戸谷峰・三才山・烏帽子岩〜妙に語呂がいい周回コースは落ち葉ふかふか！

2020年11月12日(木) [日帰り]

• GPS: 07:02
• 距離: 11.6km
• 登り: 1,131m
• 下り: 1,125m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:04
• 休憩: 0:58
• 合計: 7:02

8:20 三才山出合ドライブイン
10:08 10:18 戸谷峰
11:34 11:35 六人坊
11:47 三才山
12:03 12:37 三才山峠
13:24 烏帽子岩登山道入口
13:37 13:50 烏帽子岩
15:07 烏帽子岩登山口
15:14 烏帽子岩入口
15:22 三才山出合ドライブイン

天候

快晴！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三才山出合ドライブインに停めました。（数十台駐車可能）
朝8時で他に駐車なし、戻ってきたら3台（でも山中では誰にも会わず）。
登山口およびコース上にトイレはありません。

コース状況／危険箇所等

危険箇所なし。
登山ポストなし。

その他周辺情報

美ヶ原温泉の白糸の湯で日帰り入浴しました。（310円)
シャンプー・ボディーソープがない銭湯タイプですが、ちゃんと温泉で露天風呂もあります。
ドライヤー(無料)・100円返却式貴重品入ロッカーはあります。

写真

国道254号沿い三才山出合ドライブインの駐車場
お蕎麦屋さんは行きも帰りも閉まってた

国道を挟んで向かいが登山口
フェンスを開け閉めして入山！

黄葉がきれい

岩の間を縫って走る小さな子は...シマリスだ！（中央下寄りの後ろ姿）

振り向いてくれたけどぼんやりとしか写らない...

本沢を挟む山の紅葉が美しい
この先で国道は三才山トンネルに入る
正面が六人坊と三才山かも

時折こんなガレ場の斜面が広がるが上を歩くことはない

さくさくの落ち葉の中にも紅葉

登山口は三才山一の瀬というらしい
松本平は雲海？

支尾根から主稜線に出た
木々の隙間から北アルプスらしき白い峰が覗く

おっ！？南アルプスか？
ここでしか見えなかった

ほどなく戸谷峰山頂
西側の眺めがすばらしい！

乗鞍岳〜穂高連峰〜槍ヶ岳

槍ヶ岳〜後立山連峰

穂高〜槍アップ
その前にまだあまり白くない蝶ヶ岳〜常念岳

乗鞍岳アップ

なんとダイニングセット！？すばらしいおもてなし！！

設置してみた
使わせていただいて休憩

南西はうっすらガスってる

下って1つ目の鉄塔(L73)で右に野間沢橋への道を分ける

樹間に六人坊を捕捉しながらさらに下る

ケルンのある2つ目の鉄塔を過ぎる

樹間に白馬三山！

六人坊が近づくと足元にたくさんのイワカガミ
初夏に来たらすごいかも

六人坊
三角点はあるが山頂標識もお坊さんの気配もなし

きょろきょろしたら手書きの山名板があった

展望は松本平くらい

六人坊からほどなく三才山
三角点も標識も展望もない“ないないづくし”
でもこの下にトンネルが通ってると思うと感慨深い

三才山から下りてくると北東の展望が開けた
四阿山から浅間山まで見える
眼下にはトンネルから出た国道

林道に出るとそこは三才山峠
蝶ヶ原林道というそう

ここに三才山トンネル通過地点の看板
少しずれてそうだけど...

しばらく林道を行く
振り返ると三才山

烏帽子岩が見えた！

アップ
う〜ん、すごい岩だな

ゴジュウカラ？

ルリビタキ！

林道から北アルプス

槍ヶ岳と堂々と渡り合う戸谷峰

でもやっぱ槍穂はすごいなあ

歩いてきた戸谷峰から三才山の稜線

気持ちのいいススキの小道をゆく

烏帽子岩への登山道入口

やたらこの貼り紙がある
自分で採ったきのこなんて怖くて食べられない...

右に烏帽子岩を巻くルートもある

樹間に見える烏帽子岩がでかい！

一登りで烏帽子権現
鳥居をくぐって上の祠まで行くと

ダダーン！烏帽子岩
とがってる〜

遠くに浅間山

噴煙が見える

右手の岩に移動して逆側からの烏帽子岩
こちらの岩とつながっていて命知らずなら渡れそう

岩からの眺めも最高！
武石峰〜美ヶ原方面

アルウィンはどこ？

穂高〜槍も見納め

満喫したので下山開始
烏帽子岩に別れを告げる

どちらも同じところに出るが左を選択

そしてまた紅葉の中へ

カラマツが黄金色に光る

黄色いカエデも日を透かしてきれい

青空に映えるカラマツ

何度も見上げてしまう

さっき別れた道と合流
我々は右から来たけど左の方が大きい看板だ
すぐ林道に出る

烏帽子岩登山口（振り返ったところ）
左から来た

獣避けのゲートを出て振り返る
烏帽子岩は右のピークの向こう

烏帽子岩入口
ここから舗装路に出る

こんな注意書き
マウンテンバイクも入れないのね

国道に上がる舗装路から見える山もカラマツで輝く

駐車場に戻るとイロハモミジが真っ赤っ赤

感想

kobatch

松本市街地から戸谷峰を見るときれいに紅葉しているようだったので、アルウィンからも見えて気になっていた烏帽子岩を目指して周回コースへ。

紅葉は下の方に残っているだけだったけれど、おかげで樹間から北アルプスを遠望することができた。
風を受けて散る落葉松のシャワーや、落ち葉の海をざっくざっくと掻き分けながら進む感触も気持ちよかった。
戸谷峰からの北アルプスの大展望に感動し、よく通る三才山トンネル(無料になってから通ってないけど)の上を踏んで感慨にふけり、麓から小さく見えていた烏帽子岩を間近に見て、その大きさや造形の妙に驚嘆し、充実の山行になった。

山中ではイノシシの痕跡（フンやヌタ場や掘り起こし跡）がそこかしこで見られた。
ニホンジカのフンもいっぱい。美ヶ原では群れをなしているそうだし。
出会えたのはシマリス、ゴジュウカラ(?)、ルリビタキ、コゲラ（木をコンコンつついていた）、その他判別不能な鳥がたくさん！
波田あたりで頻出の熊には幸いにも出くわさず。大声で歌いまくってたのがよかったのでしょう。