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Yamareco

記録ID: 2663753
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

北風が凍みた〜晩秋の烏帽子岳(鳩打峠からピストン)

2020年10月20日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:53
距離
9.4km
登り
1,182m
下り
1,182m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:34
休憩
1:19
合計
7:53
5:53
2
鳩打峠駐車場
5:55
61
登山口
6:56
7:10
79
8:43
10
セキナギ(下部)
8:53
62
セキナギ(上部)
9:55
7
烏帽子岩
10:02
11:07
40
11:47
6
セキナギ(上部)
11:53
12
セキナギ(下部)
13:20
25
小八郎岳からの道合流
13:45
1
登山口
13:46
鳩打峠駐車場
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
松川ICから車で20分ほどの鳩打峠駐車場(無料)に停めました。
20台くらい停められます。
朝5時で我々の1台のみ、下山時はもう1台停まっていました。
簡易トイレ3基(内1つは男性小用)有り。
コース状況/
危険箇所等
登山口に登山ポスト有り。

コースに水場なし。
駐車場から少し下ったところに鳩打峠の湧水が2ヶ所ありますが、どちらもほぼ涸れていました。
湧水(上段)は車道沿いで、湧水(下段)は車道から1分ほど下ったところにあります。
帰りに下段の方に寄り、辛抱強く20分粘ってやっと500mLほど汲めました。

コースに危険箇所なし。
セキナギ手前は安全な(?)新道を通るようになっており、セキナギにはロープがはってあります。
山頂直下の烏帽子岩に数箇所鎖場がありますが、通らずに階段を上っても登頂できます。
岩場好きな人には上りは烏帽子岩経由、下りは迂回路をおすすめします。
その他周辺情報 信州まつかわ温泉清流苑で日帰り入浴しました。(500円→クラブガンズ会員証で450円)
受付で氏名・連絡先の記入と検温があります。
数種類の内湯・露天風呂・サウナがあり、コスパ良いです。
女湯からは烏帽子岳・小八郎岳や南アルプスが望めるので、のんびりと山行を反芻しました。
リンスインシャンプー・ボディーソープ・ドライヤー・100円返却式ロッカーあります。
登頂写真を見せると缶バッチもらえるとのことで、小八郎岳のバッチ2種をもらいました。(てか、烏帽子岳は品切れ中で選択の余地なし。)

道の駅花の里いいじまに寄って、燦燦ファームの美味しそうなソーセージ(5本入り580円)を買いました。
そのすぐそばに信州里の菓工房があり、栗菓子がいろいろ買えます。
この時期はやはり栗きんとんでしょう!
夏のお菓子のようですが、水きんとん(226円)をいただきました。
ひんやりツルンとして登山&温泉の後に最高!
併設のカフェでモンブランも食べられるようです。
https://shinsyusatonokakoubou.co.jp

