日本百名山最南端の宮之浦岳へ/屋久島でウミガメの産卵も見た！

2013年07月25日(木) [日帰り]

• GPS: 08:25
• 距離: 12.4km
• 登り: 908m
• 下り: 908m

コースタイム

淀川登山口(5:05) ⇒ 淀川小屋(5:45|朝食|6:05) ⇒ 展望所(7:05|休憩|7:15) ⇒ 花之江河(7:30|休憩|7:40) ⇒ 黒味岳分岐(7:50) ⇒ 投石湿原(8:10|休憩|8:20) ⇒ 最終水場(9:10|休憩|9:20) ⇒ 宮之浦岳山頂(9:45|休憩|10:00) ⇒ 投石岩屋(11:00|休憩|11:10) ⇒ 花之江河(11:45|休憩|11:50) ⇒ 淀川小屋(12:45|休憩|12:55) ⇒ 淀川登山口(13:30)

※累積標高差:1,150m、実質歩行時間:6時間45分

天候

雨時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 船

�‥豕�(有明)⇒フェリー ⇒ 北九州(新門司) … 2泊3日
　http://www.otf.jp/(オーシャン東九フェリー：W割引キャンペーン利用)

�⊃渓膸� ⇒ 九州自動車道 ⇒ 鹿児島IC

��鹿児島港 ⇒ 宮之浦港
　http://ferryyakusima2.com/(屋久島フェリー2：県外往復割引利用)

コース状況／危険箇所等

☆危険個所 … 岩場が多少あり、濡れていると滑りやすい。

☆登山ポスト … 淀川登山口にあります(用紙とペンはあります)。

☆下山後の温泉 … 尾の間温泉　http://www.yakushima-town.jp/?page_id=269
屋久島グリーンホテル　http://www.yakushima-gh.com/

☆コンビニ … 登山口から一番近いのは「シイバ」というお店。お弁当やお惣菜、パン、お酒、日用品も売っています。20時頃まで営業。お弁当はおかずが多くボリュームがあり満足しました。

