ツツジ燃える徳仙丈山〜調子に乗って2度山頂へ
- GPS
- 03:34
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 313m
- 下り
- 316m
天候 | ガスのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
県道気仙沼本吉線の浄水場を過ぎ左手の林道を入る。地形図で見ると林道入り口は標高約100m、ここから本吉側の登山口標高550mまで一気に登ります。舗装はされているが道幅が狭いのですれ違い注意。さらに道路脇の側溝はフタのある所と無い所があります。フタがあると思って脇に寄せて走っていると急にフタがなくなるので注意が必要です。 |
写真
感想
6月1日付河北新報1面に徳仙丈山の記事がありました。そろそろ満開と紹介されていたので出かけることに。
9時頃本吉町側の登山口に到着。この時点で第1駐車場は8割埋まっていました。
あいにくのガス模様で肌寒い。
駐車場の係の人からパンフレットをもらい、ぼちぼち準備して出発。
駐車場奥の登山口から登り始めるとすぐに長命の泉がありますが、あまり手入れされていないようで、ちょっと飲む気にはなれません。
気を取り直して進むとすぐに分岐。ここは左の作業道を進みます。
途中、かわいらしい花や恐ろしげな花を愛でながらゆっくりと登ります。
ほどなくしてガスの向こうにぼんやりと山頂が見えてきました。
時々ガスが薄くなり山頂がぼんやりその姿を現します。
急に開けた場所に出るとそこはお祭り広場でした。
焼き鳥のいい匂いや「ビール」の3文字に心が誘惑されます。
そこへおばあちゃんが「お茶どうぞ」と声を掛けてくださり、せっかくなのでと腰を下ろし、タクアンと栗の渋皮煮も御馳走になりました。
汗をかいたところにタクアンの塩分と栗の甘味を補給、旨かった〜
補給も済んだのでいざ山頂へ。
地元の高校生はトレーニングでここを走って登るそうですが、結構な急斜面です。
松ぼっくりは、一度転がると下まで止まりません。
そんな急斜面を休み休み、息を整えながら登ります。
体がほぐれてきたかなと思ったらもう山頂到着。
晴れていれば太平洋も見渡せる360度の大パノラマなのでしょうが、あいにくのガス。頭の上は青空ですが、下から上がってくるガスのせいで周りは真っ白です。
山頂付近をうろうろしながら晴れ間を待ちましたが、なかなか晴れないので降りることに。
お祭り広場まで戻ってきましたがまだ時間が早いので、気仙沼方面に降りてみることにします。
ブナとツツジに癒されながらツツジ街道コースを目指します。
ツツジ街道コースに着くころには陽がさし明るくなってきました。
このコースは一直線の長いコースです。両脇は背丈が3メートル超のツツジが見事で歩きごたえがあります。
街道コースを降りきると第2展望台があります。
そちらへ曲がると展望台手前に立派なツツジが。
ツツジキング!圧倒されました。
ツツジキングに別れを告げて第1展望台へ。
ボランティアの方が写真片手に説明をされていました。
今年は天候不順のためか例年よりも花付きが悪いとのこと。
たしかにボランティアの方が持つ写真は一面赤でした。
写真に比べれば今年の花は確かに少ないですが、それでも見ごたえ十分です。
ボランティアの方に感謝しつつ来た道を戻り山頂方面へ帰ります。
山頂方面に「帰る」のは変ですが、車のある本吉町側登山口は山頂の向こう側ですので登らないと帰れません。
登りはツツジ街道コースの脇道を行きます。道幅が狭く両脇にツツジがせり出し、さながらツツジのトンネルです。曲がりくねった先の道からツツジ色のトトロが出てきそうな雰囲気です。
脇道をツツジ街道と合流すると山頂方向とお祭り広場方向との分岐です。
当然もう一度山頂を目指します(笑
十二曲りと呼ばれる道は急斜面の階段道、さすがの景勝地ですから老若男女さまざまです。中には騙されて連れてこられたんじゃないかと思われる息も絶え絶えなお父さんがいらっしゃいます(笑
そんな中、お孫さんらしき子供を背負ったご婦人が降ってきます。たぶんおばあちゃんだと思いますが、すごいです!
そんなこんなですぐに本日二度目の山頂です。
1度目よりはガスが薄くなりましたが遠方は見渡せず残念。
団体さんもいらっしゃって混雑していたので早々に降ることに。
お祭り広場まで戻って本日のお楽しみタ〜イム。
ノンアルと焼き鳥!燃やした脂肪を取り返す愚行に反省するがしょうがない。
腹も膨れたのでそろそろ帰ります。
帰りはお祭り広場の賑わいを振り返りながら尾根道を帰ります。
こちらの尾根道は二つピークがあるようです。
一度登って降り、もう一度登って降ります。
二つ目のピークを降りきったところから直滑降で駐車場へ。
ロープ道と迂回路がありますが、どちらもさほど変わりません。
今日は迂回路を降りますが、ロープ道を行く小学生のお坊ちゃまに
先を越されます。
若いってイイネ!
駐車場へ戻ってきましたが、まだ時間はあるので気仙沼市内へ行くことに。
「蒸しホヤ」を買い求めて帰宅。
久しぶりの三陸の夏の味に嬉し涙と感謝の山行でした。
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