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Yamareco

記録ID: 279312
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

(鶴巻温泉駅)→高取山→大山→丹沢山→蛭ヶ岳→檜洞丸→屏風岩山→権現山 縦走 [関東100]

2013年03月21日(木) ~ 2013年03月23日(土)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
31:22
距離
55.8km
登り
5,418m
下り
5,126m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

3月21日(木)
出発7:20…吾妻山8:25…善波峠9:00…念仏山9:35…高取山10:45…不動越11:05…蓑毛越12:00…女人禁制の碑12:35…下社分岐13:05…13:45大山1252m[関東100]14:15…西沢ノ頭14:50…鉄塔分岐15:30…地獄沢脇登山口16:10…16:35丹沢ホーム (宿泊)

3月22日(金)
出発4:30…本谷ルート分岐5:25…本谷橋6:25…天王寺峠7:00…堂平分岐9:00…丹沢山9:45…不動ノ峰休憩所10:40…鬼ヶ岩11:20…12:00蛭ヶ岳1673m[関東100]12:15…ミカゲ沢ノ頭13:25…臼ヶ岳14:00…金山谷乗越15:05…檜洞丸1601m[関東100]16:15…テシロノ頭16:40…石棚山17:15…箒沢分岐17:25…ヤブ沢ノ頭17:50…板小屋沢ノ頭18:05…板小屋沢出会18:50…砂防堰堤ハシゴ19:10…箒沢公園橋19:20…19:30箒沢荘 (宿泊)

3月23日(土)
出発7:40…箒杉7:50…大滝橋8:00…一軒屋避難小屋9:20…大滝峠上10:15…屏風岩山1051m11:00…二本杉峠12:05…12:55権現山1018m13:15…14:45浅瀬入口バス停


==========================================
出発時刻/高度: 07:18 / 24m
到着時刻/高度: 14:46 / 350m
合計時間: 55時間28分
山行時間=第1日目+第2日目+第3日目=9時間14分+15時間0分+7時間07分=31時間21分
合計距離: 55.9km
山行距離=第1日目+第2日目+第3日目=19.3Km+22.8Km+13.8Km=55.9Km
最高点の標高: 1647m
最低点の標高: 22m
累積標高(上り): 5213m
累積標高(下り): 4889m
==========================================
天候 3月21日(木) 晴れ
3月22日(金) 曇り(強風) 後 晴れ
3月23日(土) 晴れ 後 曇り
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
3月21日(木)
取手駅5:05⇒<常磐線>⇒北千住⇒<千代田線>⇒代々木上原⇒<小田急線>⇒7:16鶴巻温泉駅

3月22日(金)

3月23日(土)
浅瀬入口バス停14:59⇒<路線バス>⇒15:50新松田駅16:05⇒<小田急線・千代田線・常磐線>⇒19:05取手駅
コース状況/
危険箇所等
檜洞丸からの箒沢への下り
檜洞丸からの箒沢への下りは 2年前の今頃 歩きました。
そのときは まだ明るいときでしたので 問題を感じませんでした。
しかし 暗くなると この下りは 石が多いため難儀しました。
板小屋沢にある砂防堰堤の鉄ハシゴを下った後 河原を歩きます。
18時10分頃から ヘッドライトを準備しました。
そのため ヘッドライトでは 視界が狭いので 道がどこにあるかが 分かりづらくなり 不明瞭となりました。
どちらかというと この辺りで暗くなる場合は 西丹沢自然教室へ下る「ツツジ新道」を利用した方が良いと思います。

