展望の山、乾徳山
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,199m
- 下り
- 1,198m
コースタイム
天候 | 晴れ(山頂はガス&雪〜晴れ) 終日強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレ有り(冬季閉鎖中) |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場〜乾徳山登山口 ・前半は集落の中を進みます ・集落を過ぎての林道は日陰箇所に凍結有り 乾徳山登山口〜国師ヶ原 ・前半の杉林は融雪後の再凍結で隠れアイスバーン有り ・錦晶水から先は締まった雪にしっかりとしたトレース有り 国師ヶ原〜山頂 ・扇平まで危険箇所なし ・核心部の鎖場は3箇所(アイゼンの有無により難易度は変わるかと) ・山頂直下に迂回路有り |
写真
感想
私事ではありますが、先日新しいカメラを購入し、私の撮影機材も政権交代となりました。
何事も使い方は実践しながら覚えていくタイプなので、とりあえず使ってみようってことで…。
せっかくなんで展望の良い山でって事で、来月行く予定にしていた乾徳山へ前倒しで行ってきました。
乾徳山は4年前の春に訪れた以来で、積雪期は初めてとなりました。
前日に見た予想天気図には少し不安がありましたが…。
徳和にある駐車場の朝は、今期最強クラスの寒気が入っていたため寒く、風もありましたが、天気は上々でした。
登山口までの車道は上に行けば行くほど凍結も増えツルツルした所もありました。
登山道は私が思っていたほどの雪はありませんでしたが、杉林で日陰部分も多く、融雪した後に再凍結した箇所なんかはアイスバーンになってました。
日曜日でしたが寒い日だった為か、入山者も少なく、とても静かでした。
冬眠しない個体もいるという話も聞いたので、念のため登山口から熊鈴を鳴らしましたが、周りがあまりに静か過ぎて少しうるさかったかなって思うほどでした。
銀晶水(らしき所)を過ぎ、九十九折りの登山道に汗かきながら登っていくとだんだん風も強くなり、木々もかなり揺れてきました。
錦晶水を過ぎると雪も増え、締まった雪の軽やかな踏み心地を楽しめました。
トレースもばっちりでとても歩きやすかったです。
程なくして勾配も無くなり、正面の木々の間から目指す乾徳山がドーンっと登場。
しかし山頂のすぐ上には雲がかかっていて、いや〜な予感が…。
とても雰囲気のいい雪景色の森の中を進み、再び登りはじめると展望も開けてきて、富士山と甲府盆地がとても綺麗に見えてきました。
この辺りから扇平までの稜線はとても素晴らしく、大好きな場所です。
4年前に初めて訪れたときにえらく感動したのを思い出しました。
しかしこの日は相変わらず北側には厚い雲が…。
ピークに向けて再び樹林帯に入り、強風から避難できましたが、程なくしていよいよ乾徳山の核心部に突入。
ごつごつした岩場が現れ始め、名物の鎖場3連発。
最後の鎖場はとても有名ですが、何気に2番目の鎖場が高度感もあって怖いです。
気温も低く、強風の中なんとか登りきり、ようやく山頂へ。
そして到達するや否や、いや〜な予感が的中。
ガスって何も見えないのは直下を登りながら分かってましたが、雪まで降ってくる始末…。
ここまで来たのになんてこったい…。
寒いし、もう帰ろうかな…。
ただガスは強風のおかげで晴れそうな感じもあったのでしばらく様子を見ることに。
するとちょうどソロの男性の方(takeggiさん)が上がって来られたので、待ちながらしばし山談義。
しばらくするとやはりガスは取れてきて、目の前にはとてもドラマチックな絶景が現れて感動しました。
富士山、天子山塊、南アルプス、金峰山、甲武信から雲取山の奥秩父主脈の山々。
360度のとても贅沢な眺めでした。
ずっと眺めていたい気分でしたが、相変わらず強風が時折吹き付けてくるので、後ろ髪引かれる思いで下山。
途中、廃屋になっている高原ヒュッテ付近で風をしのぎながら昼休憩。
いつもの至福のまったりタイム。
とくに今回は素敵な雪景色を眺めながらで、とてものんびりできました。
その後、アイスバーンに備えて、アイゼンを装着しのんびり下山しました。
一時はどうなるかと思いましたが、結果的には素晴らしい景色が拝めました。
寒い中、無事に下山でき、展望も得られた事を山神様に感謝です。
まだ不慣れなところも多く、露出のおかしな写真もありますが、そこはご愛嬌って事で…。
いや〜ホント寒かったですね
ほんの数十分であれだけ天候が変わるのも
山の醍醐味ですね
また何処かの山でお会いしましょう!
