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Yamareco

記録ID: 322490
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

両俣小屋・仙塩尾根から間ノ岳・北岳

2013年07月13日(土) ~ 2013年07月15日(月)
 - 拍手
GPS
49:06
距離
26.9km
登り
1,847m
下り
2,362m

コースタイム

13日 北沢峠8:45−9:30野呂川出合−11:53両俣小屋(テント泊)
14日 両俣小屋5:55−6:39野呂川越−9:40三峰岳−10:42間ノ岳−11:54北岳山荘(テント泊)
15日 北岳山荘5:00−6:09北岳−6:46肩の小屋−7:55大樺沢二俣−9:50広河原
天候 13日 曇り時々小雨、夕方強雨
14日 曇り 日没後強風
15日 未明より強雨、早朝ガス、8時頃より晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
仙流荘登山者用無料駐車場に車を駐め、南アルプス林道バスを利用し終点の北沢峠下車。
帰りは広河原より林道バスで北沢峠へ。バスを乗り継ぎ仙流荘へ。
行き、帰りとも臨時増発バスが多数出ていた。
コース状況/
危険箇所等
●北沢峠〜野呂川出合
南アルプス林道をテクテク歩きます。下りなので楽。途中工事箇所があるが歩行に問題なし。
●野呂川出合〜両俣小屋
昨年は災害のため通行困難なところがあったらしいが、全て修復されており歩行に問題なし。
●両俣小屋〜野呂川越
しばらく野呂川源流沿いに進む。やがて傾斜がきつくなりしばらくで稜線に上がる。問題になる箇所はない。
●野呂川越〜三峰岳
ここからは仙塩尾根を歩くことに。
三峰岳手前までずっと樹林帯。倒木が多く、跨いだり潜ったりとデカザックには堪える。
●三峰岳〜間ノ岳
ガレ場注意。
●間ノ岳〜北岳山荘
快適な3000M超の稜線トレイル
●北岳山荘〜北岳〜北岳肩の小屋
鎖場、ハシゴあり。途中よりストックはしまって歩いた。
ガスが濃く強風時は防寒など万全の装備を。
八本歯や左俣方面へ分岐がたくさんあるので標識に注意。
●北岳肩の小屋〜大樺沢二俣〜広河原
二俣にトイレあり(有料)。
二俣より下の大樺沢は全て夏道なので、雪の上を歩くことはありません。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
自分の予定としては時間は早過ぎるのだが、列を見てあせってしまい切符を買いに並ぶことに。が、発券規制があったりで1時間以上待つことになった。
結果的に予定した8時より前の臨時バスに乗ることができたが、単独の場合は切符の購入とバス待ちとそれぞれ順番に並ぶ必要があり不公平感が・・・
並んでる人を見るとテント担いでる人がとても多い。周辺の人に話を聞くと北沢峠の近くの小屋でテントを張る人がほとんどらしい。
2013年07月17日 14:20撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/17 14:20
自分の予定としては時間は早過ぎるのだが、列を見てあせってしまい切符を買いに並ぶことに。が、発券規制があったりで1時間以上待つことになった。
結果的に予定した8時より前の臨時バスに乗ることができたが、単独の場合は切符の購入とバス待ちとそれぞれ順番に並ぶ必要があり不公平感が・・・
並んでる人を見るとテント担いでる人がとても多い。周辺の人に話を聞くと北沢峠の近くの小屋でテントを張る人がほとんどらしい。
1時間弱バスに揺られて北沢峠着。
一人なので運転席横の助手席に案内されデカザックは横のスペースに。皆さんザックを抱えて窮屈な状態な中、見晴らしもよく特等席でした。
2013年07月17日 14:23撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
7/17 14:23
1時間弱バスに揺られて北沢峠着。
一人なので運転席横の助手席に案内されデカザックは横のスペースに。皆さんザックを抱えて窮屈な状態な中、見晴らしもよく特等席でした。
バスに乗った人はあっという間に出発してしまった。自分は今日は両俣小屋へ行くだけなので、のんびり。北沢峠にて準備後、林道歩き開始。
2013年07月18日 08:56撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
1
7/18 8:56
バスに乗った人はあっという間に出発してしまった。自分は今日は両俣小屋へ行くだけなので、のんびり。北沢峠にて準備後、林道歩き開始。
林道をテクテク出発。久しぶりに2泊装備なので17キロのデカザックが腰と肩に食い込む。
でも下り坂なので楽チン。車道にしては傾斜が急なので、登りに使うとしんどいかも。
2013年07月18日 08:58撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
7/18 8:58
林道をテクテク出発。久しぶりに2泊装備なので17キロのデカザックが腰と肩に食い込む。
でも下り坂なので楽チン。車道にしては傾斜が急なので、登りに使うとしんどいかも。
45分で野呂川出合着。バス停にはバス待ちの人が。
ここより南アルプス林道と分かれ、砂防工事用林道にて野呂川源流方向へ向う。途中で雨が降ってきてザックカバー装着、傘を差しての歩きとなる。
2013年07月18日 09:00撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
7/18 9:00
45分で野呂川出合着。バス停にはバス待ちの人が。
ここより南アルプス林道と分かれ、砂防工事用林道にて野呂川源流方向へ向う。途中で雨が降ってきてザックカバー装着、傘を差しての歩きとなる。
北沢峠から3時間歩いて今日もイチバンで両俣小屋到着。
もちろん歩き足りないが今日の行動は終了。
上空はどんより曇り空。明日の天気が心配だ。
2013年07月17日 14:26撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
3
7/17 14:26
北沢峠から3時間歩いて今日もイチバンで両俣小屋到着。
もちろん歩き足りないが今日の行動は終了。
上空はどんより曇り空。明日の天気が心配だ。
早速テント設営。中央、木の下がマイテント。
濃い樹林のおかげで少々の雨ならテントのフライを開けても濡れずに快適だった。
