第28回 外秩父七峰縦走ハイキング大会
- GPS
- 12:01
- 距離
- 48.3km
- 登り
- 2,388m
- 下り
- 2,384m
コースタイム
天候 | 雨のち晴れ。笠山から大霧山間、積雪あり。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ゴール :寄居(1808)上り臨時列車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的に危険箇所なし。 ただし、今回のような雨模様(一部、積雪あり)の中では、ぬかるんだ坂道が歩きに難儀した。 眺めの良いコースなので、天気の良い日に楽しんで下さい。 |
写真
感想
【スタート】
予報通りの雨模様。0554小川町到着予定の電車に乗車した。例年に比べて乗車数は少ないように思えた。定刻、小川町に到着。駅構内で出発の準備を済ませた。その間、少ないように思っていた割りに、多くの参加者が横を通り過ぎて行く。
駅を出て最後尾へと向うが、既に多くの人達が並んでいた。
並んで直ぐに、列が動き始めた。どうやらスタートを早めてくれたようだ。
参加カードと引き換えに、参加賞を頂く。参加賞は、レジャーシートとハンドタオル。参加費無料の大会なのに、参加賞を頂けるのありがたい。
いつもは、受付後にぐだぐだしてスタートが遅くなるのだが、今回は早々に小川町駅を後にした。
【官ノ倉山CPまで】
八幡神社山道に入る鳥居手前からは、雨ながらも笠山を望むことが出来た。予報よりも早く雨は上がりそうだ。
恐らく寒いのだろうが、羽織っている雨具のため早くも汗を掻き始めた。暑い…。
やがて、石尊山への登山道に入る。この先、登り始めのポイントで渋滞しているだろうと思い、割と早いペースで歩いて来た。その渋滞を利用して、少し休むことを計算していた。しかし、スムーズに流れており、休む間を与えて貰えなかった。これは、予想外。既に疲れが出始め、石尊山に至るまでに何度か足を止めた。
石尊山山頂に到着。証拠写真だけを撮り、先に進む。
山頂を少し下った先に、例年通りの場所に官ノ倉山CP。ここで、東武竹沢スタート組と合流するのだが、そこを来る人はいなかった。
予定よりも大分早く、官ノ倉山CP通過。でも、あまり身体の調子は良くない。
【和紙の里まで】
官ノ倉山CPを後にして、足元の悪い山道を下る。そんな中、無理に先を急ぐ輩が一人いたが、他の人たちは行儀良く慎重に山道を下り切った。
下り切った先からは、和紙の里までの車道歩きとなる。この間の歩きで笠山方面を見上げるが、山容は雲で白く覆われていた。
まあまあ、良いペースで和紙の里に到着。雨のため模擬店の品数も少なかった。
【萩平まで】
和紙の里では休むことなく、先に進むことにした。
1時間弱の緩やかな車道歩き。自分のペースで歩けるので、好きな区間だ。車道を登り切ると、萩平へと下る山道に入る。
ただ、今日はどうも体調が良くない。萩平へと下る山道には入らず、そのまま車道を進んだ。
やがて、萩平に到着。天気が良ければ気持ちの良い場所なのだが、今日はしょうがない。これはこれで楽しむしかない。大霧山を見上げると、牧草地帯に白い物が見えた。ありゃ、雪だなぁ。3年前と同様、コース設定が短くなることを期待したが、予定通りのコース設定だった。
さて、笠山への登りが始まる。
【笠山CPまで】
萩平から山道に入り笠山山頂に至るまで、3回車道に出る。
やはり体調は悪く、頻繁に休むことが多かった。自分のペースで歩きたかったため、2、3回目の車道に出る山道へは入らず、車道歩きをした。このとき、白石峠でのリタイアを何となく考えていた。
笠山山頂に至る最後の山道を歩き始めると、薄っすらと白い物が山道脇に現れた。雪だ!。登り詰めると、ますます積雪は増して行った。
休み休み、やっとのことで笠山CPに到着。次は、堂平山に向うが、一旦大きく下る。下る道にも積雪はあったが、まだ踏み固められておらず歩き易かった。
【堂平山CPまで】
堂平山への登りが始まる笠山峠に到着。