takeggiさん、再びこんばんは(笑)
山の天気は変わりやすいとは言いますが、あれだけ猫の目のように変わるのも凄いですよね
今回はいい方に変わってくれて良かったですね
寒い中、お相手してくださってありがとうございました
また何処かでお会いしたら、山談議の続きでも!
gaiaさん、こんばんわ〜
私の山行記録にコメントを頂きましてありがとうございました!
本当にニアミスでしたね
実は山頂でどなたか来ないかなぁなんて思いながら休憩していたのですが、風も強くなってきて乾雪も降り始めたので下山を開始してしまいました
今回は残念ながらお会いすることはできませんでしたが、どこかでお会いできれば幸甚です
ありがとうございました!
こんばんは〜、
こちらの24日は平地でもかなり風が強くて、山行きしたら寒くて大変そうな雰囲気でしたが、この乾徳山さんはさほどでもなかったのでしょうか?
標高差もあって登り応えがありそうですね。
さて、デジイチの事を冒頭に書かれていて、写真のextifから想像するに、135mmの望遠もOKのズームレンズ付きのk−30と見ましたw。
良いカメラをゲットしてわくわくする気持ち・・・・ヨーク分かりますよ。
でも山道、雪道、転んだり、落とさないように気をつけましょうw そして素敵な写真&レコを楽しみにしています。
yamabeeさん、お疲れ様でした
yamabeeさんの過去のレコ拝見させていただきました。
私も良く行くような山も多いので、きっと何処かでお会いすると思われます。
(この時期の木曽駒とか、私には無理ですが…)
お会いした際はどうぞお手柔らかにお願いします(笑)
ururu12さん、コメントありがとうございます
正解です!
まぁ、ログを見ればバレバレですが…
あの『カコンッ』っていうシャッター音以外は素晴らしいカメラです(苦笑)
K-30になった経緯は追々にでも
乾徳山頂も寒かったですよ〜。風も雪も…。
ただ八ヶ岳とかアルプスのレコを拝見すると相当ヤバイ状況のようでしたね。
乾徳山はあんなにえげつない状況では無かったです。
私でもなんだかんだで山頂に4,50分も居ましたからね。
この山はそんなに大変ではないですよ、距離も短いですし。(岩場さえ気を付ければ)
そのわりには展望が素晴らしいです!
乾徳山、我が家も今年こそ今年こそ乾徳山〜〜
行ってみたいな乾徳山〜〜
(運転手説得中です・・)
あんまり怖くないというお言葉を信じて、さらに説得いたしますっ 笑
日曜日はお天気が怪しげでしたが晴れて何よりです
本当にいいところですね〜〜〜
nyagiさん、コメントありがとうございます。
まだ乾徳山は行かれてなかったんですね。
でしたら是非行ってみてください。
とっても素敵な山ですよ!
乾徳山というと世間一般的に岩場のイメージがあるようですが、私はあの『扇平』が大好きなんです。
何というか…、とても牧歌的で静かなんです。
風が吹くと周りのススキが『サ〜、サ〜』って音を立てて…、眼前には甲府盆地や富士山の大展望。
日本の原風景ってやつですね。
私も少し高所恐怖症の気がありますが、岩場といってもそれほどでもないのでご安心を。あの『御座山』の絶壁の山頂に登られていれば全然大丈夫ですよ!
私も今度は秋に訪れたいと思っています。
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