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Yamareco

記録ID: 324636
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無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

【富士山】0合目浅間神社から剣ヶ峰

2013年07月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:56
距離
43.8km
登り
3,168m
下り
3,175m

コースタイム

浅間神社19:16〜20:30中の茶屋20:35〜21:45馬返し21:50〜0:42五合目佐藤小屋0:50〜6:53吉田口山頂7:05〜7:40剣ヶ峰8:20〜10:50スバルライン分岐11:00〜13:20馬返し13:40〜14:38中の茶屋14:50〜16:15浅間神社
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
予約できる山小屋
里見平★星観荘
準備は万全!
車に積み込み出発です。
2013年07月20日 14:33撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/20 14:33
準備は万全!
車に積み込み出発です。
中の茶屋に到着。
ここから登ろうか迷っていると。
年配の方にどうせなら下の神社から登れば!
と言われ、やる気に火がついたw
2013年07月20日 18:12撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/20 18:12
中の茶屋に到着。
ここから登ろうか迷っていると。
年配の方にどうせなら下の神社から登れば!
と言われ、やる気に火がついたw
この先に馬返しがあるようです。
2013年07月20日 18:14撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/20 18:14
この先に馬返しがあるようです。
浅間神社に戻ってまいりました。
2013年07月20日 18:33撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/20 18:33
浅間神社に戻ってまいりました。
日が暮れるのを待って出発します。
2013年07月20日 19:32撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/20 19:32
日が暮れるのを待って出発します。
先は長そうだ。
2013年07月20日 19:32撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/20 19:32
先は長そうだ。
至る所に案内板があるので、暗くても迷う心配は無い。
2013年07月20日 19:34撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/20 19:34
至る所に案内板があるので、暗くても迷う心配は無い。
中の茶屋に戻ってまいりました。
明るいときとは印象が違う。
2013年07月20日 20:33撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/20 20:33
中の茶屋に戻ってまいりました。
明るいときとは印象が違う。
馬返し到着。
2013年07月20日 21:45撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/20 21:45
馬返し到着。
馬返しの駐車場には、車が沢山。
2013年07月20日 21:45撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/20 21:45
馬返しの駐車場には、車が沢山。
完全に真っ暗です。
ヘッデン無ければ歩けません。
2013年07月20日 21:48撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/20 21:48
完全に真っ暗です。
ヘッデン無ければ歩けません。
一合目到着。
なんだか体調が悪い。
2013年07月20日 22:01撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/20 22:01
一合目到着。
なんだか体調が悪い。
二合目到着。
貧血のような感覚で、冷や汗が止まらない。
2013年07月20日 22:42撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/20 22:42
二合目到着。
貧血のような感覚で、冷や汗が止まらない。
かつての山小屋たち。
2013年07月20日 22:42撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/20 22:42
かつての山小屋たち。
崩れかけています。
2013年07月20日 23:06撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/20 23:06
崩れかけています。
三合目到着。
帰りの為に用意しておいたリポデーを飲んで、回復を願う。
2013年07月20日 23:06撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/20 23:06
三合目到着。
帰りの為に用意しておいたリポデーを飲んで、回復を願う。
本当に引き返そうかと思ったポイント。
最近の運動不測のせいだろうか…
2013年07月20日 23:55撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/20 23:55
本当に引き返そうかと思ったポイント。
最近の運動不測のせいだろうか…
重要な文化財だ。
2013年07月21日 00:27撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 0:27
重要な文化財だ。
全ての廃屋には、歴史が刻まれている。
2013年07月21日 00:29撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 0:29
全ての廃屋には、歴史が刻まれている。
舗装路に出た。5合目はもう直ぐだ。
2013年07月21日 00:33撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 0:33
舗装路に出た。5合目はもう直ぐだ。
佐藤小屋到着!!
もうなんだか達成感があるw
2013年07月21日 00:42撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 0:42
佐藤小屋到着!!
もうなんだか達成感があるw
リポデーのおかげなのか、体調も回復したので、予定道理、山頂をめざします。
2013年07月21日 02:32撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 2:32
リポデーのおかげなのか、体調も回復したので、予定道理、山頂をめざします。
混む時間帯をずらして登ったかいがあり、誰も居ないw
2013年07月21日 02:34撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 2:34
混む時間帯をずらして登ったかいがあり、誰も居ないw
順調に7合目付近を通過していく。
2013年07月21日 02:39撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 2:39
順調に7合目付近を通過していく。
トモエ館到着。
2013年07月21日 02:44撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 2:44
トモエ館到着。
うっすら空が明るくなってきました。
2013年07月21日 03:02撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
7/21 3:02
うっすら空が明るくなってきました。
渋滞ポイントの岩場も、人っ子ひとり居ない。
2013年07月21日 04:02撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 4:02
渋滞ポイントの岩場も、人っ子ひとり居ない。
8合目付近まで来ると、明るくなりはじめた。
2013年07月21日 04:32撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
1
7/21 4:32
8合目付近まで来ると、明るくなりはじめた。
日の出まじかのようです。
が、雲の影響でご来光は微妙だった。残念!
2013年07月21日 04:47撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
7/21 4:47
日の出まじかのようです。
が、雲の影響でご来光は微妙だった。残念!
ご来光待ちの人々。
2013年07月21日 04:47撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
7/21 4:47
ご来光待ちの人々。
雲に浮かぶ八ヶ岳。
2013年07月21日 04:49撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
7/21 4:49
雲に浮かぶ八ヶ岳。
山中湖方面。
