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Yamareco

記録ID: 2582367
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

【関東百名山巡礼】加波山・足尾山/難台山ハシゴツアー(一本杉峠への林道通行止めで計画変更)

2020年09月21日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:16
距離
13.9km
登り
995m
下り
983m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:13
休憩
1:18
合計
6:31
9:18
15
林道ゲート(通行止め地点)
9:33
9:34
4
9:38
9:39
16
9:55
9:56
5
10:05
10:12
37
林道分岐(自由の楷)
10:49
10:56
16
11:12
11:12
7
林道分岐(自由の楷)
11:34
11:38
7
11:45
11:48
30
12:18
12:23
14
12:37
12:42
50
林道ゲート(※車にて移動)
13:32
13:38
17
13:55
13:56
14
14:10
14:17
25
14:42
15:07
17
15:24
15:24
14
15:38
15:42
7
15:49
道祖神峠
天候 朝方高曇り、のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
(加波山)
・茨城フラワーパークから林道を一本杉峠へ向かうも、今夏の大雨で峠手前の林道が崩壊、足尾山脇の駐車スペース(峠まで約2.2km地点)で通行止めのゲートあり[※林道崩落地点は関東ふれあいの道で歩行者のみ迂回可能]
・一本杉峠/足尾山山頂からの下山ルートはいくつかあり、方向注意
(難台山)道祖神峠の吾国山方面林道入口に数台駐車可
コース状況/
危険箇所等
(加波山)関東ふれあいの道は林道と度々離合する上、入口の標識がやや分かりにくい
(難台山)スズラン自生地分岐への登り、広い急斜面にジグザグのルートが切られており、これを外れるとスリップしやすいので注意
[※行動記録の足尾山林道ゲート→道祖神峠の区間は車で移動]
その他周辺情報 道祖神峠に下山後、北関東道・国道4号他で約100匱絨榮亜¬霹鳥垤抒阿了山鉱泉に宿泊
本日1座目の加波山、アクセスの林道が今年の雨で途中崩落、一本杉峠まで約2km地点で通行止め。歩程がかなり増えました…〈涙〉
2020年09月21日 09:11撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/21 9:11
本日1座目の加波山、アクセスの林道が今年の雨で途中崩落、一本杉峠まで約2km地点で通行止め。歩程がかなり増えました…〈涙〉
足尾山山腹のスペースに一人寂しく駐車…
2020年09月21日 09:13撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/21 9:13
足尾山山腹のスペースに一人寂しく駐車…
林道関係者のオジサンが、崩落地点をジープで見てきて「車は暫くムリ…」とゲートを閉鎖して帰られました…<溜息>
2020年09月21日 09:14撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 9:14
林道関係者のオジサンが、崩落地点をジープで見てきて「車は暫くムリ…」とゲートを閉鎖して帰られました…<溜息>
夜来の雨が上がり、関東平野がスッキリ見通せます。林道途中にパラグライダーの離陸ポイントあり。連休最終日、今日は反対側から上がってくる飛行士達で賑わいそうです!
2020年09月21日 09:16撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 9:16
夜来の雨が上がり、関東平野がスッキリ見通せます。林道途中にパラグライダーの離陸ポイントあり。連休最終日、今日は反対側から上がってくる飛行士達で賑わいそうです!
