北横岳(RW山頂駅〜北横岳〜天祥寺原〜竜源橋〜RW山麓駅)【長野県、八ヶ岳】
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- GPS
- 03:53
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 433m
- 下り
- 919m
コースタイム
- 山行
- 3:33
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 3:51
9/19:ロープウェイ山頂駅 1310 ― 北横岳方面、雨池峠方面分岐 1319 ― 頂稜上の北横三ッ岳分岐1338 ― 北横ロッジ 1342/七ッ池往復/1350 ― 北横岳(南峰) 1359/1406 ― 北横岳(北峰) 1410/1412 ― 亀甲池 1500 ― 天祥寺原の北横分岐 1514/1515 ― 天祥寺原の将軍平分岐 1524 ― 林道横断 1617 ― 竜源橋登山口 1620 ― 女の神氷水 1625 ― ロープウェイ山麓駅 1703
● 行動時間
9/19: 3:57
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
9/19 : (家=北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅=山頂駅) 山頂駅―北横岳―亀甲池―天祥寺原―竜源橋―ロープウェイ山麓駅 尖石温泉「縄文の湯」、ホテル泊 9/20 : 未定 ●登山口へのアクセス ○北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅 ・ 諏訪IC やJR茅野駅から国道 152号線を東進し、ビーナスラインに入って、途中北八ヶ岳ロープウェイの誘導指示に従い右へ。終点にロープウェイ乗り場がある ・駐車は多数可能。もっともロープウェイ客用であるのが建前か ○竜源橋 ・竜源橋バス停の西側、橋を越えたところに小さな登山口標識がある ・登山口前には、ほんの数台分は駐車余地がある ・近くには「女の神氷水」という水場がある (2020.9現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○ロープウェイ山頂駅〜坪庭〜北横岳 ・火山らしい黒や赤味を帯びた小岩がゴロゴロしたおり、歩きにくい ・坪庭から頂稜までは一気に登る ・標示はコース入口と出口の指示標くらいだが、コースロープも結構あるので迷うことはなかろう ・ロッジから七ッ池までは2分もかからないくらい ○北横岳〜亀甲池〜天祥寺原 ・始め岩ゴロゴロ、中盤木の根っこ、終わり岩ゴロゴロ。ずっと傾斜もあり歩きにくい ・道標は始め(山頂)と終わり(亀甲池、天祥寺原)のみ ・亀甲池までは樹林帯の中で見通し効かず。亀甲池と天祥寺原の間は、眼前に蓼科を見ながら進む部分が多い ○天祥寺原〜竜源橋 ・天祥寺原寄りは起伏も少ない道取り。竜源橋側はジグザグをきって進む急坂 ・道標が始めと終わりのみ |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ・国道152号線「山寺上」交差点までの間には、何軒かのコンビニあり ・茅野駅前や国道19号線沿い等には飲食店あり ●日帰り温泉 ・周辺には、いくつかの日帰り温泉が整備されている。今回は、「尖石温泉縄文の湯」を利用した ・大人600円。いろいろ整った日帰り温泉というよりも、地元の人向けの銭湯の延長線上にあるような設備であった |
写真
感想
中央アルプス空木岳に行きたいとの思いで、とりあえず4連休に伊那地方で宿を確保したのだが、土壇場まで天候が不安定で行き先にはずいぶん悩まされた。結局、19日は前日夜時点の天気予報では午前中は雨っぽいこともあったため、早朝家を出て、まずは短時間コースを考えていた北八ヶ岳に向かうこととした。
向かってみると、中央道を北上しても、やたらと中央アルプスや八ヶ岳方面がくっきりと見えており、雨予報は何だったんだ、もっと早く出発したら良かったと後悔するも手遅れ。加えて3度の事故等渋滞などもあって、予想時刻を大幅に過ぎてロープウェイ乗り場に到着した。景色を楽しみつつも、コース案を悩む。18時を回ることだけは避けようと考え、大岳も三ッ岳も省略することとした。北横岳と蓼科山との赤線接続、この二つの目的でいくこととした。
ロープウェイを降りると、目の前には坪庭。溶岩の痕跡をとどめる造形激しい岩と高山植物が織りなす庭園だ。残念ながら高山植物はすでにシーズンオフで、花は殆ど残っていない。
しっかりとした分岐点の道標に導かれ、北横岳への登りにかかる。小岩ゴロゴロだが、坪庭よりは歩きやすい。時折見通しの利く林の中をジグザグを切って登る。頂稜に出ると三ッ岳方面との分岐点。三ッ岳方面には険路である旨書いてある。それでも“行ってみようか”なんていうハイカーが入っていく。
北横ヒュッテまでは、殆ど水平路であり、近づくと大勢の人声がする。休憩中の方が団らん。それくらいに天候もちょうどよい。
ヒュッテ横の道標には七ッ池への分岐も記されている。「徒歩2分」とも書かれている。三ッ岳をカットしたこともあり、その代償というわけでもないが七ッ池まで足を延ばしてみる。穏やかな水面にはオニヤンマも飛び交い、自然の中にいることを感じさせる。さざ波立って山並みがきれいに映り込まないが、上部には北横岳も聳えている。
戻って北横岳まで一登り。途中からは見晴が効くようになり、背後の縞枯山からの北八ヶ岳だけではなく、赤岳ほか荒々しい南の軍団が林立する様もハッキリと見える。南アルプス中心部には雲もかかるが仙丈ヶ岳あたりは見えている。更に一登りすると南峰。ここもなかなかの展望台だ。先ほどからの眺めに蓼科山が加わる。さらに、北アルプスに目をやるとちょうど槍や穂高の辺りが雲間に顔を出している。
展望台のような南峰から北峰へは目と鼻の先。あちらの話し声が聞こえるくらい。北峰からは真正面の蓼科山のまんまるな姿がひときわ大きく映る。
そこからは亀甲池へと一気の下り。ここも小岩ゴロゴロの歩きにくい道取り。途中からは木の根張りの目立つ道になり、ごろごろもまざり、傾斜が緩んできたら、亀甲池。池は涸れ気味で、池の中と思しき所を歩いて分岐標示へと進む。標示の辺りは笹原だ。
分岐からは天祥寺原を目指す。ちょうど谷筋状になっており、正面には蓼科山、背後にも大岳辺りの山並みがある中を、水気のないゆったりとした谷道が続く。
やがて、左右が解放され、天祥寺原に到着。標柱には「天祥寺平」とある。そこから北横岳や大岳を左に、蓼科を右に見ながら薄い樹林の中の広々とした緩やかな沢筋を下る。
将軍平分岐手前で、ちょうど蓼科方面から降りてきた方の背中が見えた。そこまで行くと、6年前のトレースと合流する。
記憶に薄い竜源橋への下りを進む。やがて坂が急になりジグザグに下降するようになると出口は近い。最後に林道を横断し、小さな駐車スペースを伴う竜源橋登山口に到着した。
ただし、今日はこれからまだ車に戻るまで車道歩きが待っている。ひたすら歩き、別荘地の中では犬の散歩中の方なんかに不思議そうに見られつつ、山麓駅へと登っていく。
ちょうど最終ロープウェイが出発したところで駅下に到着。
予定よりは早かった。これならもう一山行けたなぁ、と思いつつ、あしたへと続く。
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