国民宿舎 丹沢ホーム 
http://www.tanzawa-home.com/

民宿 箒沢荘
http://www15.plala.or.jp/santachi/ryoukin/ryoukin.html
朝寝坊したお陰で 出発が予定より遅れたので 箒沢荘に到着するのが約1時間ほど遅れました。
箒沢荘には 19時半に到着したにもかかわらず 笑顔で迎えてくれた若女将に感謝します。
到着後すぐに風呂に入れて 汗を流して後 夕食を食することが できました。
機会を見て 又 訪れたい 宿となりました。 
鶴巻温泉駅を下車して 駅を出ると 脇に立ちゾバ屋がありました。
そこで 朝食として かけ蕎麦を引っかけて ついでに おにぎりを買いました。
そして 数年前からの計画であった今回の3日間に及ぶ長い山旅をスタートしました。
鶴巻温泉駅を下車して 駅を出ると 脇に立ちゾバ屋がありました。
そこで 朝食として かけ蕎麦を引っかけて ついでに おにぎりを買いました。
そして 数年前からの計画であった今回の3日間に及ぶ長い山旅をスタートしました。
ようやく 登山道としての取りかかり標識を見つけて安心しました。
ようやく 登山道としての取りかかり標識を見つけて安心しました。
このところの 暖かさで 桜の花がチラホラとなりました。
このところの 暖かさで 桜の花がチラホラとなりました。
吾妻山山頂。
吾妻山からの展望。
相模湾が見えました。
吾妻山からの展望。
相模湾が見えました。
水仙も 咲き始めています。
水仙も 咲き始めています。
善波峠には「御夜燈」があります。
この道標は文政10年(1827年)に建造されたものとか。
そして この峠下の茶屋の主 八五郎さんが  旅人のために夜間 菜種油を燃やして 明るくしたものだとか。
なんと これは明治末期まで続けられていたとのことです。
この解説板を読んで感動しました。
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善波峠には「御夜燈」があります。
この道標は文政10年(1827年)に建造されたものとか。
そして この峠下の茶屋の主 八五郎さんが  旅人のために夜間 菜種油を燃やして 明るくしたものだとか。
なんと これは明治末期まで続けられていたとのことです。
この解説板を読んで感動しました。
椿の花も・・・
「椿」の漢字を分解すると やはり これも木が「春」を告げているのです。
椿の花も・・・
「椿」の漢字を分解すると やはり これも木が「春」を告げているのです。
念仏山山頂手前に富士山をチラッと見ることができました。
念仏山山頂手前に富士山をチラッと見ることができました。
念仏山山頂。
この山名の由来は 麓の集落民によって この山頂で念仏講が行われたことによるとのことです。
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念仏山山頂。
この山名の由来は 麓の集落民によって この山頂で念仏講が行われたことによるとのことです。
高取山山頂。
段々 大山に近づいてきました。
かつては 女性は ここで引き返さなければならなかったようです。
ここには ひなびた立派な「女人禁制」の碑があります。
段々 大山に近づいてきました。
かつては 女性は ここで引き返さなければならなかったようです。
ここには ひなびた立派な「女人禁制」の碑があります。
大山山頂。
昨年の10月に 我が輩のリハビリ山行に訪れていました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-234239.html
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大山山頂。
昨年の10月に 我が輩のリハビリ山行に訪れていました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-234239.html
鹿のお出ましです。
アンテナ群の脇の分かりにくい北方向の小道を下ります。
アンテナ群の脇の分かりにくい北方向の小道を下ります。
この北尾根には森林整備用のモノレールが敷設されたいました。
この北尾根には森林整備用のモノレールが敷設されたいました。
さらに北に向かうと そのレールはなくなり やせ尾根となりました。
さらに北に向かうと そのレールはなくなり やせ尾根となりました。
ミズヒノ頭。
大山を振り返る。
アンテナ群がある山。
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大山を振り返る。
アンテナ群がある山。
ここが地獄沢脇の登山口に向かう分岐。
送電線16号鉄塔を過ぎて すぐにあります。
ここが地獄沢脇の登山口に向かう分岐。
送電線16号鉄塔を過ぎて すぐにあります。
今晩の宿「丹沢ホーム」が見えました。
今晩の宿「丹沢ホーム」が見えました。
途中に「ミツマタ」の群落が有り 満開でした。
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途中に「ミツマタ」の群落が有り 満開でした。
ここが県道70号線「秦野清川線」の地獄沢わきにある大山登山口。
ここが県道70号線「秦野清川線」の地獄沢わきにある大山登山口。
今晩の宿「丹沢ホーム」に到着しました。
すぐに 風呂に入ることができました。
シーズン前なので 宿泊客は 我が輩 一人でした。
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今晩の宿「丹沢ホーム」に到着しました。
すぐに 風呂に入ることができました。
シーズン前なので 宿泊客は 我が輩 一人でした。
まだ 未明の内に出発して ようやく 本谷川の本谷橋に到着。
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まだ 未明の内に出発して ようやく 本谷川の本谷橋に到着。
本谷橋。
これは吊り橋です。
本谷橋。
これは吊り橋です。
天王寺峠。
ここから「天王寺尾根」を登っていきました。
曇りで 風が強く吹いていました。
天王寺峠。
ここから「天王寺尾根」を登っていきました。
曇りで 風が強く吹いていました。
丹沢山山頂。
ガスで周りの展望はよくありません。
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丹沢山山頂。
ガスで周りの展望はよくありません。
不動ノ峰休憩所。
一寸前から 雲が晴れて 暖かくなってきました。
ここで 一休みをしました。
不動ノ峰休憩所。
一寸前から 雲が晴れて 暖かくなってきました。
ここで 一休みをしました。
奥に 昨日登った大山が見えていました。
奥に 昨日登った大山が見えていました。
眼前に 「蛭ヶ岳」。
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眼前に 「蛭ヶ岳」。
富士山も。
鬼ヶ岩からの富士山。