白井地区への下山路あり。結構踏まれている感じ…
2020年09月21日 09:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 9:19
白井地区への下山路あり。結構踏まれている感じ…
このコース、関東ふれあいの道のようです。あまり歩かれている感じはしませんが…
2020年09月21日 09:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 9:23
このコース、関東ふれあいの道のようです。あまり歩かれている感じはしませんが…
まあまあ飲めそうな水場あり。間もなく一本杉峠。
2020年09月21日 09:32撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 9:32
まあまあ飲めそうな水場あり。間もなく一本杉峠。
こちらが、関東ふれあいの道コースの入口のようです。滑りやすそうな道ですが、帰りはこちらへ行ってみましょう。
2020年09月21日 09:33撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/21 9:33
こちらが、関東ふれあいの道コースの入口のようです。滑りやすそうな道ですが、帰りはこちらへ行ってみましょう。
この先の林道が崩れて通れないそうなので、右の山道へ。
2020年09月21日 09:34撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 9:34
この先の林道が崩れて通れないそうなので、右の山道へ。
一本杉峠着。片道約20分歩程が延び、当初予定していた燕山往復は断念。往路は右の丸山コースへ。
2020年09月21日 09:38撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/21 9:38
一本杉峠着。片道約20分歩程が延び、当初予定していた燕山往復は断念。往路は右の丸山コースへ。
丸山山頂方面には、風力発電機あり。登山コースは巻き道で通過…
2020年09月21日 09:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 9:58
丸山山頂方面には、風力発電機あり。登山コースは巻き道で通過…
もう1機、三つ羽根の風力発電機あり。その左奥に目指す加波山登場。。
2020年09月21日 09:59撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 9:59
もう1機、三つ羽根の風力発電機あり。その左奥に目指す加波山登場。。
林道に再び合流。右の山腹に、特徴的な白亜の岩場あり(採石場でした)。
2020年09月21日 10:01撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 10:01
林道に再び合流。右の山腹に、特徴的な白亜の岩場あり(採石場でした)。
林道を少し歩くと、「自由の楷」の立派なモニュメントあり。ここで再び関東ふれあいの道コースへ。
2020年09月21日 10:03撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/21 10:03
林道を少し歩くと、「自由の楷」の立派なモニュメントあり。ここで再び関東ふれあいの道コースへ。
池のほとりに、季節外れのカキツバタが咲いてます。
2020年09月21日 10:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
9/21 10:05
池のほとりに、季節外れのカキツバタが咲いてます。
ようやく本格的な山道に。山頂まで1km切りました…
2020年09月21日 10:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 10:12
ようやく本格的な山道に。山頂まで1km切りました…
原生林の中、無限に続く木段地獄…
2020年09月21日 10:15撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 10:15
原生林の中、無限に続く木段地獄…
階段地獄も終わり、ようやく勾配が緩くなりました…〈ホッ〉
2020年09月21日 10:25撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 10:25
階段地獄も終わり、ようやく勾配が緩くなりました…〈ホッ〉
ナニコレ珍百景に出て来そうな「眺望」のナゾの看板。解説板が取れちゃったようです…
2020年09月21日 10:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/21 10:26
ナニコレ珍百景に出て来そうな「眺望」のナゾの看板。解説板が取れちゃったようです…
注連飾り跡の綱。ここからは加波山神社のご神域のようです。
2020年09月21日 10:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 10:27
注連飾り跡の綱。ここからは加波山神社のご神域のようです。
緩やかでステキな尾根道を進みます。
2020年09月21日 10:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 10:29
緩やかでステキな尾根道を進みます。
詳しい解説板。8〜9月に真言密教の修業が行われているそう。コロナ禍でも修業は続くのでしょうか…?
2020年09月21日 10:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 10:31
詳しい解説板。8〜9月に真言密教の修業が行われているそう。コロナ禍でも修業は続くのでしょうか…?
一際大きな山頂直下の「旗立石」通過。
