二上山-葛城山 チャレンジ登山のトレーニングをする!
- GPS
- 09:00
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 1,652m
- 下り
- 1,611m
コースタイム
6:18 二上山登山口
7:25 雄岳
7:38-54 馬の背
8:29 竹内峠
9:17 平石峠
10:01-25 岩橋山
10:32 岩橋峠
11:23 山麓公園分岐
12:27-40 大和葛城山
13:54 葛城山ロープウェイ登山口
14:47 JR御所駅
天候 | 曇りのち小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
JR御所駅(帰り) |
写真
感想
毎年4月の第2週に開催される「大阪府チャレンジ登山大会」。
ご存じ二上山から金剛山を通過して槇尾山までつながる約50キロの縦走路が
ダイヤモンドトレール(通称は「ダイトレ」)と呼ばれ、そのうちの36キロを歩く大会である。
大会の存在は知ってはいたものの「私になんて36キロも無理」と思っていた。
だが、昨年の大会にこのヤマレコで、たくさんの方々が参加されているのを拝見し、
それに山の友人から「今年は参加しましょう」とのお誘いもあり、
「今年は参加してみようかな」と言う気になってきた。
でもでも、私には大きな懸念があって、それは「左ひざの痛み」であった。
普段は大きな問題はないが、山で長い距離を歩くと左ひざが痛くなるのである。
(特に下山時に・・・)
なので長丁場のチャレンジ登山では、最後まで「左ひざ」を持たせる自信はない。
先週なんて高見山を歩いて下山時に左ひざの痛みに襲われた。
そんなに長い距離じゃなかったので、自分としてはショックだった。
何とか痛みながらも下山はできたが、それでも痛みは数日間消えなかった。
今のままでは全く完走できる自信がないので、そこで自分なりに膝痛対策を考えてみた。
そこで、見つけたのが「膝用のサポーター」。
もちろん、使ってみないとわからないので早速に入手して
その「膝用のサポーター」の効用を試すのと、
チャレンジ登山のトレーニングとして、今回は二上山―葛城山を縦走してみることにした。
諸々の事情でしばらくは自家用車が使えないので、
今回は電車を利用して近鉄南大阪線の二上駅からスタートする。
30分ほど歩いたところで登山口には着いた。
ここから二上山に登るのは私にとって未踏のルートである。
登山道はしっかりと整備されていて、道幅も広くて快適だった。
所々に休憩用のベンチもあり至れり尽くせりである。
ただし、歩き始めて問題が・・・暑いのである。
山の空気は暖かくて、ウグイスの鳴き声も聞こえる。
そうそう、もう山は春なのである。
それで、上着を厚手のフリースから薄手にかえて歩き続ける。
雄岳に着いた辺りから風が強く吹き始めてきた。
見上げた空は曇り空。今日の予報は午後から小雨が降ってくるそうだ。
(何とか雨が降らずに最後まで持ってくれたらいいなあ・・・・)
馬の背を目指して歩いていると向こう側から年配の男性二人組がやってきて、
私を見て「天見峠まで歩くの?」と聞いてきた。
「いえいえ、葛城山までですよ」と答えて
そして、「来月にはチャレンジ登山に参加しようと思っているので
その時には金剛山(中級のゴール)までは行きたいですが・・・」と付け加えた。
どうやら、その方は昨年もチャレンジ登山に参加されたらしく、
「金剛山まで行ったら、勢いで天見峠まで行けますよ。でも、下りは足がガクガクしますが・・・」
とにこやかに答えられた。
(でもでも、私にはそんな勢いはないし、私の左膝は持つかな???)
最後には「当日にがんばりましょう」とお互いの健闘を祈って別れた。
平石峠を通過して歩きはじめて、そろそろ4時間が経過したところで、異変が・・・
膝の痛みは大丈夫だったが、足が前に出て来ないのである。
少し歩いては休み。少し歩いては休みで、なかなか先へと進まない。
いつもの如く、朝から何も食べずに歩く私は馬の背で小休止した際に
小さなパンを食べたきりだったので、どうやらエネルギー切れしたようである。
時計を見るともうすぐ「10時」。
少し早いが岩橋山の山頂に手ごろなベンチがあったのでここで昼食とした。
食後は殊勝なもので歩くペースも戻り歩き続けることができた。
これは本番では気を付けないといけない。
できるだけ早め早めにこまめに食べていかないと・・・歩けなくなる。
(いい勉強になりました!気をつけます。)
山麓公園分岐を過ぎた辺りから予報通り(当たらなくてもいいのに・・・)
空から雨がパラパラと降ってくる。
ザックから雨具を取り出すのが面倒なので、「そのうちにやむんじゃないか?」
と言う希望的観測を持って歩き続けるも雨足はどんどん強くなり、
そしていっこうにやむ気配はない。
諦めて葛城山の山頂の手前でザックを下ろし、雨具の上下を着る。
ちなみに雨具を着るのはなんだかんだで、いつも10分くらいはかかってしまう。
(これでは突然の雨には対応できないだろうなー。)
辺りは白く霞んできたがとりあえず、ピークは踏んでおこうと
葛城山の山頂に行くも真っ白で展望もなし。
落ち着いたところで時計を見ると「12時35分」。
帰りに使うJRは不便なことに、この時間帯は1時間に1本しか電車がない。
事前に調べていた「14:56」の電車を目指して、そこから心持ち早足で下山した。
そして、なんとか10分前に着くことができた。
(ふー。よかったー)
さてさて、膝用のサポーターの効用である。
今日は長めの距離を歩いたにもかかわらず、途中で膝が痛いと感じることもなく、
帰宅後も問題はない。(もしかして、これはいいかも!)