打ち上げは毎度の味わい工房で南信州ビールをいただきました。
く〜〜〜っ!もうたまらん!!
駐車場から朝焼けの白峰三山
1
駐車場から朝焼けの白峰三山
トイレはこんなかんじ
ペーパーも完備
1
トイレはこんなかんじ
ペーパーも完備
駐車場から林道を少しあがると登山ポストのある登山口
駐車場から林道を少しあがると登山ポストのある登山口
大島山が望める
案内図
行けたらこの尾根の最高峰である池の平山まで行きたいけど...たぶんムリ
1
案内図
行けたらこの尾根の最高峰である池の平山まで行きたいけど...たぶんムリ
少し行くと赤ちゃんの小一郎がお出迎え
“ゆりかごから墓場まで”がスタート
少し行くと赤ちゃんの小一郎がお出迎え
“ゆりかごから墓場まで”がスタート
烏帽子岳登山道のカウントアップも始まる
烏帽子岳登山道のカウントアップも始まる
塩見岳の右肩あたりから日の出間近
2
塩見岳の右肩あたりから日の出間近
サラリーマンの小四郎をすぎると分岐
上りは小八郎岳を経由しようと右の道へ進む
サラリーマンの小四郎をすぎると分岐
上りは小八郎岳を経由しようと右の道へ進む
ササユリの保存区域らしい
この季節は実になってる
ササユリの保存区域らしい
この季節は実になってる
お地蔵様と化した小七郎をすぎると小八郎岳への分岐
山頂の東屋が見えるほどすぐそこ
烏帽子岳へはこの分岐まで戻って左の道へ進む
お地蔵様と化した小七郎をすぎると小八郎岳への分岐
山頂の東屋が見えるほどすぐそこ
烏帽子岳へはこの分岐まで戻って左の道へ進む
まずは小八郎岳に登頂!
こんな季節なのにマツムシソウが咲き乱れている
まずは小八郎岳に登頂!
こんな季節なのにマツムシソウが咲き乱れている
西側は立派な石碑の向こうに烏帽子岳を望む
西側は立派な石碑の向こうに烏帽子岳を望む
山頂に見えてるのが烏帽子岩かな
セキナギが白く崩れている
1
山頂に見えてるのが烏帽子岩かな
セキナギが白く崩れている
右裾に中央アルプスの稜線がちらり
右裾に中央アルプスの稜線がちらり
距離も示しているおもしろい方位盤がある
距離も示しているおもしろい方位盤がある
小一郎から小七郎までコースに点在して、山頂が小八郎(弓と剣を持ってる)のようだ
これから登る烏帽子(岳)をかぶってるのもナイス!
小一郎から小七郎までコースに点在して、山頂が小八郎(弓と剣を持ってる)のようだ
これから登る烏帽子(岳)をかぶってるのもナイス!
東側の案内写真
実際はこんなかんじ
八ヶ岳〜南アルプス北部〜
実際はこんなかんじ
八ヶ岳〜南アルプス北部〜
南アルプス南部
朝日に輝くススキがきれい
南アルプス南部
朝日に輝くススキがきれい
甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳
1
甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳
白峰三山
悪沢岳〜聖岳あたり
悪沢岳〜聖岳あたり
マツムシソウ
まだまだきれいなのがたくさんある
マツムシソウ
まだまだきれいなのがたくさんある
ホツツジ
この季節の花はほんとに貴重でかわいい
ホツツジ
この季節の花はほんとに貴重でかわいい
ヤマウルシの紅葉
真っ赤っ赤
ヤマウルシの紅葉
真っ赤っ赤
どんぐり多し
ハウチワカエデも真っ赤
ハウチワカエデも真っ赤
遠くに真っ赤なカエデが!
コミネカエデかな
1
遠くに真っ赤なカエデが!
コミネカエデかな
カエデを透かして烏帽子岳が見える
カエデを透かして烏帽子岳が見える
と思ったら展望地に到着
と思ったら展望地に到着
この先は尾根の左側が切れ落ちているらしく、尾根の右側に新道ができている
この先は尾根の左側が切れ落ちているらしく、尾根の右側に新道ができている
おお!黄金のきのこ発見!!
タマゴタケかな
おお!黄金のきのこ発見!!
タマゴタケかな
カモシカくんだ!!
いいもん食べてんな〜栄養状態がよさそう
激急斜面をダッシュで下ってった
1
カモシカくんだ!!
いいもん食べてんな〜栄養状態がよさそう
激急斜面をダッシュで下ってった
飯島からの道と合流
飯島からの道と合流
時折、越百山〜空木岳あたりが樹間に見える
時折、越百山〜空木岳あたりが樹間に見える
どこが見えてるんだろう?
どこが見えてるんだろう?
セキナギ(下部)
ほんとに危険
セキナギ(下部)
ほんとに危険
こんなに崩れてる
こんなに崩れてる
でも景色は最高!
南アルプスが南の端っこまで見える
でも景色は最高!
南アルプスが南の端っこまで見える
セキナギ(上部)も危ない
セキナギ(上部)も危ない
上部は崩れかけて風前の灯火
上部は崩れかけて風前の灯火
お地蔵様がいる大岩を過ぎる
このあたりが北風ぴーぷーで最寒!
すっかり汗が冷えて無口になってしまう
お地蔵様がいる大岩を過ぎる
このあたりが北風ぴーぷーで最寒!
すっかり汗が冷えて無口になってしまう
岩陰にヒカリゴケ
手ブレっちった
岩陰にヒカリゴケ
手ブレっちった
9/10の標識を過ぎたところで振り返る
右下のロープの方から来たんだけど帰りは真っ直ぐ行っちゃわないように気をつけよう
9/10の標識を過ぎたところで振り返る
右下のロープの方から来たんだけど帰りは真っ直ぐ行っちゃわないように気をつけよう