2020年09月21日 10:37撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/21 10:37
一際大きな山頂直下の「旗立石」通過。
古木の足下の物寂びた石仏様。修験道の地らしい佇まい。
2020年09月21日 10:40撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/21 10:40
古木の足下の物寂びた石仏様。修験道の地らしい佇まい。
山頂の一角に、立派なお社。
2020年09月21日 10:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/21 10:43
山頂の一角に、立派なお社。
山頂神社で記念にパチリ。
2020年09月21日 10:49撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
9/21 10:49
山頂神社で記念にパチリ。
山名標識はありませんが、丸太に腰掛けてふと足下を見ると、埋もれた三角点がありました…
2020年09月21日 10:53撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 10:53
山名標識はありませんが、丸太に腰掛けてふと足下を見ると、埋もれた三角点がありました…
立派な山頂奥社を振り返りつつ、下山開始。
2020年09月21日 10:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
9/21 10:55
立派な山頂奥社を振り返りつつ、下山開始。
巨石とお社のコントラストが、庄内の山寺を彷彿とさせます。
2020年09月21日 10:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/21 10:58
巨石とお社のコントラストが、庄内の山寺を彷彿とさせます。
帰路、岩場のプチ展望台に立ち寄ると、木の間から双耳峰の筑波山がチラリ…
2020年09月21日 11:09撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 11:09
帰路、岩場のプチ展望台に立ち寄ると、木の間から双耳峰の筑波山がチラリ…
「自由の楷」に戻ってきました。何やらシャモジのような形です。
2020年09月21日 11:17撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 11:17
「自由の楷」に戻ってきました。何やらシャモジのような形です。
一本杉峠帰着。これが峠の名の由来、一本杉でしょうか。
2020年09月21日 11:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/21 11:29
一本杉峠帰着。これが峠の名の由来、一本杉でしょうか。
帰路はここから林道を離れ、足尾山コースへ。折角余計に歩くのだから、ピークを踏んでいきたい…〈ヤマラーの宿業でしょうか…〉
2020年09月21日 11:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 11:45
帰路はここから林道を離れ、足尾山コースへ。折角余計に歩くのだから、ピークを踏んでいきたい…〈ヤマラーの宿業でしょうか…〉
路傍に可憐なヒナギク系?の花々。
2020年09月21日 11:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/21 11:47
路傍に可憐なヒナギク系?の花々。
関東ふれあいの道はここで一旦林道に合流。林道からの入口は少々分かりにくいです…
2020年09月21日 12:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 12:04
関東ふれあいの道はここで一旦林道に合流。林道からの入口は少々分かりにくいです…
林道を少し歩き、さてここから足尾山への最後の登り…
2020年09月21日 12:06撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 12:06
林道を少し歩き、さてここから足尾山への最後の登り…
足尾山頂着。加波山の数十倍展望よし!筑波山バックで、居合わせた男性にシャッターお願いしました。
2020年09月21日 12:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
9/21 12:18
足尾山頂着。加波山の数十倍展望よし!筑波山バックで、居合わせた男性にシャッターお願いしました。
パラグライダーやってますねー。気持ち良さそう…!
2020年09月21日 12:20撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 12:20
パラグライダーやってますねー。気持ち良さそう…!
元々の山名は「足尾」でなく「葦穂」だったようです。
2020年09月21日 12:20撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/21 12:20
元々の山名は「足尾」でなく「葦穂」だったようです。
林道遠回りが面倒で、藪漕ぎ・ショートカットにて林道へ急降下!(良い子はマネしないでね…)
2020年09月21日 12:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 12:31
林道遠回りが面倒で、藪漕ぎ・ショートカットにて林道へ急降下!(良い子はマネしないでね…)
何とか最短距離で激ヤブ脱出。最後はササをなぎ倒し、踏んづけて突破…
2020年09月21日 12:33撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 12:33