早く着き過ぎてヒマなので、ウイスキーをチビチビ。昼寝したりご近所さんとおしゃべりしたりとまったり過ごす。
ここのテン場は見てのとおりフラット。沢のすぐそばなのにヤブ蚊などの虫もいなくてとても快適だった。
夕刻よりかなり強い雨となり、遅く到着した人はすっかりびしょ濡れに。
明日の予定は天気次第とする。
2013年07月17日 14:27撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/17 14:27
早速テント設営。中央、木の下がマイテント。
濃い樹林のおかげで少々の雨ならテントのフライを開けても濡れずに快適だった。
早く着き過ぎてヒマなので、ウイスキーをチビチビ。昼寝したりご近所さんとおしゃべりしたりとまったり過ごす。
ここのテン場は見てのとおりフラット。沢のすぐそばなのにヤブ蚊などの虫もいなくてとても快適だった。
夕刻よりかなり強い雨となり、遅く到着した人はすっかりびしょ濡れに。
明日の予定は天気次第とする。
朝起きると曇りながら視界良好。
小屋のおばちゃんに天気予報を聞くと「昨日より悪く雷雨も」とドキリとさせられるが、今の時間なら大丈夫とのことで予定通り登ることに。
両俣小屋より急な斜面を登ると仙丈ヶ岳と塩見岳をつなぐ仙塩尾根(野呂川越)に出る。とてもマイナールートらしいが自分の初南ア縦走はここからはじまることになる。
2013年07月17日 14:30撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/17 14:30
朝起きると曇りながら視界良好。
小屋のおばちゃんに天気予報を聞くと「昨日より悪く雷雨も」とドキリとさせられるが、今の時間なら大丈夫とのことで予定通り登ることに。
両俣小屋より急な斜面を登ると仙丈ヶ岳と塩見岳をつなぐ仙塩尾根(野呂川越)に出る。とてもマイナールートらしいが自分の初南ア縦走はここからはじまることになる。
仙塩尾根は針葉樹主体のちょっと暗めのトレイル。
倒木がとても多いが踏み跡はしっかりしている。
2013年07月17日 14:32撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
7/17 14:32
仙塩尾根は針葉樹主体のちょっと暗めのトレイル。
倒木がとても多いが踏み跡はしっかりしている。
しばらく登ると時々視界が開ける。
左手なので北岳から続く尾根か?
2013年07月17日 14:33撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/17 14:33
しばらく登ると時々視界が開ける。
左手なので北岳から続く尾根か?
右手遠くに塩見岳?
2013年07月17日 14:34撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
7/17 14:34
右手遠くに塩見岳?
2700Mあたりでようやく森林限界を超える。
三峰岳まであと少しだが、傾斜がきつくペースダウン。
2013年07月17日 14:36撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
7/17 14:36
2700Mあたりでようやく森林限界を超える。
三峰岳まであと少しだが、傾斜がきつくペースダウン。
三峰岳分岐着。登ってきた尾根を見下ろす。
左に進むと塩見岳へ続く仙塩尾根の後半部だが、今回は右手の間ノ岳への稜線を辿る。
2013年07月17日 14:37撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
7/17 14:37
三峰岳分岐着。登ってきた尾根を見下ろす。
左に進むと塩見岳へ続く仙塩尾根の後半部だが、今回は右手の間ノ岳への稜線を辿る。
おお、農鳥小屋!
3000Mを超えた稜線歩きは空気が薄くとてもつらい。
2013年07月17日 14:39撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/17 14:39
おお、農鳥小屋!
3000Mを超えた稜線歩きは空気が薄くとてもつらい。
大井川源流部を見下ろす。遠くに南アルプス南部の峰々。
2013年07月17日 14:41撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/17 14:41
大井川源流部を見下ろす。遠くに南アルプス南部の峰々。
日本第4位の高峰、間ノ岳に到着。
ガスガスで視界ナシ。
2013年07月17日 14:42撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/17 14:42
日本第4位の高峰、間ノ岳に到着。
ガスガスで視界ナシ。
これが有名な特殊東海製紙(現在は東海フォレスト)の標識か!
2013年07月17日 14:44撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/17 14:44
これが有名な特殊東海製紙(現在は東海フォレスト)の標識か!
小休止の後、北岳方面へ進むと今日の宿、北岳山荘が見えてきた。
2013年07月17日 14:45撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
7/17 14:45
小休止の後、北岳方面へ進むと今日の宿、北岳山荘が見えてきた。
今日もお昼に北岳山荘到着。
さすがにこの小屋は人の出入りが激しい。
2013年07月17日 14:47撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
7/17 14:47
今日もお昼に北岳山荘到着。
さすがにこの小屋は人の出入りが激しい。
テントを張って、まずは富士山にカンパイ!
2013年07月17日 14:48撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
1
7/17 14:48
テントを張って、まずは富士山にカンパイ!
北岳山荘とマイテント(右)
北岳山荘は建築家・黒川紀章氏の設計とのこと。
宿泊棟の窓は富士山の方を向いている。
今日は激しく混雑しているらしいが、天気が良くて空いている時に泊まるとさぞ快適だろう。
マイテントもフライを開けると正面に富士山。