写真

鹿児島から屋久島まで、このフェリーに乗りました。

フェリーへ進入。

チープな我々は2等船室で過ごしました。

鹿児島を後にします。

約4時間で屋久島の宮之浦港に到着しました。

フェリーを降りて、屋久島に上陸。

屋久島空港。

縄文杉方面への荒川登山口へはマイカー規制がされているため、ここでバスに乗り換える必要があります。

淀川登山口はマイカーで行くことができますが、駐車場は10台程度しかとめることができません。

登山口で見かけた東京のナンバーのバイクでした。
(勝手に載せてすみません。)
左のバイクは125ccで高速には乗れません。すごい長旅お疲れ様です。ワイルドです。

淀川登山口で車中泊。
夕食をいただいています。窓を開けていると涼しく、夜は冷え込みました。

こんな感じでベッドにもなります。
快適に寝るために必要な敷き板やコンパネのカーペット床などすべてお手製。

この九州遠征では、フェリー2泊、ビジネスホテル1泊、車中6泊、途中の親戚の家1泊と、この動く山小屋が大活躍しました。

まだ暗い朝5時に出発。

登山口の階段、この横に登山ポストがありました。

暗闇で突然跳ねるカエルにビックリ。

世界遺産も今、旬です。

淀川小屋に到着。

ヤマレコでよく見る写真です。

雨が降ってきたのでレインウェア着用。

屋久島らしい。

天気が良かったらここは楽園のような景色に違いありません。

花之江河。見本最南端の高層湿原だそうです。

雨が降っているので滑りやすい。

ファイトーいっぱーっつって感じですね。

投石岩屋というところです。

最終水場。雨が多いのでここまでにもたくさん水場がありました。

日本百名山の最南端の頂に立ちました。
天気が悪く視界はなし。晴天なら種子島のロケット基地が眼下に見えるそうです。

ぺ。

ほんの一瞬ですが、晴れ間が出ました。

ファイトーいっぱーっつの岩場を逆向きでクライムダウンします。滑るので慎重に。

花之江河でヤクシカが水を飲んでいます。まったく逃げる気配なし。

花之江河で休憩。

淀川小屋まで戻ってきて、中をのぞいてみました。
思っていたよりきれいでした。

淀川小屋を後にしたあたりで晴れてきました。

登山口に無事下山。

帰りに立ち寄った川上杉。

紀元杉。

とても美味しくいただきました。

下山後に立ち寄った尾之間温泉。
地元の方としばしお話をしました。
下界はずっと晴れていて1カ月近く雨は降っていないとのこと。

7/26
翌日観光に出かけました。
千尋の滝(せんぴろのたき)。観光名所です。

トローキの滝。千尋の滝の続きで海に落ちる滝です。

平内海中温泉。
干潮の前後2時間だけつかることができます。

大川の滝。

残念ながら中には入れませんでした。

横河の滝(よっこのたき)。
泳ぐことができます。地元の人は海よりも川で泳ぐことが多いそうです。

永田いなか浜。
ウミガメ上陸日本一の浜だそうです。
産卵などを見れる、1日80人限定のウミガメ観察会は年内の予約はいっぱいだそうです。

一湊(いっそう)海水浴場。とてもきれいな砂浜で泳ぎました。

7/27
今日は屋久島を後にする日。
ごちそうを食べようと観光センターで、子供たちはシカ肉ハンバーグ定食を食し、

私(父)は屋久島海産物の瀬飯御膳をいただきました。

鹿児島からフェリーが到着。胸ふくらませて屋久島に降りる人と入れ替わりに、鹿児島へ折り返すフェリーで屋久島を後にしました。

感想

100mt

東京有明からフェリーで北九州新門司へ、そして、九州自動車道で鹿児島へ。
鹿児島ではまず開聞岳に登山。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-324939.html(開聞岳の山行記録)

鹿児島からフェリーでマイカー屋久島へ。
その日は淀川登山口で車中泊。
宮之浦や安房など下界では気温35℃といった猛暑だが、標高1,300m以上ある淀川登山口では夜は肌寒いくらいの気候でした。

雨の多い屋久島ですが、平地ではずっと晴天続きでしたが、山間部は雨にたたられての雨天決行。景色は何も見えませんでしたが、花之江河などといった要所ごとの景観は雨天なりにもいいものでした。
山頂は少し晴れ間が広がったものの種子島など周辺の島影すら見ることはできませんでした。

下山するにつれ雨はやみ、景色を楽しむことができず早々と下山。
下山後は尾之間温泉で地元の人と会話を交わしながらゆっくり温泉につかりました。

翌日は滝などの観光と海水浴、
そして夜は栗生浜というところにウミガメの産卵を見に行きました。

屋久島には3泊4日滞在。まる1日いたのは2日間。もっと時間がほしいところでした。

今回は縄文杉には行っていないのでまた機会があれば縄文杉に行きたいと思います。

http://www.100mt.net/mt/100.html(自サイト)

九州遠征 1座目：開聞岳 (2013/07/23)　⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-324939.html

九州遠征 2座目：宮之浦岳 (2013/07/25)　⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-328090.html

九州遠征 3座目：韓国岳 (2013/07/28)　⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-328136.html

九州遠征 4座目：阿蘇山 (2013/07/28)　⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-330109.html

九州遠征 5座目：祖母山 (2013/07/29)　⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-330145.html

九州遠征 6座目：九重山 (2013/07/29)　⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-330158.html

コメント

FRESCHEZZA

お疲れ様でした〜
100mtさん、こんにちは〜

屋久島登頂、おめでとうございます
あいにくのお天気だったんですね

屋久島は今年の秋に計画していましたが延期になりました
でも、必ず行きたいと思っています

では、

100mt

FRESCHEZZAさん、おはようございます。
宮之浦岳から眼下に種子島のロケット基地が見下ろせるらしいのですが、天気悪くて視界不良でした。
今回は8月4日に打ち上げがあるそうで、昨日ですね。

そんな日に合わせて宮之浦岳に登って山頂から眺めるのって最高だと思います。

kerosummer

いいな〜〜宮之浦岳
まだ山登りに興味がなかった2002年に
観光で屋久島に行ったのですが、
ガイドを付けて縄文杉まで行きました。
思えばコレがきっかけで山登りにハマったのかもしれません。
でも100名山なんて全然知らなくて、
縄文杉を見て満足していましたが、今では後悔先に立たず…
あぁ〜〜宮之浦岳まで行けば良かった

淀川小屋は結構キレイなんですね〜。
もとボロボロで汚いのかと思ってました。
テントは何張り位OKなのでしょう？

親子でステキな夏の思い出が出来てうらやましいです。

100mt

もったいないです
kerosummerさん、こんばんは。

屋久島まで行って宮之浦岳登ってないなんて、ストロベリーショートケーキのイチゴを残すようなものです
いや、もっと重大なことです

逆に子供たちは縄文杉より海水浴に行きたいと言い出して縄文杉はパスしました。それももったいない。

淀川小屋はねずみがいるということで、同じく汚いと思っていましたが、とても綺麗でした。
訪れる人のマナーが行き届いているのだと思います。