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鬼ヶ岩からの富士山。
蛭ヶ岳山頂。
ここは 46年ぶりに訪れました。
そのときも 富士山がすっきり見えたことを覚えています。
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蛭ヶ岳山頂。
ここは 46年ぶりに訪れました。
そのときも 富士山がすっきり見えたことを覚えています。
蛭ヶ岳の檜洞丸への下りは一寸険しいです。
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蛭ヶ岳の檜洞丸への下りは一寸険しいです。
この辺までが 険しいです。
この辺までが 険しいです。
臼ヶ岳からの蛭ヶ岳。
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臼ヶ岳からの蛭ヶ岳。
ここが金山谷乗越。
しっかりと桟道などが 整備されていたので 安心して通過することができました。
ここから 檜洞丸のきつい登りとなります。
しっかりと桟道などが 整備されていたので 安心して通過することができました。
ここから 檜洞丸のきつい登りとなります。
檜洞丸山頂。
ここには2年前の今頃 訪れていました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-104221.html
そのときは まだ 雪が多く残っていましたが 今回は 全く雪はありませんでした。
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檜洞丸山頂。
ここには2年前の今頃 訪れていました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-104221.html
そのときは まだ 雪が多く残っていましたが 今回は 全く雪はありませんでした。
檜洞丸山頂からの富士山。
今回の山行では 見納めの富士山となりました。
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檜洞丸山頂からの富士山。
今回の山行では 見納めの富士山となりました。
鹿に遭遇しました。
彼らのお陰で 丹沢はネットだらけとなりました。
鹿に遭遇しました。
彼らのお陰で 丹沢はネットだらけとなりました。
石棚山を過ぎて ここは「箒沢分岐」。
通過時間が予定より遅れています。
ここではドコモの携帯電話が利用できましたので、今晩の宿「箒沢荘」に携帯電話でその旨を伝えて出発しました。
石棚山を過ぎて ここは「箒沢分岐」。
通過時間が予定より遅れています。
ここではドコモの携帯電話が利用できましたので、今晩の宿「箒沢荘」に携帯電話でその旨を伝えて出発しました。
板小屋沢ノ頭。
檜洞丸からの箒沢への下りは 2年前の今頃歩きましたが そのときは 午後のまだ明るいときでした。
しかし 暗くなると この下りは 石が多いため難儀しました。
以前歩いていたので 知っているつもりで 一寸 甘く見ていました。
18時10分頃から ヘッドライトを準備しました。
砂防堰堤の鉄ハシゴを下ってから 河原を歩きます。
そのため ヘッドライトによる明かりは 視界が狭いため 道がどこにあるが不明瞭となりました。
どちらかというと この辺りで暗くなる場合は西丹沢自然教室へ下る「ツツジ新道」を利用した方が良いと思います。
それでも何とか 「箒沢荘」へ無事に到着しました。
板小屋沢ノ頭。
檜洞丸からの箒沢への下りは 2年前の今頃歩きましたが そのときは 午後のまだ明るいときでした。
しかし 暗くなると この下りは 石が多いため難儀しました。
以前歩いていたので 知っているつもりで 一寸 甘く見ていました。
18時10分頃から ヘッドライトを準備しました。
砂防堰堤の鉄ハシゴを下ってから 河原を歩きます。
そのため ヘッドライトによる明かりは 視界が狭いため 道がどこにあるが不明瞭となりました。
どちらかというと この辺りで暗くなる場合は西丹沢自然教室へ下る「ツツジ新道」を利用した方が良いと思います。
それでも何とか 「箒沢荘」へ無事に到着しました。
今日もいい天気でした。
「箒沢荘」には いろいろお世話になりました。
朝食後のコーヒー 美味しかったです。
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今日もいい天気でした。
「箒沢荘」には いろいろお世話になりました。
朝食後のコーヒー 美味しかったです。
すぐ近くに 樹齢2000年といわれる箒杉を見学。
高さは45m あるとのこと。
一見の価値があります。
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すぐ近くに 樹齢2000年といわれる箒杉を見学。
高さは45m あるとのこと。
一見の価値があります。
大滝橋からしばらく行くと 大きい滝に出会いました。
大滝橋からしばらく行くと 大きい滝に出会いました。
一軒屋避難小屋。
脇に鬼石沢が流れているので 水の心配はありません。
一軒屋避難小屋。
脇に鬼石沢が流れているので 水の心配はありません。
大滝峠上。
ここから屏風岩山へ向かいました。
大滝峠上。
ここから屏風岩山へ向かいました。
屏風岩山山頂。
眼前に権現山。
権現山山頂。
この山は 2年前の今頃 「ミツマタ」の花を見るため 「ミツバ岳〜権現山の周回」山行をしました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-104246.html
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権現山山頂。
この山は 2年前の今頃 「ミツマタ」の花を見るため 「ミツバ岳〜権現山の周回」山行をしました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-104246.html
ここでも ミツマタの群落がありました。
民宿の若女将から聞いた話ですが
なぜ ミツマタには 鹿の食害がないのか?
それは ミツマタは 和紙の原料になるほど繊維質のため 鹿はそれを消化しきれないので 食べないのだとか・・・
だから ミツマタの花は 毎年 何もしなくても見られるのだそうだ。
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ここでも ミツマタの群落がありました。
民宿の若女将から聞いた話ですが
なぜ ミツマタには 鹿の食害がないのか?
それは ミツマタは 和紙の原料になるほど繊維質のため 鹿はそれを消化しきれないので 食べないのだとか・・・
だから ミツマタの花は 毎年 何もしなくても見られるのだそうだ。
予定時間通り 浅瀬入口バス停に到着。
長い 山旅でした。
おわり。
予定時間通り 浅瀬入口バス停に到着。
長い 山旅でした。
おわり。
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