2013年07月17日 14:50撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
7/17 14:50
北岳山荘とマイテント(右)
北岳山荘は建築家・黒川紀章氏の設計とのこと。
宿泊棟の窓は富士山の方を向いている。
今日は激しく混雑しているらしいが、天気が良くて空いている時に泊まるとさぞ快適だろう。
マイテントもフライを開けると正面に富士山。
夕方よりガスが取れ、北岳方面の視界が開ける。
ご近所さんが「明日は天気が良い」との情報を小屋で仕入れてきたようで、富士山からのご来光も期待できるかも、と盛り上がる。
2013年07月17日 14:52撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
7/17 14:52
夕方よりガスが取れ、北岳方面の視界が開ける。
ご近所さんが「明日は天気が良い」との情報を小屋で仕入れてきたようで、富士山からのご来光も期待できるかも、と盛り上がる。
テン場の周りはナナカマドの花が咲く。
2013年07月18日 09:05撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/18 9:05
テン場の周りはナナカマドの花が咲く。
主役はやっぱり富士山!
2013年07月18日 09:03撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/18 9:03
主役はやっぱり富士山!
右手には間ノ岳。
テントはかなり混み合ってきた。中央の建物はバイオ設備を備えたエコトイレだが、周辺は若干の臭いと作動音が。
自分のテントはここより左に10Mほど下った斜面。
この山小屋は標高が高く(2900M)、トイレへ行くために石段を上るだけで息が切れた。
2013年07月17日 14:55撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/17 14:55
右手には間ノ岳。
テントはかなり混み合ってきた。中央の建物はバイオ設備を備えたエコトイレだが、周辺は若干の臭いと作動音が。
自分のテントはここより左に10Mほど下った斜面。
この山小屋は標高が高く(2900M)、トイレへ行くために石段を上るだけで息が切れた。
日没後よりテントが吹き飛ばされそうな強風が吹き荒れ、あちこちのテントから悲鳴が。
自分のテントも前室フライのペグが飛んでいた。
日付が変わる頃には風がおさまったが、今度はかなり強い降雨に。
一睡もできないまま午前3時頃には雨も小降りとなり、周りのテント住人は撤収をはじめた。
自分もとりあえず撤収作業に入り、様子を見て出発することに。
天気回復の期待も虚しくガスガスで視界がない中、午前5時少々前、カッパ上下装備にデカザックを担いで北岳アタックへ向うこととする。
少し登るとかなりの強風。空気が薄くて何度も立ち止まる。手袋を忘れたため、手が冷たく痛い。
途中、先行者の方より「まだ蕾だけどキタダケソウだよ」と教えていただく。苦しくて写真どころじゃないが、とりあえずパチリ。
2013年07月17日 14:57撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
7/17 14:57
日没後よりテントが吹き飛ばされそうな強風が吹き荒れ、あちこちのテントから悲鳴が。
自分のテントも前室フライのペグが飛んでいた。
日付が変わる頃には風がおさまったが、今度はかなり強い降雨に。
一睡もできないまま午前3時頃には雨も小降りとなり、周りのテント住人は撤収をはじめた。
自分もとりあえず撤収作業に入り、様子を見て出発することに。
天気回復の期待も虚しくガスガスで視界がない中、午前5時少々前、カッパ上下装備にデカザックを担いで北岳アタックへ向うこととする。
少し登るとかなりの強風。空気が薄くて何度も立ち止まる。手袋を忘れたため、手が冷たく痛い。
途中、先行者の方より「まだ蕾だけどキタダケソウだよ」と教えていただく。苦しくて写真どころじゃないが、とりあえずパチリ。
午前6時、日本第2位の高峰・北岳に到着。
濃いガスで視界なし。
2013年07月17日 14:58撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/17 14:58
午前6時、日本第2位の高峰・北岳に到着。
濃いガスで視界なし。
早々に下山、北岳山荘と反対側の北岳肩の小屋に到着。
ここもまだまだ風が強く、人が多くて落ち着けないので休憩せずに下りることに。
2013年07月17日 15:00撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
7/17 15:00
早々に下山、北岳山荘と反対側の北岳肩の小屋に到着。
ここもまだまだ風が強く、人が多くて落ち着けないので休憩せずに下りることに。
大樺沢右俣まで下りると風もおさまり、シナノキンバイの大群落が。
2013年07月17日 15:01撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
7/17 15:01
大樺沢右俣まで下りると風もおさまり、シナノキンバイの大群落が。
大樺沢二俣まで来ると、何とガスが晴れ青空に!
右手の方は先ほどまでいた山頂部では?(泣
2013年07月17日 15:03撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/17 15:03
大樺沢二俣まで来ると、何とガスが晴れ青空に!
右手の方は先ほどまでいた山頂部では?(泣
新緑がまぶしい大樺沢。
2013年07月18日 09:08撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/18 9:08
新緑がまぶしい大樺沢。
すっきり回復した良い天気の中、午前10時前に広河原山荘着。歩き終了。
お腹が空いたので昼食をと思うも、まだモーニングセットの時間で昼食メニューはなし。缶ビールとスナック菓子で腹を満たす。
2013年07月17日 15:04撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
7/17 15:04
すっきり回復した良い天気の中、午前10時前に広河原山荘着。歩き終了。
お腹が空いたので昼食をと思うも、まだモーニングセットの時間で昼食メニューはなし。缶ビールとスナック菓子で腹を満たす。
バスに乗るため橋を渡り振り返ると・・・

