瑞牆山

2013年06月01日(土) [日帰り]

• GPS: 07:03
• 距離: 5.4km
• 登り: 827m
• 下り: 829m

コースタイム

8:00瑞牆山荘駐車場-9:20富士見平小屋-10:00巨岩のある所-11:30瑞牆山山頂12:30-13:30巨岩のある所-14:00富士見平小屋14:30-15:30瑞牆山荘駐車場

天候

晴れのちくもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央道須玉ICから30分

コース状況／危険箇所等

山頂までの急登が始まる巨岩ポイントまでは特に危険箇所は無し。
富士見平小屋に向かう登山道で一部さりげなく道を間違いそうなポイントはあった。

山頂まで急登1時間30分は、ロープ場や滑る岩場もあり、常に注意が必要。
浮石はほとんどないが、登山客が多い時は落石にも注意。

写真

6/1 8:10

駐車場8時にはすでにいっぱいでしたが、運よく1台空いてました＾＾

6/1 8:13

瑞牆山荘。キレイな建物です。

6/1 8:20

スタート。山頂までは3時間。時間は短いですね。

6/1 8:25

美しい新緑をなだらかに登っていきます。

のんびり撮影。今日はコースタイムにせかされる事も無さそうだし。

6/1 8:32

6/1 8:33

道がじょじょにワイルドになってきました。

6/1 8:41

あーこれこれ。皆が嫌いなハードル階段。

6/1 8:56

突如眼前にあらわれる山頂。そのゴツゴツしたただならぬ姿に、本当に今日あそこに行くの？とフツフツと湧き上がる衝動のようなものが起こる。

6/1 9:05

富士見平小屋まであとちょっと。

6/1 9:08

雷が落ちたのかな？立派な木です。

6/1 9:14

富士見平小屋到着〜。

6/1 9:14

良い雰囲気です。テント場もあります。
金峰山に登るルートもありました。

6/1 9:20

再び登りはじめます。

6/1 9:35

こんな道を30分行きます。

6/1 9:40

だいぶくっきり見える場所に来ました。
もうすぐ直登が始まります。ワクワク。

6/1 9:48

登る前に一旦急な坂を50m降ります。

6/1 9:49

天鳥川のベンチ場に来ました。ここから直登が始まります。

目を疑うような巨岩に出会いました。

6/1 9:56

真ん中の裂け目は雷が落ちたのかな・・？雷くらいじゃびくともしなそうな大きさだけど。

6/1 9:56

木の棒の支えは登山客が洒落で置いていくそうです。楽しいすね＾＾

6/1 9:58

6/1 9:58

おーなんか道が突如として野生味あふれてきました。

6/1 10:03

6/1 10:05

最初のロープ場。登りは必要ないです。下りは滑るから使った方が良さそう。

6/1 10:18

続いていくのは岩の道。

6/1 10:18

登山道ふさがっちゃってるような所も。
アスレチック的に障害物を乗り越えていきます。

6/1 10:21

テンション上がります。

6/1 10:22

6/1 10:28

6/1 10:31

結構人が多いので、狭い道で渋滞が起きます。

6/1 10:35

アズマシャクナゲがキレイでした。

6/1 10:49

6/1 10:52

大ヤスリ岩が視界に出てきました。歓声。

6/1 11:01

振り返ると富士山。かろうじて見える＞＜。

6/1 11:05

時おり四足歩行。

大ヤスリ岩が眼前に。

6/1 11:09

6/1 11:12

6/1 11:14

6/1 11:14

6/1 11:15

6/1 11:18

6/1 11:33

大ヤスリ岩の横を通過しました。

6/1 11:35

6/1 11:36

山頂まであと10分！

6/1 11:41

最後の関門はロープ場。登りはなるべくロープなしで。

6/1 11:46

ついに着きました〜！！

6/1 11:47

山頂標識も山の雰囲気にあってますな。

6/1 11:48

カッコいい・・

6/1 11:49

残念ながらガスってて南アルプスと富士山は見えませんでした・・TT

6/1 11:51

浅間山方面

6/1 11:56

昼食は談合坂SAのパン屋さんで購入したサンドイッチ。

6/1 12:14

6/1 12:14

あそこにいるのはロッククライミングする人たちかな？？

6/1 12:15

6/1 12:16

金峰山が見えます。近いうちにあそこも登るぞー！

6/1 12:23

6/1 12:44

下山開始。下山は危険なので撮影もほとんどしませんでした。大ヤスリ岩がすごかったのでこれだけ。

6/1 13:52

巨岩地点に戻ってきました〜。

6/1 16:14

帰りは増富の湯でスッキリ。

撮影機器：

iPhone 4 Apple

感想

tonoyutaka

百名山の一つ、瑞牆山に行ってきた。
以前からずっと気になっていて、雪が解けたら行こうと思っていた山だ。
その割に、今回急に予定が決まったのでロクに調べもせず、事前情報としては
「岩登り風な登山が楽しめる山」としか無かった。

