日陰で寒いヤカイ沢をトボトボ登るna705さんとtetsurawとそのワイフがいた。平標山方面は陽が当たりその明るさから温もりすら覚えた。
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2/22 7:45
日陰で寒いヤカイ沢をトボトボ登るna705さんとtetsurawとそのワイフがいた。平標山方面は陽が当たりその明るさから温もりすら覚えた。
歩みを止め、振り返れば絶景とも言える峰々が広がっていた。
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2/22 7:46
歩みを止め、振り返れば絶景とも言える峰々が広がっていた。
奥の白い台地は苗場山。その山頂付近は池塘が点在しており長閑な雰囲気を漂わせている。
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2/22 7:46
奥の白い台地は苗場山。その山頂付近は池塘が点在しており長閑な雰囲気を漂わせている。
視線を進行方向に向けると黙々と歩みを進める二人がいた。ワイフは去年の10月21日以来、na705さんも去年の10月20日頃に山に行った以来だという。ワタシの目には二人の歩みが幾分重たく見えた。
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2/22 7:46
視線を進行方向に向けると黙々と歩みを進める二人がいた。ワイフは去年の10月21日以来、na705さんも去年の10月20日頃に山に行った以来だという。ワタシの目には二人の歩みが幾分重たく見えた。
勾配がきつくなってきたため、スリップして無駄に体力を消耗しないようクランポンを付けることにした。na705さんはその装着は自立。ワイフは一部介助…現在練習中といったところでしょうか。クランポンを付けたna705さんは早々に再出発し、それを追うようにワイフが行く。
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2/22 8:31
勾配がきつくなってきたため、スリップして無駄に体力を消耗しないようクランポンを付けることにした。na705さんはその装着は自立。ワイフは一部介助…現在練習中といったところでしょうか。クランポンを付けたna705さんは早々に再出発し、それを追うようにワイフが行く。
ワタシは初めて付けるPETZLのイルビスハイブリッド。フロントはスチール、ヒールはアルミニウムというクランポン。普通のクランポンの約1/2の重量の505g(両側で)という軽さ。新たに購入したギアは使ってみないと、その感触が分かり得ない。その感想は、ヒールがアルミニウムなので岩稜帯には不向き、蹴り込んだ時の感じが今まで使用していたグリベルとは異なる、そして軽いと思った。
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2/22 8:31
ワタシは初めて付けるPETZLのイルビスハイブリッド。フロントはスチール、ヒールはアルミニウムというクランポン。普通のクランポンの約1/2の重量の505g(両側で)という軽さ。新たに購入したギアは使ってみないと、その感触が分かり得ない。その感想は、ヒールがアルミニウムなので岩稜帯には不向き、蹴り込んだ時の感じが今まで使用していたグリベルとは異なる、そして軽いと思った。
稜線に近づくにつれ陽の光はその強さを増してきた。横から当たる光によってできる木々の陰影は幹や枝の長さ以上に伸びている。
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2/22 8:52
稜線に近づくにつれ陽の光はその強さを増してきた。横から当たる光によってできる木々の陰影は幹や枝の長さ以上に伸びている。
稜線に乗ったものの、急登は続いた。二人は直登し、ワタシは靴擦れを起こしそうだったので、踵に負担のかからない登り方をし歩みを進めた。
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2/22 8:58
稜線に乗ったものの、急登は続いた。二人は直登し、ワタシは靴擦れを起こしそうだったので、踵に負担のかからない登り方をし歩みを進めた。
概ね森林限界に到達し振り返れば先ほどとはまた一味違う景色が広がっていた。さっき絶景と言ってしまったので、超絶景とでも言っておこうか。この先で待っていてくれたna705さんとワイフと言葉を交わす。
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2/22 8:58
概ね森林限界に到達し振り返れば先ほどとはまた一味違う景色が広がっていた。さっき絶景と言ってしまったので、超絶景とでも言っておこうか。この先で待っていてくれたna705さんとワイフと言葉を交わす。
そして二人はワタシを置き去りにした…いや、写真を撮るために先に行ってもらった。
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2/22 9:18
そして二人はワタシを置き去りにした…いや、写真を撮るために先に行ってもらった。
立ち止まり、登ってきた斜面と遠くの景色を見て2019年3月に谷川連峰主脈を縦走しここに辿り着いたときのことを思い出していた。
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2/22 9:27
立ち止まり、登ってきた斜面と遠くの景色を見て2019年3月に谷川連峰主脈を縦走しここに辿り着いたときのことを思い出していた。
時は流れ平標山の頂上。3人で少々まったりと過ごした後の写真撮影。仙の倉山が手前に見え、その奥が万太郎山か?さらにその奥が谷川岳からの馬蹄型稜線に見える。尾根の本数で茂倉岳と蓬峠なんとなく見極める。
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2/22 10:44
時は流れ平標山の頂上。3人で少々まったりと過ごした後の写真撮影。仙の倉山が手前に見え、その奥が万太郎山か?さらにその奥が谷川岳からの馬蹄型稜線に見える。尾根の本数で茂倉岳と蓬峠なんとなく見極める。
下山の支度を整えた二人。私はクランポンを外し、軽量化を考えているna705さんに試着してもらった。na705さんの感想は「付けてないみたい!」とのことだった。
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2/22 10:45
下山の支度を整えた二人。私はクランポンを外し、軽量化を考えているna705さんに試着してもらった。na705さんの感想は「付けてないみたい!」とのことだった。
下山の支度を整えた二人をよそにもたもた写真を撮るワタシ。空気が読めないのか?
