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Yamareco

記録ID: 3001627
全員に公開
雪山ハイキング
東海

花房山、モレ谷から

2021年03月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
shikakura その他7人
GPS
07:44
距離
14.8km
登り
1,306m
下り
1,298m

コースタイム

日帰り
山行
6:10
休憩
1:20
合計
7:30
9:17
110
モレ谷林道入口
11:07
11:15
23
モレ谷林道登山口
11:38
11:43
36
13:03
13:44
26
14:41
14:53
20
15:13
15:18
89
モレ谷林道登山口
16:47
モレ谷林道入口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
・ルート上に危険な所は無い
・モレ谷林道は落石有るが、歩くには問題ない。
・モレ谷林道〜稜線の支尾根は若干藪っぽいが、今の時期は支障なく通れる
・稜線上の残雪はP1096までは無く、それ以降は残雪が続いているが、軽アイゼンは使用しなかった
モレ谷林道入口に駐車
モレ谷林道入口に駐車
モレ谷を渡ります。雪解け水で水量は有りますが、簡単に通過できます。
モレ谷を渡ります。雪解け水で水量は有りますが、簡単に通過できます。
モレ谷林道ショ-トカット入口
モレ谷林道ショ-トカット入口
ショ-トカットは急登です
ショ-トカットは急登です
林道より稜線へ登る尾根(中央)が
林道より稜線へ登る尾根(中央)が
所々片斜面になって居る林道のを登りますが、雪が柔らかいのと、雪が解けた道縁が歩けるので比較的安全です
所々片斜面になって居る林道のを登りますが、雪が柔らかいのと、雪が解けた道縁が歩けるので比較的安全です
権現山・花房山登り口であるモレ谷林道登山口に到着。地面に落ちた壊れた表示板と黄色い境界杭が有ります
権現山・花房山登り口であるモレ谷林道登山口に到着。地面に落ちた壊れた表示板と黄色い境界杭が有ります
モレ谷林道登山口から意外と早く稜線に到着
モレ谷林道登山口から意外と早く稜線に到着
稜線のモレ谷分岐から小津権現山(右奥)。稜線は綺麗に刈り払われています
稜線のモレ谷分岐から小津権現山(右奥)。稜線は綺麗に刈り払われています
モレ谷林道登山口分岐付近からP1096(左)
モレ谷林道登山口分岐付近からP1096(左)
P1096への急登を登ります
P1096への急登を登ります
P1096に到着。やっと残雪が現れて来ます
P1096に到着。やっと残雪が現れて来ます
P1096より小津権現山
P1096より小津権現山
P1096より山頂方面。山頂付近はカ−ル状になっておりこの付近では珍しい地形で、小津権現山から眺めると優美な形です。
P1096より山頂方面。山頂付近はカ−ル状になっておりこの付近では珍しい地形で、小津権現山から眺めると優美な形です。
花房山肩付近のブナ林
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花房山肩付近のブナ林
花房山山頂へ。直下のコルから急斜面を登り返します
花房山山頂へ。直下のコルから急斜面を登り返します
最後の急登を登り切り、花房山山頂へ到着
最後の急登を登り切り、花房山山頂へ到着
花房山山頂にて
山頂より左奥に伊吹山、中央に小津権現山、右奥に金糞岳
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山頂より左奥に伊吹山、中央に小津権現山、右奥に金糞岳
山頂からは重畳と連なる奥美濃の山々が一望できます
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山頂からは重畳と連なる奥美濃の山々が一望できます
山頂を辞して、直下の急斜面を下降
山頂を辞して、直下の急斜面を下降
P1096まで戻って来ました
P1096まで戻って来ました
P1096より下山ル-トの支尾根を見下ろして。下山時
P1096より下山ル-トの支尾根を見下ろして。下山時
モレ谷林道登山口まで下山。これから長い林道歩きが待っています
モレ谷林道登山口まで下山。これから長い林道歩きが待っています
モレ谷林道登山口よりP1096を振り返る。下山時
モレ谷林道登山口よりP1096を振り返る。下山時

装備

個人装備
雨具 昼ご飯 非常食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ツェルト カメラ 軽アイゼン
共同装備
無し

