大岳山(御岳山〜鋸尾根〜奥多摩駅)【過去レコ】
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 935m
- 下り
- 1,430m
コースタイム
天候 | 曇から小雨 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
奥多摩駅〜立川〜矢向 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ケーブルカー下の滝本から御岳山までの登山道、熊出没の為通行禁止だった。リフトは整備で休止。 他、危険箇所なし。御岳山から大岳山の途中に水場があったが現在は不明。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
行動食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
時計
タオル
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感想
JR川井駅から御岳駅までは川沿いを降りて散歩。御岳駅から徒歩でケーブルカーの滝本駅へ。この坂道で、もどしそうになるほど疲労する。そもそもなぜ徒歩でいくのか。理由はバスで10分とあって徒歩で行けると思ったから。都会と田舎じゃバス10分の感覚は10倍ほど違う。
ほうほうのていで滝本駅到着。客は数人いた。気持ち悪く、万能薬とおもってた正露丸飲んだ。展望台までのリフトは休止していた。上に行ってのんびり休憩をしていたら気分がよくなったのでロックガーデンまで歩いたと記憶している。
行けるところまで行こうと沢沿いを登る。登山道をすすみ、大岳山荘跡へ。脇のヘリポートはガスっていて不気味だった。大岳神社も巨木が荘厳な趣があった。岩場をすすみ、大岳山頂上へ。ガスっていて景色はみえず。登山者は数人いた。
ここでピストンすれば問題なかったかと思うが、奥多摩駅まで直接いける鋸尾根をいってみようとおもった。もはや8割の疲労。地図には3時間とあり。今なら避けるコースである。鋸山を超えるのでアップダウンあり。気付いた時には遅かったがなんとか突破。しかしここからが本当の地獄の始まりだった。
いけどもいけどもたどり着かない。地図をみつつ、みても山座同定などできず、GPSもない時代。どこまできているのかとかはわからなかった。早く帰りたいので早足したりしてすぐバテて休むの繰り返し。これって最終的に疲労凍死の遭難の典型なのかも。もはや足が痛くなって歩けない状態の苦肉の策でエアーサロンパスを足全体に噴射使用。なぜそんなもの持っていたのかは記憶にない。
途中、伐採跡の枯れた森林、や岩場とちょっとクサリ、梯子(木製)があったような気がする。そして飲料水がなくなる。小雨も降ってきて雨具(登山用ではない)を着た。登ってくる登山者ひとりとだけすれ違った記憶あり。
エアーサロンパスで痛みを中和させつつ愛宕神社に到着。もはや動けないほどの足の疲労。ゾンビのようなあしもとでただただ気力で尾根道入口まで出た。健脚コースとの表示があった。そして街中をすすんで奥多摩駅へ。
雨具で蒸れて服が濡れている疲れ果てたほうほうのていで電車を待って乗り込む。立川からは雨具を脱ぎ、濡れた服のまま南武線を座って最寄りの駅に到着した時は足が固まって動くのもままならない状態だった。座席はあきらかに濡れていた。
若かりしこの初登山?の遭難ともいえる経験が後の教訓となった。
年月日はうろ覚えでたぶん5月だったと記憶している。
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