記録ID: 3117682
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ハイキング
奥武蔵
日和田山・物見山・富士山・白銀平
2021年04月28日(水) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 03:48
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 494m
- 下り
- 476m
コースタイム
天候 | 途中少しぱらっと雨粒がありましたが、それ以外は日が差して良い天気でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はありません。人気の山なので登りやすいです。日和田山の男坂は岩場で下りは推奨されてません。 |
その他周辺情報 | ふじみや…駒高集落にある売店さん。アイスクリームが食べられたりと当山域ハイキング中のオアシス的ポジション。日和田山、物見山の登山バッヂもここで買えます。 |
写真
男坂・女坂分岐。男坂・女坂というのは色々なところに同様の表現がされる階段や勾配があったりします(湯島天神とか)。一般には急峻で険しい方を男坂、緩やかな方を女坂といい、だいたいがどこかで合流します。今日は男坂。
男坂。日和田山の男坂は岩がちの登山道ですが鎖場はなく、険しいですがそこまで難易度は高くありません。しっかりと足場を確認していけば登れます。ただし公式にも下りは滑落の危険が大きいため推奨されておらず、男坂で登り、女坂で下る方が多いです。
金刀比羅神社鳥居から巾着田。蛇行する高麗川によってできた巾着形の地形に、その昔は田んぼがあったそうです。今は曼珠沙華(彼岸花)が満開になることで有名ですが、昨年は物議を醸した「刈り取り」で花は見れませんでした。仕方ないにしても、花は何も悪くありません。
金刀比羅神社。色んなところに金刀比羅神社(琴平神社)はありますが、いわゆる修験道(仏教的)と山岳信仰(神道的)なものが合わさった神仏習合の神様「金毘羅権現」を祀る神社です。明治の神仏分離・廃仏毀釈以前は金毘羅信仰は盛んで、総本山は香川にあります。
日和田山頂標。この山は日高市を象徴する山であり、前述のように名所の巾着田を一望できたり、高麗川、高麗神社、聖天院など歴史的な名所や自然を近くに侍る観光地として優れたロケーションにあります。ハイキングコースも日和田山までなら全くの初心者でも気軽に登れますし、猛者はここから飯能アルプス全縦走とかしてます。トレーニングとして色々広げやすいんですね。
日和田山頂から。山頂には宝篋印塔があります。これは仏塔の一種で供養塔、墓塔の意味がありますが、必ずしもここに仏様が眠っているというわけではなく、生前供養や現世利益のためともいわれますので悪しからず。
駒高集落近くから。ここには公衆トイレ、あずまや、そして「ふじみや」さんという商店があります。ハイキング中に休憩する場所としては最高の場所。こうして眺望もあり疲れた心身をリフレッシュできます。
ふじみやさんに貼ってあった日和田山、スカリ山からの展望図。スカリ山というのは日和田山から少し西に行ったあたりにある400mちょいの低山です。自分はまだ行ったことないのですがそのうち登りたいですね。
物見山三角点。ここのは「一等三角点」です。いわゆる基本測量の基準となる偉大なる三角点様がこんなところに。ちなみに埼玉の他の一等三角点は堂平山、城峯山にあります。堂平山のやつ見逃してるわ…また今度行ってきます。
もう少しで宿谷の滝。ここから宿谷の滝へ西方面に降ろうとすると一組のご夫婦が登ってらっしゃいました。「ここは上りはいいけど俺ぁ下りはやんねぇ。滑らんようにね」といってくださいました。確かに下りはちょっとしんどかった。そしてジャングル。
宿谷の滝。ジャングル的な下りを抜けてきました。別名「信太の滝」と言うそうです。古くは修験道(滝行)にも使われていたようです。近くに祠もありました。清涼感とマイナスイオンがすげぇ(当社比)。
ベルトコンベヤ。かの有名な武甲山の石灰岩を武甲鉱山から日高市にある太平洋セメントに送る全長23.4kmにも及ぶ巨大コンベヤだそうです。これだけのもの作ってもペイできる見込みがあるから作ったんでしょうけど、それにしてもすごい。そして太平洋セメントさんの爆発事故は大丈夫だったんでしょうか?
富士山山頂の浅間神社。浅間神社は富士山を神格化し祀る神社です。民衆信仰として「富士講(浅間講)」といわれ、登山それ自体が信仰としての修行と捉えられた時代、特に日本一の高さを誇る富士山に登ることはとても信心深い行為とされてきました。富士山を望めたりする場所にこの浅間神社は多くあるようです。
高麗名物。いわゆる「将軍標(チャングンヒョ)」。高麗神社や高麗駅前にもあるやつです。この辺りは古く奈良時代に高句麗からの帰化人がこの地に移住してきたことで「高麗郡」が設置されてきた歴史があります。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
笛
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
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感想
自身4回目の日和田山。
ただし毎回ルートを変えていますし、それがこの山に登る最大の魅力だなぁと思います。写真のところにも書きましたが、この辺りは見どころが多く、また飯能方面や黒山三滝方面など、色んな方面にコースを展開できるので、初心者のトレーニングから各地を巡るロングトレイルまで、様々な楽しみ方ができると思います。
今回はいつものatsu0307さんが一緒なのであまり無理はしません(とはいっても11kmだったのでそこそこですかね…)
日和田山→高指山→物見山→宿谷の滝→富士山・白銀平→清流方面から日和田山登山口、というルートでした。
前回ユガテ方面は花満喫ルートでしたので、今回は少し地味目でしたが、多少のアップダウンもありいい練習になったかなぁと思います。
高麗神社や聖天院など、未だゆっくり見れていない名所も多くあるので、今度はその辺りもしっかり見れるようにしたいと思っています。
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