表妙義縦走
- GPS
- 07:58
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,431m
- 下り
- 1,494m
コースタイム
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 2:33
- 合計
- 7:59
石門はすぐ近くを通った事で記録されたようだが行ってない
天候 | 快晴無風 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
復路:妙義神社15:56発バス(乗合タクシー) |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的に稜線コースは全行程危険 特に鷹戻し〜中ノ岳は危険度が更に上がる 鷹戻し〜中ノ嶽神社(前の中間道との合流点)までは目印のテープも少なく若干ルートに迷う箇所も有り(その程度のルーファイも出来ない奴は入ってくるなと言う事?) |
その他周辺情報 | 妙義ふれあいプラザ もみじの湯 今回は帰宅時間を優先して寄らなかったけど、下山先に温泉施設が有るのは嬉しい |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ヘルメット
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感想
ずっと行ってみたいと思い計画を温めていた表妙義の稜線コース。
よくよく調べてみると帰路に使おうと思っていた中間道が落石通行止めで石門が見れないのと、10月が例年以上に寒かったせいで紅葉の進みが早く少し時機を逸したのとで「満喫度は下がるなぁ」と若干迷ったが、天気も最高だし石門はまた次の機会と言う事にして行く事にした。
いざ行ってみると、景色最高!岩場楽しい!高度感スリル満点!で大満足。
岩場渋滞に巻き込まれたりもしたけど、縦走を諦める程には混んでいなかったのはラッキー。
やはりコロナの影響で例年よりは人が少ない?初めてなので比較出来ないけど。
渋滞待ちが逆に適度な休憩になり体力的には楽になった。
岩場の難度として良く北アルプスのキレット等と比べられるが、難しいには難しいけどむしろ性質が違う?と言う印象。
北アルプスは高度感とガレ・浮石の危険と気候の厳しさ、妙義はとにかく堆積岩(礫岩)の性質によるホールド・ステップの頼りなさ、難易度の質が違うと言うか…。
まあ感覚的に単純比較すれば「妙義の方が難しい」と言う事に異論が無いのは確か。
写真を見ても分かるが、礫岩なので岩の表面に丸いイボが付いている様な状態でとにかく手も足も引っ掛からない。
更に登山者が多くルートの岩が盛大に削れて磨かれている為、なおたちが悪い。
途中でザイルトレーニングをしている方に話を聞いたが「本格的に登攀をやっていればステップは有ると言えるが、削れているしかなり難しいのは確か」だそう。
自分の様に縦走メインだと何か所かは本気で手足の置き場に困る難度。
今回装備はヘルメットのみで行ったが、鷹戻しから先は最低でもセルフビレイが取れる装備で行った方が良いと言うのが正直な感想。
前述の方が「縦走メインの人にとっては岩場の卒業コース」と言っていたが、まだまだ卒業できない未熟を感じた。
もっと登攀技術を磨いて、装備も整えて、来年また行きたいと思う。
おまけ1
今回は昼食を相馬岳山頂で取ったけど、バラ尾根のピークが一番眺めが良いのでこちらの方がおススメ。座るのも相馬岳は土むき出しなのに対してバラ尾根のピークは岩なので楽に座れるし、ザックを置いた時に汚れない。
おまけ2
よく「妙義は腕の力がいる」と言う人がいるが、これは体の使い方を間違っている。確かに高レベル登攀技能者以外は上半身の力に頼らざるを得ない所はある。ただし「上半身の力」であって断じて「腕の力」ではない。筋トレにおいて懸垂・ロープ登りと言うのは腕(上腕二頭筋)ではなく背筋(僧帽筋・広背筋)の種目。肩を竦めず下げ気味にして肩甲骨を寄せて胸を張る(この動作をするのに背筋を使う)、すると自然と体は持ちあがる。腕は角度が窮屈にならない程度に曲げて行けばいいだけ。ジムトレーニーとしてこの体の使い方は是非言っておきたい。
おまけ3
通行禁止の石門に入って行っている人がいるもよう。こういう人がいると何時までたっても登山者の悪評が無くならない。絶対にやめて欲しい。特に自分の違反行為をレコに上げるとか…。こういう話を「うるさい」とか「余計なお世話」とか不快に思う人もいるかと思うが、違反を犯しているのは誰なのかよく考えて欲しい。自己責任と本人は思っていても、世間から見れば「登山者のマナー」として一括りに見られる事を自覚して欲しい。重ねて言うがやめて欲しい。
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