2013年07月21日 04:50撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
7/21 4:50
山中湖方面。
ちょっと雲が多い朝でした。
2013年07月21日 04:52撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
7/21 4:52
ちょっと雲が多い朝でした。
太陽が、ほんの少し顔をのぞかせる。
2013年07月21日 04:53撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1
7/21 4:53
太陽が、ほんの少し顔をのぞかせる。
登山者が続々と山小屋から出てくる。
2013年07月21日 05:02撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 5:02
登山者が続々と山小屋から出てくる。
2013年07月21日 05:41撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 5:41
下山道では、下山渋滞が始まっている。
2013年07月21日 05:42撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 5:42
下山道では、下山渋滞が始まっている。
ついに山頂到着!!
よく体調不良の中ここまでこれたもんだ。
2013年07月21日 06:53撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 6:53
ついに山頂到着!!
よく体調不良の中ここまでこれたもんだ。
少し休んで、剣ヶ峰に向けて出発。
2013年07月21日 07:06撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 7:06
少し休んで、剣ヶ峰に向けて出発。
お鉢を回ります。
2013年07月21日 07:14撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
1
7/21 7:14
お鉢を回ります。
あの急坂は…
2013年07月21日 07:34撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 7:34
あの急坂は…
だー!!
辛い、足が…
2013年07月21日 07:36撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 7:36
だー!!
辛い、足が…
2013年07月21日 08:12撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 8:12
富士山には数度登っているが、剣ヶ峰は初めて!
15分程ならんで撮ってもらいました。
2013年07月21日 08:13撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
2
7/21 8:13
富士山には数度登っているが、剣ヶ峰は初めて!
15分程ならんで撮ってもらいました。
2013年07月21日 08:18撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 8:18
雪もまだ残っています。
2013年07月21日 08:20撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 8:20
雪もまだ残っています。
南アルプス方面。
2013年07月21日 08:30撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
2
7/21 8:30
南アルプス方面。
空が綺麗だ!
2013年07月21日 08:32撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
7/21 8:32
空が綺麗だ!
2013年07月21日 08:32撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
7/21 8:32
2013年07月21日 08:32撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
7/21 8:32
下山も長いので、そろそろ降りますかね〜
2013年07月21日 09:05撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
1
7/21 9:05
下山も長いので、そろそろ降りますかね〜
何度も歩いているが、この下山道に面白みは無いw
2013年07月21日 09:48撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 9:48
何度も歩いているが、この下山道に面白みは無いw
やっと6合目付近まで、降りてきた。
2013年07月21日 10:17撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 10:17
やっと6合目付近まで、降りてきた。
6合目のトイレに到着。
2013年07月21日 10:17撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 10:17
6合目のトイレに到着。
スバルライン方面との分岐付近では、富士山が世界遺産になったことに関するアンケートを行っていた。協力するとお水を貰えますよw
2013年07月21日 11:01撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 11:01
スバルライン方面との分岐付近では、富士山が世界遺産になったことに関するアンケートを行っていた。協力するとお水を貰えますよw
ここから樹林帯に突入。
2013年07月21日 11:04撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 11:04
ここから樹林帯に突入。
明るいって素晴らしいw
2013年07月21日 11:35撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 11:35
明るいって素晴らしいw
昨日ギブしかけた場所。
2013年07月21日 11:53撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 11:53
昨日ギブしかけた場所。
昨日のみた廃墟と同じには見えない…
2013年07月21日 12:34撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 12:34
昨日のみた廃墟と同じには見えない…
夜見ると、廃墟。
昼間見ると、歴史を感じ取れる建造物。
2013年07月21日 12:34撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
1
7/21 12:34
夜見ると、廃墟。
昼間見ると、歴史を感じ取れる建造物。
やっと三合目。
先は長い。
2013年07月21日 12:34撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 12:34
やっと三合目。
先は長い。
階段…、勘弁してくれw
膝がガクガク。
2013年07月21日 12:54撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 12:54
階段…、勘弁してくれw
膝がガクガク。
馬返し到着。
ここで無料で麦茶のサービスを行っていた。
2013年07月21日 13:38撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 13:38
馬返し到着。
ここで無料で麦茶のサービスを行っていた。
今日も沢山来ている。
どうやら来週行われるトレランレースの練習に来ている方が多いようだ。
2013年07月21日 13:38撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 13:38
今日も沢山来ている。
どうやら来週行われるトレランレースの練習に来ている方が多いようだ。
暑い!
眠い!
膝いたい!
2013年07月21日 14:08撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 14:08
暑い!
眠い!
膝いたい!
フラフラになって中の茶屋到着。
芝生に寝転んで大休止。
2013年07月21日 14:38撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 14:38
フラフラになって中の茶屋到着。
芝生に寝転んで大休止。
フラフラで、超スローペース歩行。
2013年07月21日 15:41撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 15:41
フラフラで、超スローペース歩行。
やっと戻ってきたー!
2013年07月21日 16:16撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 16:16
やっと戻ってきたー!
この後、温泉に浸かって、駐車場で仮眠して、気がついたら夜10時回ってたw
ガン寝!
2013年07月21日 16:17撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
7/21 16:17
この後、温泉に浸かって、駐車場で仮眠して、気がついたら夜10時回ってたw
ガン寝!