体調は優れない。雨具の中は蒸して汗まみれ。おまけに、ゴアテックスのロゴが入った靴は見事に水が浸透し、靴下はびしょ濡れ。それのお陰で足先が冷え、体温が奪われ寒い。そんな状況の中、ダラダラ歩きで堂平山山頂に到着。
着いた先は、見事な雪景色。スキー場の様相を呈していた。少し、テンションが上がった。
CPにてスタンプを貰い、天文台の模擬店へと。白石峠リタイアを決めていたので、時間と金を使うことにした。
温かい物が欲しい…。フランクフルト(¥200)と出来たてのピザ(¥200)を腹に入れた。相変らず寒いが、少し元気が出た。
【白石峠まで】
次の剣ケ峰CPへと歩き始めた。CPへは、直ぐに到着。
剣ケ峰への急な登り坂にも雪があったため、ここでも巻き道を利用した。
剣ケ峰を正面に見て、右手の道を取った。そこを行くと、大霧山方面の景色が開け、雲海が広がっていた。「ウォー、良いねえ」感嘆の声が出た。
暫くその様子を眺めていると、大霧山からこの景色を観たくなり、俄然テンションが上がって来た。決めた!、大霧山に行こう。そこでリタイアだ。
その後の白石峠までの足取りは軽やかだった。
【大霧山CPまで】
白石峠に到着すると早々にこの峠を後にして、例の急な階段登りに取り掛かった。ここで休むと、また降りようかと考え始めそうだったから…。
この辺りは今大会前を迎える前に何度か歩いていたので、辛さを感じる事なく定峰峠に到着した。定峰峠もあっさりと通過。
ここから旧定峰峠を経て、大霧山へのルートも予習済み。辛さはない。だが、決して早い訳でもない。マイペースで大霧山に到着。期待通りの景色が楽しめた。
今後、天気も良くなって行きそうなので、歩ける所まで歩くことにした。まあ、ゴールを目指す事にしたのだ。
【登谷山CPまで】
大霧山からの下りは急で、かつ雨のせいで非常に滑り易かった。幸いにも今大会では転ぶ場面はなかった。
粥新田峠に到着。峠のお地蔵さんに軽く会釈し、秩父高原牧場へと。
例年なら、ソフトクリームを買い求める行列が出来ているが、寒さ厳しい今日はその光景もない。ここも早々に後にした。
ここから皇鈴山山道までは、車道歩きが続く。決して車道歩きは嫌いじゃないのだが、どうも今日はペースが上がらない。やがて、二本木峠に到着。そして、皇鈴山への登山道に入る。これを登り始めるたら、一層のペースダウン。後続の早い人に道を譲りつつ皇鈴山に到着。スタンプゲット。
さあ、最後の登谷山CPを目指す。この途中、眺めの好きなポイントがある。東秩父村大内沢集落を見下ろせる場所だ。花桃でも有名な大内沢だが、見下ろすとジオラマの様な可愛らしい景色がある。
登谷山に到着。ここからの景色も素晴らしい。特に上州方面の赤城山塊、日光連山の景色が良い。存分に眺望を楽しんだ。スタンプは、これを下った先にある。
スタンプを貰えば、後は寄居駅近くのゴールを目指すのみ。
【ゴール】
ただ、その前にエイドでの楽しみがある。ミカンと漬物を頂き、大和水の給水を受けた。
よっしゃ、ここから一気にゴールまで下ろう。好きな区間でもあるため、良いペースで歩くことが出来た。時間内にゴール。
ゴールでは移動販売車で売られているシシカバブを楽しみにしていたのだが、今年はそれがいなかった。シシカバブを楽しみに歩いて来たのもあったので、いなかったのはショックだった。
今年の完歩賞は、マフラータオルを頂いた。
早々に帰り支度をして、残りの寄居駅までの歩き。一旦、休んでしまっているので、疲れで身体は重たくなっていた。
寄居駅からラッキーだったのは、1808発の臨時電車に乗車出来たことだった。ガラガラの電車で小川町に戻って来た。小川町からも臨時電車が出ており、それもガラガラの状態で帰って来ることが出来た。
今大会への参加も今回で7回目。今年もなんとか、ゴール出来たので良かった。
東武鉄道さんとスタッフの皆さんありがとうございました。
そして、参加された皆様、大変お疲れ様でした。また来年お会いしましょう。
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