感想

今回の例会は「奥美濃の山シリーズ」第2回目で、小津三山の中央にある花房山です。この山は2002年4月に今渕ケ岳と組み合わせて登りました。ルートは花房山の肩からモレ谷出合に向かって南東方向に派生している尾根を登ったのは確かで、「モレ谷林道最奥に駐車した」との記述が有り、私の持っている古い地形図には赤線でルートが引かれていますが、現在の地形図ではモレ谷林道がモレ谷の奥でヘアピンカーブしている所に破線の道が書かれていますので此処から取付いたと推定しますが、取付き点は確認できませんでした。

今回の当初の予定では残雪が十分に残っているとの前提でモレ谷出合の尾根末端から取付く予定でしたが、7日に天狗山〜黒津山を周回した時に花房山の稜線には余り雪が残っていないのを眺めて確認していましたので、モレ谷林道を稜線近くまで辿りそこから支尾根を登り稜線に登り着くルートが有ることをネット情報で得て、其のルートに変更しました。

守山駅から2時間でモレ谷林道入口の道端に駐車。稜線に上がると風が強くなるとの天気予報ですが、穏やかな晴天です。

モレ谷林道は落石で荒れてはいますが歩くのには支障ありません。林道を忠実に辿れば良いのですが、時間短縮を図るためにネット情報の通り林道がモレ谷を横切るヘアピンカーブから少し上った小さな支尾根を登るショートカットの急斜面を木の枝を掴みながら登ります。登りきると、稜線への支尾根が目の前に見えて来て、距離的には可成りの短縮です。これから上の林道は日当たりの悪い部分には残雪が有り急傾斜の片斜面になっている所も有りますが、雪が緩んでいるのと、雪の解けている道の端が歩けるので危険は感じません。

モレ谷登山口には地面に落ちて壊れかけた表示板と黄色の境界杭が有り、さらに続く林道の遥か上にP1096が見えています。支尾根の取付きは踏み跡が分かりにくいですが、尾根芯に登ってしまえば若干ヤブ気味ですがしっかりとした踏み跡で思いのほかあっさりと登り切ってしまいますが、この途中でISさんが体調不良にてこれ以上の登りを断念して待つことになり、残念ですが、ISさんには我々の下山まで留まっていただきます。

登り切った稜線には小津権現山、花房山への道標が有り、稜線は綺麗に刈り払われて踏み跡もしっかりしており、所々にロープも張られているP1096への急登が始まりますが、予報通り風が強くなり、ジャケットが欲しい程です。

登り切ったP1096からは右側から回り込む尾根を抱え込むように花房山の山頂が望め、やっと雪が繋がってきます。なだらかなブナ林が広がる尾根を登り、緩んだ雪を時々踏み抜きながら一旦直下のコルに下りますが途中で単独行の方に追い抜かれました。彼は小津権現山に登り雷倉まで縦走するとの事。コルからの雪のない斜面を登りきると花房山の山頂に到着。若干遅れましたが、ほぼ予定通りです。

山頂からは重畳と波打って広がる奥美濃の山々を初め、御嶽、乗鞍岳等360度の大展望が広がり、先週登った天狗山から黒津山への吊り尾根は目の前です。風を避けて昼食後早々に山頂を辞します。

下りも時々踏み込むことはあっても順調に下降。途中でISさんと合流し、モレ谷林道に下山します。林道から振り返るとP1096の雪庇が遥かな高みに輝いています。帰路はショートカットルートではなく林道を忠実に辿りモレ谷林道入口の駐車地に到着。

残雪が無く、19年前のルートがトレース出来なかった事は残念ですが、花房山を新しいルートから登れたことで良しとしましょう。

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コメント

おはようございます。
相変わらず沢山のお仲間と精力的に雪山を堪能されていて素晴らしいですね。関東地方は山友に声をかけても良いものかどういうかさえ気になり大勢での同行はあまり見かけなくなっています。これから非常事態宣言も解除されるようですので少しは良くなりそうです。詳しい山記録にいつも感心していますありがとうございます。
2021/3/19 6:08
Re: おはようございます。
コメント有難うございます。この例会のメンバ-8名の内4名は東北でお目に掛ったメンバ-です。皆さん元気な「お婆さん」ばかりで、今日も福寿草を観に行ってきました。更に東北の夏の花を観に行く計画が必要になりそうな気配です。
2021/3/19 20:44
プロフィール画像
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