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2/22 10:45
下山の支度を整えた二人をよそにもたもた写真を撮るワタシ。空気が読めないのか?
頂きの証に一応これも撮っておく。
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2/22 10:46
頂きの証に一応これも撮っておく。
そしてBCの方が土樽方面に滑走していくのを3人で眺める。きっと気持ちが良いに違いない。今度はスキーを担いで来ようと思うワタシがいた。
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2/22 10:47
そしてBCの方が土樽方面に滑走していくのを3人で眺める。きっと気持ちが良いに違いない。今度はスキーを担いで来ようと思うワタシがいた。
松手山方面からの登山者が見える。あっちからのコースもきっと気持ちいいに違いない。
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2/22 10:48
松手山方面からの登山者が見える。あっちからのコースもきっと気持ちいいに違いない。
下山は平標山の家を経由することにした。頂上は暖かかったが、風が吹くとそれが身体に堪えるような気がしたので、ランチは山の家の所でと出発時には何となく決めていた。
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2/22 10:50
下山は平標山の家を経由することにした。頂上は暖かかったが、風が吹くとそれが身体に堪えるような気がしたので、ランチは山の家の所でと出発時には何となく決めていた。
山が蓄えている木。白いキャンバスに木の影がくっきりと見てとれる。
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2/22 11:10
山が蓄えている木。白いキャンバスに木の影がくっきりと見てとれる。
雪がなければ木の影は映えない。この時期だからこそ楽しめる景色だ。
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2/22 11:11
雪がなければ木の影は映えない。この時期だからこそ楽しめる景色だ。
穏やかな稜線を下っていく。山の家の先には大源太山が見える。
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2/22 11:11
穏やかな稜線を下っていく。山の家の先には大源太山が見える。
ふと空を見上げると不思議な形の雲があったが、それを比喩する言葉が思いつかない。
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2/22 11:12
ふと空を見上げると不思議な形の雲があったが、それを比喩する言葉が思いつかない。
山の家に近づくにつれ見える景色が変わってくる。左奥の尖ったのがエビス大黒の頭だろう。谷川方面から来るとエビス大黒の頭の手前がなかなかドキドキしたのを思い出す。右側の手前が小出俣山でその奥が阿能川岳だろうか。そして最も奥のぼんやりしたのが武尊山だろう。
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2/22 11:20
山の家に近づくにつれ見える景色が変わってくる。左奥の尖ったのがエビス大黒の頭だろう。谷川方面から来るとエビス大黒の頭の手前がなかなかドキドキしたのを思い出す。右側の手前が小出俣山でその奥が阿能川岳だろうか。そして最も奥のぼんやりしたのが武尊山だろう。
大源太山という名前の山は近くにもう一つある。そちらはマッターホルンと比喩され、こちらの大源太山よりもメジャーな存在だと思う。
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2/22 11:20
大源太山という名前の山は近くにもう一つある。そちらはマッターホルンと比喩され、こちらの大源太山よりもメジャーな存在だと思う。
今度は川古温泉から毛渡乗越を経由してエビス大黒の頭を目指してみたい。これはかなりマイナーなルートなので静かな登山が楽しめると容易に想像できる。
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2/22 11:25
今度は川古温泉から毛渡乗越を経由してエビス大黒の頭を目指してみたい。これはかなりマイナーなルートなので静かな登山が楽しめると容易に想像できる。
山の家に着き振り返る。ここでは風がほとんどなくゆっくりランチができた。こういう時のためにスコップを持ってくれば良かったと後悔をした。
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2/22 11:26
山の家に着き振り返る。ここでは風がほとんどなくゆっくりランチができた。こういう時のためにスコップを持ってくれば良かったと後悔をした。
ランチを終えトボトボと降る。
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2/22 12:33
ランチを終えトボトボと降る。
ところどころでシリセード。一番手は最も滑らず、楽しさがいまいち。三番手になると滑りすぎて少々ビビってしまうようだ。
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2/22 12:54
ところどころでシリセード。一番手は最も滑らず、楽しさがいまいち。三番手になると滑りすぎて少々ビビってしまうようだ。
こういう遊びができるのは雪山ならではだし、雪が多いところでしかできない。
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2/22 12:55
こういう遊びができるのは雪山ならではだし、雪が多いところでしかできない。
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