でもでも、一度ではその効用は断定できないので
引き続き使ってみて判断したいと思います。
これから私のいい味方になってくれたらいいのですが・・・
(目指せ!チャレンジ登山完走なのです。)
膝サポーター 効果ありますよ 膝下を締めあげれば けっこういいですね。
サポーターと ポールでの体重分散で 急な下りは 何とかなります
私も 1年前は 専門医に掛ってましたが 今では サポーター無しで OKです。
歩き方も 変わってきたせいかとも思われますけどね。
今回 シャリバテしたようですね こまめに行動食 摂らないと
いきなり 足が動かなくなります それと アミノ酸も効果あります。
二上山から 葛城山 昨年私も 往復やりましたが 帰りの 岩橋峠あたりの 登り返し
パワーが無くなってきて 辛い思いをした記憶があります。
私も 前ポケットに アミノサプリ 塩分チャージ パワーバランスなんかを
入れてあり 2時間程度で 摂取するようにしてます。
アミノサプリは スタート前 中 昼食後 と 3回は摂ってますし
レコには 書いてませんが 歩く距離や 高低差考えると それなりに
摂取しないと 無理は効かなくなります 気合いだけで 歩ける訳ないですからね。
パワーバランスなんかは 歩きながら 水といっしょに 無理やり摂ってるようなもんです
けっこう 食べ辛い物ですからね・・・・
山頂で 景色見ながらの 昼食は そんな事なく 楽しくいただいてます。
トレランの人なんかは 嵩張る食糧はやめて 携行食だけで 走ってるでしょ
人それぞれ スタイルはあるでしょうが 参考に出来る部分は どんどん取り入れて
安全で楽しい 山歩きがいいですね。
orisさん、こんばんは。
サポーターによる距離対応策に雨具装備への反省点、
エネルギー補充タイミングの重要性・・・。
今回の計画は、なかなか実になる山の1日となりましたね。
22km以上歩行でも痛みナシだと、十分効果アリのようですな。
あとは激下りの長めルートでどうなるか?・・・が、試したいところですね。
チャレンジ登山目指して、トレーニング頑張ってくださいね。
陰ながら応援してま〜す。
チャレンジ登山は確か二上山の山頂は踏まないコースだったような・・・。
なので、前半はorisさんがこの日歩かれたより楽です。他の参加者の方々や運営の方々からパワーもいただけるし、
orisさん、きっといいチャレンジ登山になりますね!
応援してます
おばちゃん、よう参加せんけど〜
たっぷり歩かれましたね。
チャレンジ登山のルートはどこが長くてしんどかったかなど一年経つと忘れてしまっているので都合がいいです。
直前に歩くとまだまだだって思い出してしまって。。
またまた出会いあったのですね。
山ガールにならともかく、なかなか男性に声をかけてくれる人はいませんからね。
いい出会いですね。
一年ほど前、私も片方の膝が痛む時期があり、膝サポーター買ったのですが試着せずに買ったのできつくて皮膚に形がつきました。
しかも真夏だったんです。
それでもバネを得たかのようにアシストになりました。
ちゃんとサイズが合うものを両足分欲しいです。
たぶん同じ製品だと思います。
高かったです。
勢いで完歩しましょう!
(今年はカメラを置いていこうかな。。)
NANIWANさんは、いろんなことをご存じだったり、
いろいろな経験をさせている凄い方だなと思っていましたが、
まかさ膝痛までも先輩だったとは驚きです。
そうですね。山は長く続けたいので膝は大切にしたいです。
いつもは長い距離を歩きとおすみたいな歩き方じゃなくて
適当に歩いて楽しんでますので栄養補給なんて考えずに、
空腹を感じたら食べると言う感じで歩いておりました。
チャレンジ登山本番は携帯食を中心にして、こまめに食べるようにします。
いい経験になりました。
お時間ありましたらNANIWANさんもチャレンジ登山のエントリーはいかがですか?
今回はチャレンジ登山を想定して歩いてみてよかったです。
栄養補給のことも考えさせられましたし、ルートも一度歩いていると
本番の当日にここにトイレがあるとか、ここから先は登りが続くとか
先がどうなっているかがイメージできるので想定しやすいですね。
ただし、今回は膝痛対策とトレーニング目的だったので
あまり楽しくはなかったですが・・・それでも収穫は大きかったです。
「陰ながら応援しています」とは言わずに、ぜひ参加して私を引っ張ってください。
popoiさんなら余裕で完走できますよ。
最近の姿を拝見していなかったので心配しておりました。
実は昨年にneko-obabaさんが参加されているレコを見て
完走する達成感と参加した人にしか見えない世界を見てみたいと思ったのが
今回の参加の決意となりました。なんかneko-obabaさんの予言が的中ですね。
(でも、雨なら参加は見送りますよ)
人の良さそうな人相なのか、どうかわかりませんが
単独の時は不思議と他の誰かとなんらかしらのコミュニケーションがありますよね。
膝サポーターはキバラーさんも体験者でしたか?
膝サポーターは膝には優しいのですが、きつくしめていると
皮膚が弱いのでちょっとかぶれるので、もう少し使ってみないとわからないですね。
チャレンジ登山当日は確かにカメラは重いので、デジイチや三脚は置いてこられて
コンデジだけ持って来られたらいかがでしょうか?
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する