笠山、堂平山、関八州見晴台【白い壁】
- GPS
- 08:26
- 距離
- 35.0km
- 登り
- 2,124m
- 下り
- 2,151m
コースタイム
天候 | 晴れ。一時、小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
小川町0709発、学校入口。和紙の里へと向う。 【復路】 黒山三滝から越生に向けて歩き。小杉から、1547のバスに乗車し越生へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
僅かに雪の残る箇所あるが、アイゼン不要。 |
写真
感想
今回は、外秩父七峰縦走のルートを行って見ようと思い、和紙の里をスタートとして山を楽しんだ。コース設定は、ここに集われる方々の履歴を参考にさせて頂きました。
小川町からバスに乗り、今日のスタート地点と決めた和紙の里を目指す。出発を待つ間、乗ってきた登山者が背負うザックが当たった。知らん振りして腰を下ろすから性質が悪い。公共機関を利用する際、ザックを背負ったままの登山者がいるが、自分の目に入る範囲で人に迷惑を掛けぬ様ザックを管理しろと思う。
学校入口バス停にて下車。風はないが、薄ら寒い。ここから和紙の里までは直ぐ。和紙の里には人の気配がなく、少し寂しさを感じた。出発の準備を整え、0740出発。今日は、時間を意識して登って行くつもりだ。
和紙の里からは、林道歩きが始まる。記憶では、1時間弱の緩い上り道だ。眺望を楽しむ場面は少ないが、高度を上げるにつれて官ノ倉山が観えたり、萩平、大霧山方面の景色が現れる。今回は、50分で林道天辺に到着。ここから、右の山道にルートを取る。
入った山道から少しして、七峰縦走の案内板にリュウゴッパナと手書きされていた。地図では直ぐの場所だったので行ってみたが、行かなくてもよい場所だった。
山道を終えると、再び林道に出る。これも下り終えると、萩平に到着。七峰縦走大会の頃には、様々な花が咲き乱れ良い雰囲気となる場所だ。
暫く行くと、笠山への登山道入口が現れる。苦手な山道。
でも、今日の目的は苦手意識をなくすことが狙い。直ぐに登山道に入った。笠山までの最終的な登りまでは、車道を3回横切る。これが頭にあったので、3度目の車道までは、苦もなく到着。良い感じだ。そういえば、ここに来るまでに風が出始めたのに気付く。向こうの山並みに靄が掛かる。花粉だ!。
さて、笠山山頂までの最後の登りだ。休み休み山頂を目指す。笠山山頂も間もなくという所で、不意に数メートル先の道に何かが飛び出して来た。少々、焦ったがリスだった。ああ、春なんだな…。そう言えば、この間まであった雪もすっかりなくなっている。
やがて、笠山山頂に到着。今日は、笠山神社には向わず、そのまま七重峠に向けて下り始める。
七重峠に到着し、堂平山への登り返し。都心方面を観るが、霞が掛かり全くの眺望なし。堂平山への登り返しの途中、考えた。七峰縦走のコースを行き大霧山を目指すつもりだったが、眺望がないなら行ってもしょうがない。大霧山まで行くと、今日のテンションなら寄居まで歩き切るなぁ。明日、奥多摩方面をやるつもりなので、今日はあまり無理をしたくない。そこで、白石峠から関八州見晴台に向うルートに変更した。自分が良く通るルートを逆打ちする訳だ。決めた、そうしよう。
堂平山に到着するも、やはり眺望は良くない。
堂平山にて少しの休憩の後、再び歩き始める。
剣ケ峰に上がり、白石峠に到着。
ここから高篠峠に向けて出発。いつも車道歩きなので、今日は白石峠の170階段を上がり川木沢ノ頭を経由して高篠峠に向うことにした。登り着いた川木沢ノ頭には、3つの鉄塔と少し離れて1つの鉄塔、計4つの鉄塔が並んでいた。ここからの眺望は中々のものだった。山頂を後にして、ここまで延びてくる林道を下って行く。これをずっと下り切れば良かったのだが、途中から高篠峠に向けた薄っすらと踏み跡の残る山道を下る。木々が伐採された場所を下って行くので不安はなかったが、明らかに登山道でない所を下ることとなった。素直に林道を下り切るべきだった。
高篠峠から大野峠までは、緩くはあるが登り一辺倒の林道歩き。退屈だった。
大野峠に到着し、刈場坂峠を目指して車道歩き。この間も特に触れるべきものなく、刈場坂峠に到着。やはり、眺望はない。
この先、ブナ峠、飯盛峠を経て、関八州見晴台に向うが、この間も特筆すべきものはなし。
ただ、今日はこの間で「煙霧」を見た。急に凄い風に見舞われ、平野部には何と表現すべきか、”白い壁”が現れた。それが、こちらに近づいて来る。先程まで見えていた山並みは一気に白い壁に飲み込まれた。何とも不思議な光景だった。一方、西に目をやると、やはり白っぽい何かがこちらに向ってくる。こちらは雨雲のようで、その下では雨が降っているのだろうか?。やがて、ポツリ、ポツリ、ポツリと小雨が少しだけ雨が降って来た。
関八州見晴台に到着。登山客の姿はない。相変らず風が強いので、早々にこの場を後にした。花立松ノ峠を経て、黒山三滝に到着。随分と歩いた感がある。
ここから越生駅までバスを利用しようとしたが、何故か多くの登山客。越生駅に向かい、歩くことにした。先の登山客を乗せたバスをやり過ごし、小杉バス停にて次のバスがやって来る時間となったので、これに乗車し越生駅へと向う。
越生駅手前にある蕎麦処「よしひろ」にて大天ざる蕎麦を食べて帰って来た。急遽、ルートを変更し関八州見晴台にルートを取ったのも、この「よしひろ」に寄りたかった理由の一つだ。
これだけ歩いたので明日の奥多摩は延期とした。
近い内に奥多摩編を紹介したく思う。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する