感想

金曜日、仕事中急に富士山を下から登ろうと思い立った。
元々日曜日は山に行こうとは思っていたのだが、どこに行こうか悩んでいたのである。
土曜日の夕方に、中の茶屋を目指して出発!
何時も週末は、混雑の激しい中央道も、この時間の下りはガラガラであった。
下調べ道理、難なく中の茶屋に着いた。

登山準備の前に、周囲の写真を撮りに、車を降りると、年配のグループの方が「兄ちゃんどっから登るんや?」と声をかけられた。

悩んでるんですよねー!この上の馬返しからの登ろうか、それとも一番下の浅間神社から登ろうかと言ったら、「そりゃー神様の居る下からが良いに決まってるわ〜!こんな中途半端な場所から登っちゃー駄目だよ!」と言われて、火が付いた。

元々下から登ろうとも考えてはいたので、この際一番下の浅間神社から登ることに決めたのだ。
来た道を引き返し、浅間神社まで戻って明るいうちに参拝をして出発の準備をする。

夜7時半頃アタック開始!
この時はまだ、この行程を楽観視していた…
道はすぐに登山道となった。
すぐ隣を舗装路があり車が通っているので遊歩道と言ったほうがよいかもしれない。
ただ、街頭は無く自分のヘッデンが唯一の灯りだ。
夜間登山の経験は無いと言っていよレベルなので、恐怖を感じる。
ゆるい登りを1時間ほど歩くと、夕方に来た中の茶屋へ着いた。
ここで少しパンを食べて休憩をする。

明るい時に見た印象とは大分違う。
馬返しまでの道のりも今までの感じとさほど変わりなく、緩やかな坂道といった感じで距離は有るが、楽に歩ける。

暗闇の道に飽きてきた頃、やっと馬返しに到着した。
暗くて、よく分からないが、たくさんの車が止まっていた。

ここからやっと、道も険しくなり、登山道らしくなってきた。
1合目付近まで来ると、後ろから来た登山者に追いついてきた。自分以外にも人がいることでちょっと、元気が出た。

この辺りから体調に異変が出始めた。
数歩あるいて、すぐに息切れをおこし、貧血のような症状で頭から血の気が引き、冷や汗がとまらない。

友人とメールでやり取りをしていて、もしかしたらもうギブするかもと言って心配させてしまった。

何度も休憩し、下山の時に飲もうと持ってきていた、リポDを飲んで、体調の回復をはかる。

とりあえず、ゆっくり5合目まで行ってみて、体調が回復しないようならば、諦めて下山する、と決めて歩き出す。

 夜間にこんな山の中を一人で歩いた経験が無いので、次第に心細くなり、携帯の音楽をかけながら歩くことにした。

廃墟の小屋以外、周りがよく見えんので、どのくらいのペースで歩いているのかもよく分からなくなってくる。
まあ間違いなく遅いのは確かだがw

日付も変わり1時近くなってやっと、5合目佐藤小屋にたどりついた!
もう達成感半端ないw

小屋の周囲はライトが灯っていて、なんだか落ち着く。
外のベンチを借りて、しばし休憩。

さてこの先どうするかな〜。
まあ少し体調もよくなってきたので、6合目スバルラインとの分岐までいってみようと決めた。

気がつくと月明かりてできて中々明るい。

出発したときは薄曇りで月などみえなかったような気がしたが。
そんなことを考えながら歩いていたらスバルラインとの分岐まで来ていた。
想像していたより人は少なく、歩きやすい。
あえて少し時間をずらして登ったかいがあったようだ。