何とか最短距離で激ヤブ脱出。最後はササをなぎ倒し、踏んづけて突破…
無事、出発点に帰着。さて、態勢立て直し、午後のお替わり山行へ!
2020年09月21日 12:36撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 12:36
無事、出発点に帰着。さて、態勢立て直し、午後のお替わり山行へ!
狭い林道をスライドに苦労しつつ走り抜け、下界へ下りてきました。今登ってきた加波山の山並みと風力発電機が目立ちます。パラグライダーもたくさん飛び交い、いかにも気持ち良さそう…<羨望の眼差し…>
2020年09月21日 13:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 13:19
狭い林道をスライドに苦労しつつ走り抜け、下界へ下りてきました。今登ってきた加波山の山並みと風力発電機が目立ちます。パラグライダーもたくさん飛び交い、いかにも気持ち良さそう…<羨望の眼差し…>
午後のお替わり山行は、以前吾国山をピストンした道祖神峠からスタート。今回はここから新関東百名山・難台山を目指します。
2020年09月21日 13:38撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/21 13:38
午後のお替わり山行は、以前吾国山をピストンした道祖神峠からスタート。今回はここから新関東百名山・難台山を目指します。
林道分岐、ここは右の山道へ。
2020年09月21日 13:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 13:43
林道分岐、ここは右の山道へ。
ひとしきり登ると、スズラン自生地分岐着。今はオフシーズンです…
2020年09月21日 14:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 14:10
ひとしきり登ると、スズラン自生地分岐着。今はオフシーズンです…
カタバミ?群生地。夏の名残もそろそろ終わりですね…
2020年09月21日 14:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/21 14:18
カタバミ?群生地。夏の名残もそろそろ終わりですね…
一旦ググッと下ります。帰りの登り返しがキツそう…〈汗〉
2020年09月21日 14:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 14:19
一旦ググッと下ります。帰りの登り返しがキツそう…〈汗〉
山頂が近づくにつれ、加波山同様、巨石がポツポツ出現…。
2020年09月21日 14:30撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/21 14:30
山頂が近づくにつれ、加波山同様、巨石がポツポツ出現…。
新緑と見紛う鮮やかな原生林の中、最後の胸突き八丁。
2020年09月21日 14:34撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 14:34
新緑と見紛う鮮やかな原生林の中、最後の胸突き八丁。
難台山頂着。8年前に悪天で登り損ねた山を、ようやく踏破。立派な展望解説板あり、周りはほぼ樹林ですが…
2020年09月21日 14:42撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
9/21 14:42
難台山頂着。8年前に悪天で登り損ねた山を、ようやく踏破。立派な展望解説板あり、周りはほぼ樹林ですが…
上空はすっかり青空が支配。午前中登った加波山・足尾山など眺めつつ、遅い弁当昼食。
2020年09月21日 14:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 14:44
上空はすっかり青空が支配。午前中登った加波山・足尾山など眺めつつ、遅い弁当昼食。
少々逆光ですが、筑波山もバッチリ。ここはさすがに無人ですが、あちらは4連休でさぞ賑わっていることでしょう…
2020年09月21日 14:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 14:44
少々逆光ですが、筑波山もバッチリ。ここはさすがに無人ですが、あちらは4連休でさぞ賑わっていることでしょう…
山頂の一角に、旧い石の祠あり。
2020年09月21日 15:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 15:05
山頂の一角に、旧い石の祠あり。
初登頂ですので、一応記念に自撮り。
2020年09月21日 15:06撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
9/21 15:06
初登頂ですので、一応記念に自撮り。
「フラワーロード」に午後の陽が当たり、メルヘンを感じます。
2020年09月21日 15:13撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/21 15:13
「フラワーロード」に午後の陽が当たり、メルヘンを感じます。
無事、道祖神峠帰着。我が愛車が、一人ポツンと主の帰りを待ってくれてます…。
2020年09月21日 15:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/21 15:48
無事、道祖神峠帰着。我が愛車が、一人ポツンと主の帰りを待ってくれてます…。
今晩のお宿は、矢板の奥座敷・寺山鉱泉。相当の細い山道を走り抜けると、立派な屋敷構え!
2020年09月21日 18:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/21 18:04
今晩のお宿は、矢板の奥座敷・寺山鉱泉。相当の細い山道を走り抜けると、立派な屋敷構え!