・・・
見たくない景色だったかも。

バスターミナルに着くと、ちょうど北沢峠行き臨時便のアナウンスがあり、それに乗って北沢峠で乗り換えて1時過ぎには仙流荘に到着した。
2013年07月17日 15:05撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/17 15:05
バスに乗るため橋を渡り振り返ると・・・

・・・
見たくない景色だったかも。

バスターミナルに着くと、ちょうど北沢峠行き臨時便のアナウンスがあり、それに乗って北沢峠で乗り換えて1時過ぎには仙流荘に到着した。

感想

今年の海の日3連休は7月半ば前ととても早い。これでは梅雨が明けていない北アルプスは無理だと思い、かねてより念願の南アルプス・北岳を目指すこととした。
北岳は芦安または奈良田からバスに乗って広河原から登るのが一般的らしいが、北陸から山梨県はとても遠い。また芦安からのバスの評判は悪いようで、トラブルに巻き込まれてイヤな思いをしたくない。
ヤマレコの記録他をいろいろ調べたところ、両俣小屋から間ノ岳へ登り広河原からとは反対方向にて北岳を目指すコースを見つけた。
両俣小屋は北沢峠から林道を歩いて3時間強。初日は遠距離ドライブとなるので両俣泊まりとすれば運転の負担も軽くなる。残り2日あれば余裕で北岳に登ることができそうだ。

という訳で、予定よりかなり早く目が覚め、13日の午前2時前に雨の降る自宅を出発。富山にて国道41号に下りる。ナビに従い神岡から平湯、安房トンネルを通り奈川渡ダムから木曽の藪原へ。権兵衛峠をトンネルで抜けると伊那市に到着。途中強烈な眠気のため1時間ほど仮眠を取ったが、思ったよりも早く着いた。
コンビニにて朝食・昼食他食料を調達後、南アルプス林道のバスに乗るため仙流荘に向う。6時過ぎに到着。と、バス待ちの長蛇の列が真っ先に目に入った。駐車場は既に8割以上埋まっている。8時のバスに乗る予定だったので時間は十分余裕あるのだが、列を見てしまうとついついあせってしまう。

この先の様子は写真にてご覧ください。

何といっても残念だったのは下山途中より急速に天気が回復し、ピーカンの北岳山頂を下から見てしまったこと。結果的に朝の出発を7時まで遅らせれば眺望バッチリの北岳山頂に立つことができた計算となる。帰りのバスの時間は十分余裕があったので、もったいなかった。
天気の良い日にまた来なくては。

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