剣山(1955m)100名山 「次郎笈(1929m)--剣山(1955m)--一ノ森(1879m)」
- GPS
- 06:05
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,072m
- 下り
- 1,067m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口〜リフト駅は少し荒れています。 リフト駅〜次郎笈〜剣山山頂はとても歩きやすい道。 剣山山頂〜一の森は少し歩きにくい道。 一の森〜キレンゲショウマ群生地〜刀掛の松は激しいアップダウン。キレンゲショウマが咲いていない時期は「一ノ森〜二ノ森〜剣山山頂」の道のピストンがいいかも。 登山口売店多数。宿もあり。リフト駅に自販機あり。 山頂ヒュッテで食事・宿泊も可能。山頂ヒュッテ限定山バッチがありました。 |
写真
感想
天候: 晴れ
大阪から車で4時間。剣山に挑戦!
普通に登山口〜剣山山頂に登るだけならば3時間もかからないコースだったので…
せっかく四国まで来たんだし、次郎笈と一の森を含めたルートを進むことに。
前日はうまく眠れず睡眠1時間で午前2時半に大阪を出発。
現地到着が6時半。車で1時間仮眠して登山開始。睡眠不足だぁ。
登り始めて「クマに注意」の表示を見つける。単独だとやっぱり少し怖いな。鈴を買うべきか…。
リフト西島駅までは少し荒れた道。「100名山なのにあまり人が登らないのかな」と思っていたが西島駅以降は歩きやすい道に。
この辺りで一旦展望が開ける。「う〜ん雲が流れて来ているような…」
天気予報では「晴天」のはずなのに、不安がよぎる。
道中でしばしば見かけるナナカマドの赤い実が楽しい。
登りの勾配自体はそんなにたいしたことは無いように思えたが、睡眠不足なのか足がなかなか上がらない。
展望が利かない林の中に戻り「御式水」(おしきみず)に到着。
コンコンと沸いているお水を少しいただく。美味しい!
名水100選だそうです。備え付けの柄杓でたっぷり1杯いただく♪→冷たくてお腹がゴロゴロ…。
睡眠不足・展望無し・お腹ゴロゴロでテンション下降中の道中。
急に林が切れて、笹に覆われた山を発見。地図で確認するとあれが次郎笈(じろうぎゅう)みたい。
「綺麗だ!アレに登りたい!」
ココから一気にハイテンションモードに(笑)
(振り返ってみると睡眠不足からくるナチュラルハイだったかもしれない)
「剣山 ⇔ 次郎笈」の分岐点に到着。
ここから眺める次郎笈までの道のりが最高。笹に挟まれながら稜線の上を気持ちよく走っている。「こういう道好きだー!」
高揚した気分でぐんぐん登る→頂上手前の急坂でたたきのめされる。
でも、なんとか頂上到着。
360度の展望がすごすぎる。
ココから見える剣山の姿も美しい。
少し人手が見えてきたが、だれも次郎笈には登ってこない…。
「やっぱり殆どの人が剣山だけが目当てなんだなぁ、もったいない。少し寄り道して周りの山に登ればいいのに」
と「過去の自分の山登り」を振り返り「反省する事無く」感慨に耽る(笑)
この辺りから晴天の気配がただよう。「良い日に来た♪」
一旦分岐まで戻り剣山方面へ。
剣山に登りながら、何度も次郎笈を振り返る。「やっぱり綺麗だ」
すぐに剣山山頂に。
整備された木製の遊歩道をちょろちょろと散歩した後、「山頂ヒュッテ」にて山バッチ購入。「良い天気になってよかったね」と一言いただく♪
その後、お弁当タイムに。
頂上の吹きさらしの中。フリースとレインウェアを着たが寒くて寒くて。
完全に体が冷えてしまった…。
ここから「二の森---一の森---キレンゲショウマ群生地---リフト駅」までは2時間くらいらしい。キレンゲショウマの時期は5月くらいらしいがとりあえず行ってみることに。
二の森を経由して一の森へ。すこし道が荒れている箇所もある。
一の森からの展望も良い!
「次郎笈---剣山---一の森」への稜線を振り返り「自分であの道を歩いた」感動をかみ締める。
ひとしきり展望を堪能した後、下りへ。
「あとは下るだけ」な気分でいたのが、大失敗。
おそるべしは「キレンゲショウマ群生地」付近の道。
激しく下って → 激しく登る
腕時計付属の高度計では「1650m」くらいまで高度を一気にさげ、「1800m」まで登り返す。あれ?一の森って「1879m」だったよね?
「道を間違えたかもしれない」不安が頭をよぎる。道も相当荒れている。
思い返せば、疲れと寝不足で判断力が鈍っていたみたいです。きちんと地図どおりに歩いてました。
でも、その時はわからず何度も標識を確認しに戻ったり、「もう一度頂上まで行く道なら行ってやる!」とかヤケクソになったり(笑)
なんだかんだで、リフト西島駅に帰還。片道1000円のリフトで駐車場まで下りる。
剣山に登りに来たのだが、一番印象に残ったのは「次郎笈」だった。
今回のようなルートを「縦走」というんだろうか。
とても気に入りました。マイカーで登山が基本になっているので同じ登山口に戻らないといけないが、可能ならこういうコース取りが良いなと思いました。
新装備の「濡れ戻りしないインナー」の効果はあまり実感できませんでした(泣)
同じく購入したザックの肩紐につける「ポーチ」は効果絶大。デジカメ入れに重宝しました♪
徳島名物「徳島ラーメン」を食べて、高速のSAで仮眠ととりながら無事大阪に帰還。
次の日曜日は「2度目の武奈ヶ岳」に同僚と友達と一緒に行く予定。
楽しみだー!
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