権現岳 ☆天女山入口からピストン☆

2021年01月21日(木) [日帰り]

• GPS: 07:10
• 距離: 13.0km
• 登り: 1,453m
• 下り: 1,455m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:22
• 休憩: 0:46
• 合計: 7:08

6:43 天女山入り口ゲート
6:45 6:46 天女山登山道口
7:07 7:08 天女山
7:11 7:11 天女山上駐車場
7:25 7:25 天の河原
8:49 9:03 「ここが一番きつい」看板
9:26 9:33 前三ツ頭
10:02 10:02 三ツ頭分岐
10:06 10:08 三ッ頭
10:59 11:07 権現岳
11:09 11:09 権現小屋
11:18 11:21 縦走路分岐
11:25 11:25 権現岳
11:57 11:57 三ッ頭
12:00 12:00 三ツ頭分岐
12:17 12:23 前三ツ頭
12:34 12:35 「ここが一番きつい」看板
13:24 13:25 天の河原
13:33 13:33 天女山上駐車場
13:36 13:37 天女山
13:48 13:49 天女山登山道口
13:51 ゴール地点

天候

快晴　風もさほど強くなく登山日和

アクセス

利用交通機関：

自家用車

天女山入口駐車場　8台程駐車可能、トイレ無、登山ポストは冬季閉鎖ゲート脇に有り。
天女山のトイレは冬季閉鎖です。
朝到着時は既に2台、下山時は満車でした。

コース状況／危険箇所等

全般に積雪少ないです。
標高1,900m位から始まる前三ツ頭への雪の急坂は登り応えあります。
三ツ頭を過ぎて山頂への最後の登りもなかなか急登、登り最後の雪道のトラバースは左側に落ちれば深い谷底で足幅程度の幅しかないので慎重に通過しました。唯一危険個所にあげるとすればこの部分です。
今後の天候次第で登山道の状況は大きく変わると思いますので、直前の情報収集と雪山の万全な装備は必要です。

写真

1/21 7:03

天女山の少し手前でご来光。

1/21 7:04

朝陽に照らされた甲斐駒ヶ岳、南アルプスの峰々の中でもひときわ存在感ありました。

1/21 7:06

天女山から望む富士山。
結構大きく見えるんですよ。

1/21 7:24

天の河原から望む南アルプスです。
左の黒い峰々は鳳凰三山、続いて白い北岳、存在感のある甲斐駒ヶ岳などです。

1/21 7:44

標高1,750m位にある広場から奥に見える白い頂が今日の目的地権現岳です。

1/21 9:02

「ここが一番きつい」標識、なんか元気出た。

1/21 9:06

目指す前三ツ頭
登山道日当たりが良い場所の積雪はこんなもんです。
樹林帯は積雪あるので誤解しないでくださいね。

1/21 9:27

前三ツ頭の標識は地味です。

1/21 9:27

三ツ頭に進む先行者さん。
稜線部は風が冷たいので、自分もここでアウターを羽織ります。

1/21 9:27

前三ツ頭の三角点と富士山。

1/21 9:27

南アルプスは相変わらずすっきりと。
標高が上がってきたので甲斐駒ヶ岳の右奥に仙丈ケ岳の白い頂見えてきてます。

1/21 9:27

中央アルプスと御嶽山の白い頂も見えてきています。

1/21 10:02

三ツ頭分岐から望む編笠山。
その奥に御嶽山、乗鞍岳、北アルプス南部の槍穂の辺が見えてきています。

1/21 10:08

三ツ頭に到着しました。
前方左からギボシ、山頂が尖がり岩が見える権現岳、阿弥陀岳、中岳、赤岳です。
この先いったん下って登り返しが待ってます。

1/21 10:34

権現岳登りの途中に小さなかわいらしいお地蔵さんおられました。

1/21 10:48

山頂手前の岩取り付きのトラバースの終盤、左の谷側に落っこちたくないので慎重に進みました。

1/21 10:50

権現岳山頂部にある大きな岩が近くなってきました。
もうひと頑張りです。

1/21 10:53

ここは必ずしも登らなくてもいいけど、岩の根元にある祠にお参りして尖がった岩の手前を通って山頂に向かいました。

1/21 10:59

ここが山頂（？）
山頂標識はこの下の登山道にあります。

1/21 10:58

山頂部から富士山。
富士山の下に三ツ頭です。

1/21 11:00

山頂部から赤岳と阿弥陀岳、左奥に蓼科山。
硫黄岳も真ん中奥に見えてます。

1/21 11:01

ギボシと北アルプス。

1/21 11:06

これが山頂標識。
ここだけでは山頂に登った気がしないのでいつも岩の上まで登ってしまう！

1/21 11:07

山頂を後にして先にある縦走路分岐に向かいます。
権現小屋とギボシ。

1/21 11:12

キレットの下降開始地点まで来ました。
キレットの向こうの赤岳迫力感じました。

1/21 11:13

キレット下降地点から縦走路分岐を見ています。

1/21 11:13

こちらは権現岳山頂。
登山道の反対側は凄い絶壁でした。

1/21 11:13

キレット下降地点から富士山と三ツ頭。

1/21 11:14

北アルプスの手前には霧ケ峰高原や美ヶ原が見えていました。

1/21 11:19

富士山と権現岳ツーショット。

1/21 11:20

ツーショット+1
権現岳に被らないように右に踏み出してるんだけどなんか踏ん張ってるみたいな変なポーズだ！（笑）
シャッター押してくださった登山者さんありがとうございました。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

装備

MYアイテム

Q_B

重量：0.92kg

感想

Q_B

冬の権現岳は初めてです。
過去2度登っていますがいづれも夏山。
天女山ルートは2度目ですが、今回は道路冬季閉鎖で天女山入口の駐車場からのスタートでした。

天気に恵まれ、この時期にしては気温が高くおそらく氷点下一桁、しかも八ヶ岳稜線にしては風穏やかで絶好の登山日和。

前回で既に分かってはいたことですがとても体力のいる厳しいコースです。
序盤は緩やかに始まりますが、前三ツ頭への長い急坂はかなりしんどかった。
途中に「ここが一番きつい」標識ありますが、こういうの見ると頑張る気になれるからありがたい。
前三ツ頭で稜線に出て開けた眺望眺めながら先に進みますが、いったん疲れた脚にはこの後の登りはすべてしんどいです。

一方でこの登山道は序盤から大きな富士山に加えて雄大な南アルプスの景色が望めるなどなかなか素晴らしいコースだと思いました。
金峰山や茅ヶ岳など奥秩父の峰々もですが、前者たちの存在感が凄いです。

権現岳山頂やその先の分岐、さらにはキレット下降点からの眺望、キレットはさんで向かい合う赤岳や阿弥陀岳とその先に続く八ヶ岳の峰々は迫力あります。
遠く北アルプスの白い峰々、槍穂や雄大な鹿島槍ヶ岳の特徴ある双耳峰などがしっかり見えたのは嬉しかった。

きついけど楽しい冬の権現岳でした。