行者岳・伏拝岳(湯の台口)
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- GPS
- 06:32
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,427m
- 下り
- 1,427m
コースタイム
12:20 外輪
12:50 伏拝岳
13:20 滑降開始
14:20 停車点帰着
天候 | 晴れ・高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
途中一か所藪こぎあり 割れ目がかなり多く、滑降は慎重に 過去二回は、大雪路〜小雪路と ほぼ夏道沿いに登りましたが 今季は藪で塞がれているように見え 河原宿経由でも行けるとは思いますが 念の為、先行者の跡を辿り 貝型雪渓から藪を少し越え 行者岳と伏拝岳の中間点に出ました |
写真
感想
m16がアドベンチャー感のあるルートに行きたいとの事で
経験値の低い未熟者ながらに、鳥海山の湯の台ルートが
自分の行った過去最高にアドベンチャー感のある山スキーだったので
連れて行きました
朝7時半頃に車道除雪終了点につくと
先行者の車は10台未満
日曜の鳥海山と考えて、祓川と比べなんと少ない事でしょう
しかも、橋よりも随分手前で長い車道歩きが想定出来て
テンションが下がります
とは言え、雪は多いので、担ぎでは無くシールをつけて
スキーで歩けるので楽です
記憶を頼りに所々ショートカットしながら車道終了点まで
これだけ雪があればもっと効率の良いルートがありそうです
いよいよ登山のスタート地点に立ってみてびっくり
雪が多いからどこでも登り放題かと思ったら
大雪渓、小雪渓と続く、過去登ったルートは
藪で阻まれているように見えます
勘違いかもしれませんが、行ってみて引き返すのは嫌だし
小さく見える先行者達も、貝型雪渓から上部へアプローチしてます
ここでも随分テンションが下がり
もう滝の小屋で昼寝するから
行きたかったらM16独りで行きなさいよ
などと、登山者の風上にも置けない発言もしたりします
ただ、初めてかつ、間違い無く積雪期限定ルートなので
凄く興味もあります
貝型雪渓は、下を見るとマタフリ沢が口を開けているので
なんとなく怖いです
とりつきで小休止後、いよいよ本格的に鳥海山登山開始な気分
急な斜面はシール登りが下手なので
さっさとアイゼンに履き替えます
貝型雪渓を越え、東へトラバースすると中沢雪渓の手前で
ほんの数mハイマツに阻まれるので、ワシワシ乗り越え
中沢雪渓に出ると、外輪までのルートの全貌が見渡せ
ようやくテンションが上がります。
百宅ルートの雪渓へも抜けられそうに見受けられます
その位雪が多いのですが
ここは最短ルートを先行者に倣って登っていきます
気分的にはかなり登って来てゴールが見えたと思っていたのですが
祓川で言う所の七ツ釜あたりと高度が同じなので
まだまだ先は長いと気を引き締めて
もくもくと登ります
最後の、行者と伏拝の中間点に出る斜面は
M16は根性のシール登りでしたが私はあっさりアイゼンに履き替え
外輪まで登り切った時は疲れて倒れこみました
先行のベテランさん達はもう新山往復したり
斜面滑って登り返したりしてるのに
自分と来たら体力ないなー
ふがいない
行者は梯子場の向こうだと思ったら、踏んでいたようです
七高山や新山行って帰ってくるには疲れすぎ
あと、帰着目標の14:00も大きく過ぎそうなので
話し合って、伏拝踏んで帰る事にします
こちらは、ちょっと踏めてなかったようですが
ドロップポイントで少し休憩して滑降開始
登りではあれだけ疲れたのに楽しい時間はあっという間です
亀裂が結構入っていて、簡単に跳べないような幅のものもあるので
やや慎重目に降ります
藪こぎ、貝型雪渓、車道の上部斜面を楽しみ
登るのは我々では無理で巻いたけど、滑るのはさぞ楽しかろうと
目をつけておいた車道ショートカット斜面を滑り
ダラダラと車道を藪の濃いショートカットを挟みながら
暑いさなかの14時過ぎに車まで到着
板は思ったより走るし
ファットスキー持ち込んだので洗濯板も気にならないし
急斜面無いので滑りはいまいちと思っていましたが
雄大で変化に富んだ斜面に思いの外滑りが楽しかったです
除雪終了点では地元の登山者や山菜取りで賑わっててはいましたが
それでも車10〜15台程度かな?
外輪から車道までは行きと帰りで
すれ違ったスキーヤーは10人居ないし
人も少なく人工的な目印も無く静かな山が楽しめました
帰り支度をしていると、虫がどんどん集まってくるし
夏のように暑いので片づけもそこそこに鳥海山荘に撤退し
温泉を楽しみ、酒田ラーメンを食べ、ヒラボク本店で御土産を買い
昨日、今日と、今回も思う存分鳥海山と庄内地方を楽しみました
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