編笠山
- GPS
- 06:41
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 971m
- 下り
- 970m
コースタイム
07:23雲海
07:56押手川分岐(小休止)
09:22編笠山山頂(小休止)
10:02山頂発
10:20青年小屋
11:33押手川分岐
11:47ベンチ小休止
12:12雲海
12:54観音平駐車場着
総移動時間…約4時間30分
(標準コースタイム…約5時間40分)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
憧れの八ヶ岳前衛として行きたかった山。 他の八ヶ岳連峰のとげとげしい山とは一線を画し、文字通り編み笠を被せたようなお椀型の山。 見た目は優しい感じだが2500m峰かつ登山口から一気に1000m登ることになる。 ただ、頂上に着いた途端に眼前に広がる八ヶ岳連峰に気圧されること間違いなし。 そして甲斐駒・鳳凰三山等の眺望も素晴らしい。 今回は一部残雪が残っていたが、テープ・踏み跡・標識をしっかり意識していれば迷う心配はない。 押手川分岐からはやや急登。かつ樹林帯には残雪が現れた。スパッツ・アイゼンはあった方が良い。 山道上に残雪が消え、ハイマツが切れると山頂だが、青年小屋へ降り始めた途端に先ほどよりは大量の残雪が現れる。踏み抜くと膝・腿まで潜る箇所が所々ある。 そして青年小屋から樹林帯に入ると、トラバース道の登り返しが終わって降り始めるまでの間も残雪。ここは踏み抜きに注意しつつ、テープと踏み跡を意識して進むべき。 駐車場は砂利敷きで特に区画整理されていないが20〜30台は停まりそう。 トイレは駐車場と青年小屋。水場は青年小屋近くにあるらしい。 コンビニは小淵沢IC降りて直ぐにセブンイレブンとローソン。 NTTドコモの電波状況は、ほぼ常に良好。 |
写真
感想
赤岳を始めとした八ヶ岳縦走は昔からの憧れだったが、蓼科しか登っていなかったので、モチベーションアップと絶景を見たいがために、以前から登りたかった山。
観音平駐車場に着くと先客1台のみ。南アルプスを楽しみながら準備。車外気温計は10度。
始めは、なだらかな林の中だが押手川分岐を過ぎるとゴツゴツした岩がメインの急登になる。
押手川分岐を過ぎるとチラホラと雪が現れ、そのうち登山道は雪だらけになる。
所々凍結しているので6本歯の軽アイゼンを装着して登る。雪はハイマツ帯が切れる手前まで。
頂上は岩だらけだが結構広く、しかも360度の大展望。
日焼けするほどの晴れにもかかわらず南アルプス等は雲に隠れて見えなかったが、それでも赤岳を始めとした八ヶ岳連峰をずっと眺めているだけで、この山に登った価値は十分あった。
ほぼ無風だったので、無音に近いくらい静かで気持ちの良い山頂を、しばらく独占できた。
青年小屋に下り始めると直ぐにさっきより深い残雪。
踏み跡をトレースしてもしなくても、ズボっと腿辺りまで何回も踏み抜く。
残雪を抜けて岩をピョンピョン越えると青年小屋。赤提灯が掲げられ、岩の上に布団が干されていた。
青年小屋からのトラバース道も深い残雪。更に何回も雪を踏み抜く。
木に付けられたテープと雪上の踏み跡を頼りにしないと、何処に山道があるのか分からないし、樹林帯の中で展望は全く利かない。
雪慣れしていないので難儀したが、登り返しが終わると残雪も姿を消した。
あとはただひたすら降り続ける。
それにしても日差しが痛いくらいの晴れで暑く、小休止すると鳥のさえずりがそこら中から聞こえ、とても気持ちが良かった。
膝が笑い始めた頃に駐車場着。車が数台増えていた。
山で会ったのは、「権現まで行く」と言っていた男性、小屋に泊まる山ガール2人、「登れるとこまで行く」と言っていた老人男性だけで、実に静かな登山ができた。
迫り来る八ヶ岳を大迫力で見られるし、登り甲斐もあるのでお薦め。
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