記録ID: 2858305
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波
那須 三本槍ー茶臼幕営縦走
2021年01月09日(土) ~
2021年01月10日(日)
コースタイム
1日目
- 山行
- 1:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:00
11:30
60分
北湯駐車場
12:30
11:30
0分
Mtジーンズ リフト上
11:30
1800m清水平分岐手前
2日目
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:00
6:30
60分
1800m清水平分岐手前
7:30
60分
三本槍
8:30
9:00
60分
熊見曽根分岐・デポ、朝日岳
10:00
60分
峰の茶屋避難小屋・デポ
11:00
60分
茶臼 お鉢巡り
12:00
60分
峰の茶屋避難小屋
13:00
30分
大丸駐車場
13:30
北湯駐車場
東川口駅集合07:00で駐車場着10時過ぎ。都内を朝発でもこの時間に着けるのはありがたい。北湯に向かう林道は凍結しており、駐車箇所を注意するあまり、北湯より少し手前の駐車場に停めてしまう。
北湯には川に向かって降りる。北湯はひなびた感じがよいが、ひなびた過ぎて泊まると怖そう。橋を渡り、大倉尾根にとりつく。雪はあるがスキー・ワカントレースがある。 樹林帯を歩くがそのうち曇り・風雪となりしばし視界が切れる。唐突に人工物が見えるとリフトトップ。あえいで登って真っ白な視界の中にイキなり登場すると、スキー客もこっちもお互いびっくりする。 緩い尾根をあがる。No.つきの標識はあるが赤テープは間遠。トレースが無いと視界が悪いときは苦労しそう。傾斜が緩いので現在地が判然としないが、そのうち樹林が切れ、1700m傾斜地に差し掛かる。スノーシュー単独の方とすれ違う。上に単独スキーヤーが見える。赤面山分岐は見つからなかった。
傾斜が緩くなるにつれ風でトレースが消え、笹薮踏み抜きラッセルとなる。どこに逃げても踏み抜く。えらい疲れる。主稜線登山道分岐までは進んでおきたいが、まっ平で視界も無くGPSであと数10Mでもたどりつかない。主稜線は更に平らで風が吹き抜けると予想され、早々に幕営することとした。
幕営地といってもここも吹き曝しの笹薮平地。多少なりとも風が弱いところを探し、笹薮に雪を積み上げ踏み固め設営する。 そのうち晴れ間も出、朝日岳岩峰と三本槍が見え、明日のルートを確認する。
その夜はT氏お手製もつ鍋。水をほとんど使わず合理的。18時には寝る。
夜私はひたすら震えて寝る。コロナで筋肉が落ちた分寒さに弱くなったか?それでも5時まで耐える。
日曜、起きると快晴。満点の星空と那須の夜景・夜明けが美しい。撤収して出る。
再び笹薮をワカンでラッセルする。じき主稜線に乗る。三本槍が明快に見えるあたりで荷物をデポし、空身で登頂。まずは三本槍ピークを得る。
戻って朝日を目指す。しばしのラッセルの後、清水平分岐標識・ベンチが現れる。登山道・木道も見えたのでアイゼンに替える。
熊見曽根に差し掛かると、茶臼・剣が峰からの日帰り客多数が来る。分岐でまたデポして朝日へ。剣が峰はみな巻かずにピークを越えてくるのでそれに従う。一部鎖場もあるが問題なし。峰の小屋は予想外に登山者多々。茶臼は大きく見えるが、空身で上がるとあっという間につく。
大丸への下山はアイゼンを脱ぎ、時折ショートカットを滑りながらかっとぶ。大丸駐車場にデポし、北湯の車を回収。大丸に戻って湯につかる。下山してすぐ温泉とはありがたく、またくつろげる湯だった。軽食を採って帰京する。
北湯には川に向かって降りる。北湯はひなびた感じがよいが、ひなびた過ぎて泊まると怖そう。橋を渡り、大倉尾根にとりつく。雪はあるがスキー・ワカントレースがある。 樹林帯を歩くがそのうち曇り・風雪となりしばし視界が切れる。唐突に人工物が見えるとリフトトップ。あえいで登って真っ白な視界の中にイキなり登場すると、スキー客もこっちもお互いびっくりする。 緩い尾根をあがる。No.つきの標識はあるが赤テープは間遠。トレースが無いと視界が悪いときは苦労しそう。傾斜が緩いので現在地が判然としないが、そのうち樹林が切れ、1700m傾斜地に差し掛かる。スノーシュー単独の方とすれ違う。上に単独スキーヤーが見える。赤面山分岐は見つからなかった。
傾斜が緩くなるにつれ風でトレースが消え、笹薮踏み抜きラッセルとなる。どこに逃げても踏み抜く。えらい疲れる。主稜線登山道分岐までは進んでおきたいが、まっ平で視界も無くGPSであと数10Mでもたどりつかない。主稜線は更に平らで風が吹き抜けると予想され、早々に幕営することとした。
幕営地といってもここも吹き曝しの笹薮平地。多少なりとも風が弱いところを探し、笹薮に雪を積み上げ踏み固め設営する。 そのうち晴れ間も出、朝日岳岩峰と三本槍が見え、明日のルートを確認する。
その夜はT氏お手製もつ鍋。水をほとんど使わず合理的。18時には寝る。
夜私はひたすら震えて寝る。コロナで筋肉が落ちた分寒さに弱くなったか?それでも5時まで耐える。
日曜、起きると快晴。満点の星空と那須の夜景・夜明けが美しい。撤収して出る。
再び笹薮をワカンでラッセルする。じき主稜線に乗る。三本槍が明快に見えるあたりで荷物をデポし、空身で登頂。まずは三本槍ピークを得る。
戻って朝日を目指す。しばしのラッセルの後、清水平分岐標識・ベンチが現れる。登山道・木道も見えたのでアイゼンに替える。
熊見曽根に差し掛かると、茶臼・剣が峰からの日帰り客多数が来る。分岐でまたデポして朝日へ。剣が峰はみな巻かずにピークを越えてくるのでそれに従う。一部鎖場もあるが問題なし。峰の小屋は予想外に登山者多々。茶臼は大きく見えるが、空身で上がるとあっという間につく。
大丸への下山はアイゼンを脱ぎ、時折ショートカットを滑りながらかっとぶ。大丸駐車場にデポし、北湯の車を回収。大丸に戻って湯につかる。下山してすぐ温泉とはありがたく、またくつろげる湯だった。軽食を採って帰京する。
天候 | 時折晴れ間あるが、原則曇・風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大倉尾根1700m〜清水平は笹薮上の積雪で踏み抜き多々・トレース不明瞭。視界悪い場合は方向を見失いやすい |
その他周辺情報 | 大丸駐車場正面の大丸ガーデン。硫黄泉かけ流し600円。洗い場3つでこじんまりとしてるが露天もありくつろげる。 |
装備
個人装備 |
ワカンかスノーシュー必須。アイゼンは適宜。清水平通行時はGPSが有効。
防風防寒要徹底 |
---|---|
共同装備 |
テントPromonte2-3人。ガスカートリッジ中2/3消費。
|
感想
那須は都内から近くて良い。三本槍・茶臼それぞれだけなら日帰りだが、敢えて幕営にして繋いだのは楽しい。天気もよいので穴場的なルート。
ただし、寒いし風も強い。対策しないと凍傷もある。視界・トレースがないこともあるので、読図とGPSは必携。
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