温泉成分タップリ、身体が芯から温まるフロに浸かった後、部屋にて地場感溢れる夕食。イワナは炭火でじっくり焼いてくれてます。有機栽培のお米を炊いた栗おこわも美味。ビールが五臓六腑に沁みわたります!
2020年09月21日 19:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/21 19:04
温泉成分タップリ、身体が芯から温まるフロに浸かった後、部屋にて地場感溢れる夕食。イワナは炭火でじっくり焼いてくれてます。有機栽培のお米を炊いた栗おこわも美味。ビールが五臓六腑に沁みわたります!
撮影機器:

感想

 コロナ禍もやや収束傾向の秋の4連休、後半は好天予報で居ても立ってもいられず、単身車にて茨城・栃木のマイナーな関東百名山巡りの旅へ。往路の常磐道や下道の混雑はさほどでもなく、朝9時前に登山口近くの林道へ進入。ところが、当初の出発予定地点・一本杉峠の手前約2.2km地点に通行止めのゲート…。ちょうどゲートの向こう側から走ってきた林道関係者の軽トラのオヤジさんに伺うと、この先の林道が今夏の豪雨で完全に崩落、車やバイクで一本杉峠に入るのは無理とのこと。やむなくゲート手前の駐車スペースに車を停め、林道を暫くトボトボ歩くと、崩落地点の手前で「関東ふれあいの道」の標識あり、約20分遅れで登山口の一本杉峠に到着。午後のお替わり山行もあるため、当初計画の燕山へのプチ縦走は断念、ここから加波山をピストンすることにします。
 単純往復も味気ないので、往路は林道でなく小ピーク・丸山経由のルートを辿りますが、ちょうど山頂付近にウィンドパーク筑波の巨大な風力発電所2機が鎮座しており、ピークも踏めないまま林道に一旦合流。案内標識に導かれ、再び関東ふれあいの道を進むと、無限に続くと思われた木段地獄もいつしか終わり、途中には巨石のモニュメントや物寂びた石仏なども現れて、この山域の長い修験道の歴史を感じさせます。およそ1ピッチ強で、立派なお社の建つ山頂の一角に到達。ここまで来ると、麓の神社から登ってこられるハイカーも多数現れ、慌ててマスクを着けて三角点の立つ山頂の奥社へ。無事登山の御礼祈願の後、そそくさと下山開始、せめてもう一つピークを踏んでおこう、とヤマラーの血が騒ぎ、帰路は一本杉峠から足尾山方面への山道へ。標高600m台の里山の風情にて、さして期待もせぬまま樹林帯の緩やかな道を登り詰めると、昼過ぎに足尾山頂到着。あに図らんや、四周はスッキリ開け里山とは思えぬ展望絶佳。特に、すぐ近くの峰続きの筑波山が堂々たる双耳峰の山容を見せてくれており、思いがけぬ眺望の贈り物に「来て良かった!」とすっかり満足。朝方は曇りがちだった天候もスッキリ回復、あちらはさぞかしハイカーで混雑していることだろう、と思いを馳せながら、唯一居合わせた男性ソロの方に筑波山バックでの記念写真を撮って頂き、早々下山にかかります。本来なら、山道をきのこ山方面へ進み、林道に合流した後、少し戻ればゲート前の駐車場所へ戻れるのですが、スマホの地図で見ると足尾山頂はこの林道ゲートのすぐ真横。遠回りも憚られ、往路で林道方面に下っていきそうな良さげな踏み跡もあったため、勇んでその踏み跡を辿っていきます。ところが、この踏跡は単にえぐれて歩きにくい登路を迂回する小径で、すぐに元来た道に復帰しそうになり、ふと下方を見ると、濃い笹藪の向こうに林道の標識がかすかに透けて見えます。ここで要らぬ冒険心を出し、藪の薄そうな地点を見定めて雑木林に足を踏み入れると、これが結構手強く、最後は雑木を踏んづけ、枝をかき分けて何とか林道に復帰。距離は短くて済んだものの、結局すり傷をたくさん作り、帽子もザックも泥だらけの満身創痍…。良い子は決してマネしないで…の思わぬ荒行でした。
 ともあれ、無事加波山と足尾山の小ツアーを終え、時刻はまだ13時前。足慣らしには少々物足りない、と林道を車で快調に走り下ります。途中、パラグライダーの離陸場があり、多くの方が気持ち良さそうに山腹へと滑空していくのを羨ましげに眺めながら、当方は地味に県道を移動。次なるターゲットは、いずれも道祖神峠から楽にアクセスできる吾国山〜難台山の稜線です。当初は関東百名山の吾国山を目指すつもりでしたが、出発前にここ10年ぐらいの山行記録を掘り起こした結果、小雪混じりの悪天の中ながら、8年前に前職場の「山の会」ツアーで一応同山の山頂を踏んでいることが判明。当時の写真も山行仲間から送っていただけ、ヤマレコの記事も再録・アップ済み、ということで、当該ツアーで当初は縦走する計画ながら、悪天で踏み損ねた「新関東百名山」の難台山に急遽ターゲットを変更です。道祖神峠から幅の広い林道風の道をズンズン進むと、午後2時前の遅まきの出発ということもあり、何組かのハイカーとすれ違った後はどうやら小生の一人旅。マスクも外し、リラックスしてつづら折れの歩きやすいハイキング道を登っていくうち、いつしか勾配も緩み、スズラン自生地分岐などいくつかの小ピークを越えて、午後3時前に難台山山頂に到着です。気温も上がり、だいぶお腹も空いてきたため、遅めの弁当昼食をかき込みながら、今し方登ってきた加波山〜足尾山の山並み、そして逆行気味ながら相変わらず堂々たる姿を誇る筑波山の眺めを楽しみます。復路は往路の1.5倍モードで快調に下っていきますが、さすがに本日3座目のピークハントで疲れも出てきて、いくつかの登り返しに足が止まり、結局午後4時少し前に出発点の道祖神峠に帰着。
 ここから明日の好天を予想させる夕陽を浴びながら北関東道、さらに国道4号線のバイパスを快調に飛ばし、矢板市内のコンビニで明日の食料・ドリンクなどを調達、山のあぜ道を走り抜けてこの日のお宿、矢板の奥座敷・寺山鉱泉に到着。鉄分の多い特徴的なお風呂に、地場の食材をふんだんに使い、質素ながらお心のこもった夕食に心身ともすっかり満足、疲労も回復。翌日の朝食をおにぎりにしてもらい、支払いも早々に済ませて、深い眠りに落ちたのでありました…。
【※ツアー後半・日留賀岳編へ続く…】

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