰7:40〜(1時間15)〜蛭ケ岳8:55/9:10〜(1時間35)〜姫次10:45/10:50〜(1時間15)〜焼山12:05〜(1時間05)〜西野々バス停13:10着
※歩行時間 6時間10分(小休止含む) 休憩20
天候 | 18日 晴れのち曇 19日 高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 道志道の西野々バス停13:17発のバスで三ヶ木乗り換えで橋本駅 ※道志方面に下山した場合、バスの便は少ないので注意(13:17のバスは平日のみ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは秦野駅バス停とヤビッツ峠にあります。 18日の登山道はどろんこ状態で歩きにくかった 19日は天気が一転してあられが積もった階段は滑りやすい 登山道は特に難しい所はありません。 |
写真
感想
12/18
本来なら15〜16日と北八ッの高見石小屋に行く予定が満員で予約が取れず、それなら黒百合ヒュッテにしようかと話していたら中央高速のトンネル事故があったので八ツはあきらめ安達太良山に変更したら、天気が悪く前日に中止になってしまった。一緒に行く予定の友人達は里にいると言う、私はこの時期を逃すと仕事が始まり山に行けなくなるので、単独でいける山というと奥多摩か丹沢しか思い浮かばなく、この機会に前から歩こうと思って計画書を作って置いた丹沢主脈縦走をすることにした。
この縦走、ヤマレコで見るとほとんどの人が焼山方面から登り日帰りしているが、私の住んでいる千葉からでは日帰りはとても無理なので前から泊まってみたかったみやま山荘で一泊して道志に下りるコースにしました。問題は道志方面はバスの便が悪くて昼間はほとんど無い、それでも平日には13時17分が一本有る。これを逃すと16時台まで無いのでもし乗り遅れたらいやしの湯まで歩いてやまなみ温泉経由で藤野に行く事にします。
秦野駅のヤビッツ峠行きのバスは平日でも座席を埋めるくらいの登山者がいる。天気予報だと今日は暖かいと言う通り峠についても寒くない、富士見峠の登山道から登りはじめると歩き出してすぐに暑くなる。ザックも久しぶりに重たいのを担いでいるのでなかなかピッチが上がりません。今回は単独装備と12月の半ばと言うことも有り何があるか判らないので軽アイゼンと防寒着を持ってきている。しばらく重いザックを背負って歩いていないのでそれもバテバテの原因かも、大汗をかいてやっとの事で三ノ塔にたどり着いたしかし暑さはバテますねぇ。家に帰ってから前に歩いたコースタイムを見ると20分も遅かった・・・・
三ノ塔から塔ノ岳までは良く歩かれていて私の説明などはいらないと思うが、6年前にこのコース歩いたとき登山道は田んぼ状態でドロドロだったので今回も多分そうだと思ってきたらやっぱりそうだった。塔ノ岳に着く頃にはだんだんとガスって来て山頂に着いたら何も見えないいつもは混んでいる山頂も閑散としている。少し休んでから丹沢山に向かう、ここを歩いたのは2年前の6月、檜洞丸から蛭ケ岳とシロヤシオを見ながら縦走してきたた。このときも一日目はあまり天気が良くなかったが、2日目蛭ヶ岳から塔ノ岳までの稜線は天気に恵まれてほんとうに気持ちの良い稜線歩きが出来てもう一度歩きたいと思ったものです。その時のレポ⇒ http://yama.mogudesu.com/?eid=1294161
今回は前回とはうって変わりなんとも寒々しい稜線を歩いて丹沢山のみやま山荘に着きました。山荘には植生調査で滞在している4人の人達以外、登山者は私1人で2階の個室に泊めさせて貰いました。天気が良かったら夕日が見たかったけど今日は無理そうなのであきらめ、楽しみにしていた夕食はなんと鉄板焼きが出てきてびっくり!!美味しかったです。夕焼けは見えなかったけど窓からは宮ヶ瀬湖方面の夜景が綺麗に見えていた。明日は寒気が入って寒くなるとのこと天気が良くなるといいな。
12/19
5時に起きて外を見たら真っ白になっていて雪かなと思ったら粒が大きい雹が積もっていた。日の出は6時50分頃とのこと雲が多くて日の出を見るのは無理だった、6時に朝食を食べて6時40分に小屋を出発外に出たら思っていたよりも風は無く助かるが低く垂れ込めた雲があり富士山は見えない。塔ノ岳を後に蛭ケ岳に向かうが霜が降りた階段は滑りそうで1歩1歩慎重に歩く。不動の峰まではいったん下り笹原の中を登っていく、途中木に霧氷が着いていて綺麗だ。昨日の登山道はどろどろでしたが今日は凍っていて昨日よりは歩きやすいので助かる。不動の峰を過ぎで鬼ヶ岩の所に着いてさて下ろうと思ったら下に3人の登山者が見えたので上で待機、登って来た人達は3人組の年配の方達でした。昨日は蛭ケ岳に泊まり大倉に戻るとのこと、鬼ヶ岩を下り蛭ケ岳の登りにかかるとさらに若者3人が下りてきた。聞くと昨日の蛭ケ岳山荘には12人位泊まったとのことこの後にも若者4人組とすれ違った。
蛭ケ岳山頂はなんとも寒々としている、2年前檜洞丸から登って来た時も雨と風が強くてほうほうの体で山荘にたどり着いたのよね。翌日は天気が良かったので山頂からの大展望を見られたけと今回は雲が低く富士山も見えなくてガッカリ。さてと待っていても富士山は見えそうに無いので姫次方面に下ります、山頂からは延々と階段が続いている。霜が降りた真っ白な階段は白い道に見える、ここからはもう誰にも会わないだろうと思っていたら、地蔵平で単独のおじさんに会い、工事関係の5人に会い、姫次では若者2人に会い、姫次から先で単独の若者2人に会ったやっぱり丹沢平日でも誰かが歩いている。
姫次に着いた時間が10時45分ここから西野々パス亭まではコースタイムで約3時間、13時17分のバスには間に合わないよなと思ったけど、ここからは東海自然歩道なので登山道も整備されているだろうと思いなんとか13時のバスに間に合うように急いでみることにする。黍殻山は巻いて焼山は登りそのまま下る時間を見るとなんとか間に合いそうだ、途中焼山登山口との分岐が出てきてどちらも0.8キロどっちに行くか迷ったが西野々バス停に向かい沢を渡り登ると林道に出て鹿柵を通り民家が出てきたら程なく西野々バス停に着きました。後半は飛ばしたのでなんとかバスに間に合ったけど疲れた。
これで念願だった丹沢の主稜線と主脈線を縦走できた、出来ることなら天気の良い雪の有るときに歩きたかったけど急に決めたので仕方ない。塔ノ岳から蛭ケ岳の稜線は大好きなので次は雪の有るときか紅葉の時にまた歩こう。今年はたぶんこれが登り納めになる、振り返って見ると本当に天気に翻弄された1年だった。今回も二転三転して結局1人で丹沢に来た訳で今年の山行を象徴した山登りでしたが、無事に下りられたのだから良しとしましょう。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する