ここから何故だかどんどんと体調は回復していき、今まで富士山を登った中で一番体が軽く軽快に歩ける。
何より空気の薄さは全く感じない。これは驚いたが、下からゆっくり登ってきたことにより、体が徐々に慣れたのたのだろう。

気がつけば空は明るくなり始めて、8合目付近まできていた。
ここで、あの中の茶屋で会った年配のグループに再開した。
どうやら高山病になってしまったらしく、ここで御来光をここから須走の方へ降りるのだそうだ。
お互いの健闘を祈り、何故かハイタッチをして出発(^_^)/

ご来光は雲の影響で、ちょっと微妙であった。
まあ、ご来光にはそれほど興味ないから良いけどね。

何度登っても、ここから山頂までは本当に辛い。
ただ今回はいつもと違い、足の痛みのほうが辛かった。
未だかつて登りで膝が痛くなったことは、なかったのだか、今回は痛くてしょうがない。
何度もしゃがんだり、ストレッチしたりして何とか、吉田口頂上までやってきた。

頂上は多くの人で賑わっていて、皆嬉しそうだ。
自分も達成感はあるものの、まだまだ先は長い…

おにぎりを食べて、剣ヶ峰を目指すことにする。
実はお鉢を回るのは、今回が初めてである。

もちろん剣ヶ峰も初めてだ。

剣ヶ峰直下の急登り!ここは本当に辛い。最後の試練といった感じだ。

登り終えると又試練が!

そう写真撮影渋滞だ。
折角なので自分も最後尾に並んだ。
30分程並んでやっと剣ヶ峰山頂で写真を撮ってもらい、ゆっくりしてる時間もないので、下山口に向けて出発する。

砂礫で、サクサクの登山道を軽快に駆け下りて行く。

6合目のトイレまでは、同じような九十九折りの道なので、非常に飽きる。

2時間ほどで、スバルライン分岐まで降りてくると、富士山が世界遺産に登録されたことによる、登山者へのアンケートを行っていた。
アンケートに答えると水を一本くれると言うので、協力することにした。

ここで、タダで水を補給できたことは非常に助かった。
富士山で水を手に入れるには、山小屋で倍位の値で買うしか方法がないからだ。

アンケートをとっていてお兄さんが、「スバルラインはあっちですよ!」と声をかけてきたので、佐藤小屋方面に降りますと答えると、今度は「佐藤小屋からはどちらに行くんですか?」ときかれたので、0合目の浅間神社まで降りますと答えた。

「え!! がんばってください…」と言われた。
どうも、道を間違える人が多いみたいで、こうやって万全を尽くしているのだろう。

スバルラインとの分岐を過ぎると、樹林帯へ突入する。

昨日、暗い中歩いた道と同じとは思えないw

太陽の明かりは偉大だ〜!

木々の間からぬける木漏れ日にルンルンしながら標高を下げていく。
次第に、気温も上がっていき、暑くなってきた。

さっきまでの爽快な風は、かげをひそめ、生ぬるい風が吹き抜ける。

昨夜は、この付近で会った登山者は2名だけだったが、今日は何組もの団体さんとすれ違う。そしてなんといっても、トレイルランの方が沢山だ!
後に聞いた話では、ちかじかレースがあるらしい。その練習だったようだ。

膝が痛くなり始めた頃やっと馬返しまで降りてきた。

ここで、ベンチにのおばちゃんたちに呼び止められて麦茶をご馳走になった。
何かのボランティアグループのようだ。
このサービスは疲れきっていた自分には、非常にありがたかった。

気合をいれなおし、出発!まだ先は長いのだ。

単調な一本道がはるか先まで延びている。

疲れきった体、そして歩き続けの足に、ジワジワとジャブのようにヒビクゆるい下り坂。。。

そして何より眠いzzz

もう限界だー!
これ以上歩けませんと思い始めた頃、中の茶屋到着!

雑草の生えた原っぱに腰を下ろして放心状態。
足の痛みをなるべく和らげる為に、しばらく、マッサージをしたり、冷やしたりしてみた。

多少効果があったようだ。これでしばらく歩けそうだ。

後は浅間神社まで、1時間30分程のはずだ。

また、先の見えない一本道を歩き始める。
途中、3組程登山者とすれ違っただけで、人気は無い。

高速道路の高架をくぐった辺りで、一度力尽き、登山道のはしで大の字で大休止w

そこからは、もう数歩進んでは休んでの繰り返し。
しまいには、寝不足と疲労のせいか、幻覚まで見始めたw
森の中にコーヒーショップがあるように見えたり。
バスがあるようにみえたり…。

ゾンビのように歩いてやっと浅間神社まで降りてきた!!
感動よりも、しばらく車のシートで放心状態。


その後は、温泉に向かい、仮眠(爆睡)して夜中に帰宅。
翌日、会社行くの辛かったw

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