イワカガミも紅葉中
イワカガミも紅葉中
やっと烏帽子岩らしき岩場が見えてきた!
やっと烏帽子岩らしき岩場が見えてきた!
烏帽子岩経由への分岐
もちろん登りますよ!
烏帽子岩チャレンジ開始〜
烏帽子岩経由への分岐
もちろん登りますよ!
烏帽子岩チャレンジ開始〜
高度感のある岩を上っていく
このあたりから意外と風が止んできて元気を取り戻す
高度感のある岩を上っていく
このあたりから意外と風が止んできて元気を取り戻す
むむ!この大岩は?
左に巻いて楽に登った
(ツレは勇ましく直登!)
むむ!この大岩は?
左に巻いて楽に登った
(ツレは勇ましく直登!)
振り返ると歩いてきた尾根の先に小八郎岳
その右には片桐松川ダム
振り返ると歩いてきた尾根の先に小八郎岳
その右には片桐松川ダム
まだ先があったぞ
さらに岩の間を上っていく
時折鎖もあって楽し〜
まだ先があったぞ
さらに岩の間を上っていく
時折鎖もあって楽し〜
ツツジの紅葉が蒼ぞらに映えるな〜
1
ツツジの紅葉が蒼ぞらに映えるな〜
岩につくツツジもいい!
岩につくツツジもいい!
烏帽子岩のてっぺん取ったどー
八ヶ岳方面
烏帽子岩のてっぺん取ったどー
八ヶ岳方面
南アルプス北部
南アルプス南部
八ヶ岳アップ
順光になってくっきり!
八ヶ岳アップ
順光になってくっきり!
北岳!
今年は登山者少なかったろうな
北岳!
今年は登山者少なかったろうな
下りてきたところに標識
岩の上には何もなくて「ここ?」「きっとここだよね」だった
下りてきたところに標識
岩の上には何もなくて「ここ?」「きっとここだよね」だった
山頂に登り返しながら烏帽子岩を振り返る
帰りは登らずに右み巻いて下りるつもり
山頂に登り返しながら烏帽子岩を振り返る
帰りは登らずに右み巻いて下りるつもり
烏帽子岳に登頂!
残念ながら中アは雲の中にぃ〜(涙)
烏帽子岳に登頂!
残念ながら中アは雲の中にぃ〜(涙)
池ノ平山
早く温泉に入りたいので今回はパス
池ノ平山
早く温泉に入りたいので今回はパス
ここも360°の大展望
下には駒ヶ池や大沼湖が見える
ここも360°の大展望
下には駒ヶ池や大沼湖が見える
甲斐駒ケ岳〜仙丈ヶ岳
甲斐駒ケ岳〜仙丈ヶ岳
白峰三山
荒川三山あたり
南アルプス南部
太平洋まで見えそう
南アルプス南部
太平洋まで見えそう
1時間ほど山頂にいたけれど中央アルプスはこれが精一杯
1
1時間ほど山頂にいたけれど中央アルプスはこれが精一杯
諦めて温泉に向かって下山するよ〜
諦めて温泉に向かって下山するよ〜
紅葉の道をひたすら下る
紅葉の道をひたすら下る
カエデの紅葉が
美しくて
つい立ち止まって撮ってしまう
1
つい立ち止まって撮ってしまう
あっ!きれいな青い羽がある鳥が!!
カケスというらしい
あっ!きれいな青い羽がある鳥が!!
カケスというらしい
烏帽子岳も少しガスってきた
烏帽子岳も少しガスってきた
ムシカリ(オオカメノキ)かな
きれいな斑
ムシカリ(オオカメノキ)かな
きれいな斑
ナラ系かな
黄色くてきれい
ナラ系かな
黄色くてきれい
きれいな紅葉と赤い実
なんて木かしら?
きれいな紅葉と赤い実
なんて木かしら?
清水坂を下る
ムラサキシキブの実
ムラサキシキブの実
黄色に色づいたヤマウルシ
黄色に色づいたヤマウルシ
シジュウカラかコガラかヒガラか...
野鳥の会に入会したい
シジュウカラかコガラかヒガラか...
野鳥の会に入会したい
バッタ発見!
羽が退化してるからフキバッタの種類かな
バッタ発見!
羽が退化してるからフキバッタの種類かな
駐車場に戻ってきた
ノコンギクで吸蜜するクモガタヒョウモン
駐車場に戻ってきた
ノコンギクで吸蜜するクモガタヒョウモン
なんちゃらトリカブト
なんちゃらトリカブト
オトコエシ
水場(下段)で水汲み
ほとんど涸れてて根気が必要だった
水場(下段)で水汲み
ほとんど涸れてて根気が必要だった
上段の水場はさらに出が細い
上段の水場はさらに出が細い
途中の車道から仰ぎ見る烏帽子岳
あれ?中央アルプス見えてる!?
途中の車道から仰ぎ見る烏帽子岳
あれ?中央アルプス見えてる!?
清流苑でひとっぷろ
清流苑でひとっぷろ
休憩室のテラスから烏帽子岳が見える
休憩室のテラスから烏帽子岳が見える
駒ヶ根方面に広域農道で移動
小八郎岳から烏帽子岳までの今日歩いた尾根がよく見えた
駒ヶ根方面に広域農道で移動
小八郎岳から烏帽子岳までの今日歩いた尾根がよく見えた

感想

紅葉の山→温泉→ビールのため、中央アルプス南東部にある烏帽子岳へ。
小八郎岳・烏帽子岩・烏帽子岳とも絶景で、特に南アルプスは端から端までずら〜りと壮観!
中央アルプスは烏帽子岳山頂まですっきりとは見えないので、登頂時に雲がかかってしまったのが残念だった。
8~9合目あたりの尾根で北風が強く吹き上げてきて、無口になるほど寒く、山は低体温症が危険というのを実感した。
幸い山頂では風も弱く、日が差して暖かかったので生き返ったけれど。
きれいな紅葉も見れたし、久しぶりにニホンカモシカくんにも会えたし、温泉とビールも堪能したし、今回も楽しい山行となった。

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