念願の薬師岳〜黒部五郎岳(テント泊)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 42.7km
- 登り
- 3,361m
- 下り
- 3,358m
コースタイム
6:18 折立登山口
8:07 三角点 8:00
10:14太郎平小屋 10:25
10:45薬師峠キャンプ場(食事:テント設置等) 11:53
12:24薬師平
13:02薬師岳山荘13:07
13:39薬師岳南稜
13:52薬師岳13:56
15:10薬師岳山荘 15:28
13:35薬師峠キャンプ場
8/1(木)
9:50薬師峠キャンプ場
10:13太郎平小屋
11:52北ノ俣岳
12:46赤木岳下
14:54黒部五郎岳の肩
15:08黒部五郎岳15:15
16:00雷岩
17:14黒部五郎小舎(テン場)
8/2(金)
5:43黒部五郎小舎(テン場)
7:46黒部五郎の肩8:01
9:53赤木岳
10:40北ノ俣岳
11:56太郎山
12:08太郎平小屋12:32
13:51三角点
14:55折立登山口
※コース地図データーを修正しましたが、標示距離が異常に伸びてしまいました。
Webの更新で、Newデータ距離が標示されます。実際には44.5夘婉瓩任后
天候 | 1日目晴れのち雨(深夜豪雨) 2日目雨のち曇り(黒部五郎付近少し晴れ間) 3日目雨のち雲り(下山寸前に天候回復) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
車両ゲートが開いている時間は(6:00-20:00)です。 折立より出る場合は、特に時間規制はありません。 ※悪天候により、交通規制で通れない場合があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道路状況 登山道は全般的に整備されています。道迷いの心配も無いと思います。 折立〜三角点付近は前日の大雨の為、ヌカヌカ泥んこ歩きを余儀なく された箇所があります。下山時、木の根っ子は滑りますので注意が必要です。 ☆テント場 ・薬師峠キャンプ場 1人500円、管理棟で支払いタグを貰います。 トイレ、水場はテン場にアリ ・黒部五郎小舎テント場 1人500円、黒部五郎小舎で支払いタグを貰います。 トイレは小屋の外のWC使用 水場はテン場にアリ ☆太郎小屋より、黒部五郎小舎までトイレ&水場&避難小屋はありません。 ☆折立登山口に、トイレ、自販機と靴の洗い場があります。 |
写真
感想
1日目(7月31日)
前日、交通規制時間前に折立へ入れましたので登山で車中泊をし、6時過ぎに出発しました。
太郎坂は足元の悪い急登が続きますが、樹林帯を抜けると整備された高原になり、高山植物が沢山見られます。
ニッコウキスゲが丁度良く群生していました。薬師峠キャンプ場は、水場もトイレも設備が整っています。
ゴミ捨て場まで設置してあります。初日は保冷が利くので生もの持参で、昼食はカレーうどん、
夕食は鳥鍋に味噌ラーメンです。昼食後、薬師岳に出発します。道中はお花畑が沢山あります。
2日目(8月1日)
深夜、雷と豪雨、そして近くの沢の豪快な音が鳴り響きます。朝まで激しい豪雨が続き、テン場も川の様になります。
テントが浸水し、山小屋へ避難された方もいたようです。今日は一日、テントで待機?と思っていたら、
周囲の人達は雨の中次々と出発していきます。隣りの単独女性も出発を決断されテントをたたみます。
行く先を尋ねてみると同じ「黒部五郎」だというので勇気を頂き、慌てて荷物をまとめ出発します。
小雨が降ったり止んだりする中、幾つかのピークを越えて行きます。北の俣岳の先で雷鳥のつがいに出逢いました。
霧が晴れて日が射して来ると、行く先にここまでにないような大きな黒部五郎の背中とジグザグの登山道が見え、
迫りくる雄大さを予感しました。
山頂とカールは予想通りの素晴らしさです。
昨年、鷲羽・雲の平から眺め、魅せられた黒部五郎に入り、感無量です。
カールは雪渓とお花畑と大きな岩と豊富な水の流れの大自然の世界が広がります。
五郎小屋はカールの麓にあるので、小屋での道程が長かったです。
3日目(8月2日)
朝から雨。本日は折立まで下山ですので、5時にはキャンプ場を出発したいと思っていましたが、
雨で作業が遅れ、5時43分に出発です。
カールの急坂を登り上げ、霧雨が降っていますが五郎の肩で珈琲を飲みながらカールを眺め、五郎の景色を見納めます。
天気が悪いので、太郎小屋までノンストップで歩きます。昨日は難なく通過した赤木山岳の岩場では、
岩が雨に濡れ滑りやすくなっているので違った道かと思うほど緊張しながら慎重に渡りました。
太郎小屋で昼食に『太郎ラーメン』(800円)を美味しく頂き、下山後の温泉を励みに一気に下山しました。
近くにも日帰り温泉は沢山ありますが、お気に入りの平湯温泉「ひらゆの森」でゆっくり疲れを癒しました。
同行者がテントを背負ってくれましたが、シェラフやマット着替え、食材等で、結局ザックは20Kオーバーになりました。
コメント
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薬師峠のテン場で、ごそごそ、がさがさと準備しておりました隣の者です
一緒の山の時間をもて、大変楽しかったです
ありがとうございました
ジュウジュウと音を立てるフライパンも羨ましかったです
黒部五郎を超えてその後折立まで、長い道のりを踏破されたのですね!
お疲れ様でした
コメントを頂き、ビックリしましたが、とても嬉しかったです。
黒部五郎の背中を大きなザックを背負って登っている姿を背後から見た時、朝の切れ味のよい決断といい、単独ですごいな〜ととても感動しました。
五郎キャンプ場でご一緒でき、もっと話がしたかったな・・・(実際は心身ともに余裕がなくて)と思ったり、その後、どうされたかな・・・と思ったりしていたところでした。
komadoriさんの素晴らしい縦走を拝見させて頂き、驚きです。その一部をご一緒させて頂き、光栄です。
素晴らしい健脚とエネルギッシュな山ごはんは、今後の目標にしていきたいと思います。
長い山旅、大変おつかれさまでした。
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