あまりに調べていなかったので、本来は危険な事だが
冒険に満ちていて、新鮮な体験が出来たようにも思える。（でも反省しなきゃ）

朝4時起床。4時半出発で高速をスイスイ。
5時半頃、朝食を談合坂でとったのだが、ここでのんびりしすぎて1時間もまったりしてしまう。着いたのは8時を過ぎていた。
1台だけラッキーにも空いていた駐車場に車を停め、出発。

新緑が美しい。さすがに標高が高いのでまだ黄緑色が強い。
なだからな坂を登っていく。先週の屋久島疲れがまだ残っているのか、少し足にダルさがある。だが登っていくうちに序々に調子が出てきた。

巨岩の間をぬって歩き、ハードル階段を登っていくとベンチのある場所に出た。
そこの木の間からゴツゴツした山頂の姿が見える。
威風堂々とした姿。あんな切り立った場所に今から行くの？という不安と共に
「やってやろうじゃん！」という思いがフツフツと起こり、モチベーションが急上昇。なるほど、面白そうな山だ。

それから少し歩くと富士見平小屋にきた。有料のトイレとテント場がある。
小屋も立派で雰囲気が牧歌的で良い感じ。

瑞牆山へのルートを進む。足場の道がどんどん岩が増えてくる。
木々の間からチラチラ見える山頂が気になって仕方が無い。
それを見ながら30分進むと、いきなり急峻な下りがあらわれる。
50mほど下り、天鳥川のベンチ場に出た。いよいよ1時間半の急登が始まるのだ。

入り口にある巨岩にまずびっくりする。特に祭られている様子もないが、神々しいほど大きい岩。自然と「無事に戻れますように。」とお祈りしてしまう。
そこからは、もうほんとに岩だらけ。急峻な坂道。
トレッキングポールはしまわないと危ない。（使ってる人いっぱいいましたが）
時おり激しいポイントになると、自分が四足歩行になった気持ちでよじ登る。

ものすごく楽しい。
たぶん自分はこういう登山が好きなのだ、という事が分かった。
幼稚園の頃とか隣にアスレチックの森があって、毎日のように遊んでいたのをふと思い出した。
体調もよく、登りでは息切れもあまりしなかったように思う。
平坦ななだらかな坂を長く上る方がよっぽどしんどい。
この山好きだなーと思った。

しばらく登ると目の前にそそりだつ巨大な岩が。一瞬山頂かと思ったが違うらしい。大ヤスリ岩だそうだ。あまり調べてかなかったので、そんな事も知らなかったのだがその迫力に興奮しながら、「今自分はすごい所を登っている」と感じて歩くのは気分の良いものだった。

大ヤスリ岩を横目に見ながら高さを越えていくと、あと10分の標識のところに出た。
ロープ場とハシゴを越えると、山頂はすぐだった。
大パノラマだったが、天候はおりしも曇り。富士山と南アルプスはガスの中だった。
もっと早く来れていれば視界はもっと良かったのに残念だ。

ただあの急坂を上りきったという達成感は心地よかった。
昼食を食べる。今回談合坂のパン屋で買ったサンドイッチと、家から持ってきたカップスープ。
山頂は人が多く、もっと増えたらスペース無くなる感じだった。
ピーク時間に来ちゃったからな。。次はもっと早い時間で快晴の日に来たいものだ。どれだけ良い気持ちだろう。

満足して下山を開始する。上りが急峻だったので、下りは更に注意力を要した。
ちゃんと確保しながらいかないと、岩が滑るので危ない。
あとルートが曖昧なところがあり、一回自分が進んだところは岩と岩の間がクレバスのように空いていて（多分ルートから軽くずれたんだと思うが）1mくらいの大ジャンプをして通過した。

注意しても2回くらい冷やっとする滑りがあったが、怪我もなく無事巨岩地点に到着。
富士見平小屋で百名山ピンバッチを購入して、15時30分に下山。
ものすごく楽しい山だった。また何度でも来たい。筋トレにもなりそう。