鷹ノ巣山-七ツ石山【マルバダケブキ咲く真夏の石尾根】
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- GPS
- 08:19
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 1,733m
- 下り
- 1,736m
コースタイム
天候 | 晴れ のち 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース 水根沢ルートは沢沿いに肩の狭い箇所がありますが、それほど問題はありません。 他はよく整備されています。 水場 鷹ノ巣山避難小屋下の水場は本日も水量十分でした。 花 石尾根を代表する花 マルバダケブキが花期を迎えています。 ツボミも多かったので、まだしばらく楽しめそうです。 |
写真
感想
先週はブランク明けのハイクで、翌日から筋肉痛。。
筋肉痛も癒えたところで今回はより負荷を掛けて一気に復調を目指そう!
選んだのは奥多摩石尾根。
ちょうどマルバダケブキが花期を迎えているはずです。
猛暑の天気予報で、防火帯の縦走路は消耗戦になりそうですが望むところ!
でも、ちょっと涼も欲しいので登りは水根沢林道を選択。
というわけで水根BSからスタート。
いい天気で暑くなりそうですが、序盤は涼しい水根沢沿い。
本流に出会うあたりは最高です。
沢の水で顔を洗ってひと休み。
ここでポケーっ1日過ごしたら気持ちいいイイだろうなぁ〜
でも、当然先に進みます。この先は最初のがんばりどころ。杉林の長い登りです。
一気には登ることができずに途中でおにぎり休憩。
暑いと食欲も落ちてしまうので、前半のエネルギー補充はとても大切です(都合のいい解釈)
榧ノ木尾根に合流すると石尾根縦走路はもうすぐ。
マルバダケブキが早くも出迎えてくれます。
あれ、木立の間から覗く日陰名栗峰がちょっとガスっている。
いつの間にか曇ってきた様子。
縦走路は予定通りマルバダケブキがちょうど花期を迎えています。
トンボが群れをなして飛んでおり、夏盛りながらも秋が近いことを教えてくれます。
天候は曇りがち。灼熱の消耗戦を覚悟していたので、ちょっと拍子抜け。
風がなく蒸し暑いですが、十分に行動できるコンディションです。
このルートを選んだもうひとつの理由は鷹ノ巣山避難小屋至近にある水場の存在。
尾根に上がってから冷たい水が補給できるのはとてもありがたいです。
消耗戦に備えて空容器も持ってきましたが、幸いに曇天になったのでそれほど消費しなそう。
ここまでに消費した分の1リットル弱を補充しました。
日陰名栗峰、高丸山に構える急登はこのルートの楽しみのひとつ。
その都度 マルバダケブキの花に励まされながら、そうはいってもやっぱり苦しいのですが
今日は「巻いちゃおうよ」という弱気の虫が顔を出すこともなく頑張れました。
今日最大のハイライトは千本ツツジへのアプローチ。
シダに混ざってマルバダケブキがたくさん咲いています。
振り返ると巡ってきた高丸山、日陰名栗峰、申し訳なさそうにちょこっと顔を覗かせる鷹ノ巣山。
そうそう。今日はこの風景に会いたくてここへ来たのです。
もともと人があまり多くない鷹ノ巣山から七ツ石山の尾根通しですが、今日はさらにガラガラ。
皆さん、暑さで敬遠しているのでしょうね。
それも賢明な考えですが、暑さの中でしか見ることができない風景もあります。
気合を入れて出かけてみてはいかがでしょうか?
(水はたくさん持っていきましょう!)
七ツ石山が近づくあたりから、遠くで雷鳴が聞こえました。
ちょっと雲行きが怪しかったので急いで下りないと雷雨にあうかと心配しましたが、
幸い今日は天候が崩れることはなかったです。
鴨沢まではとても下りやすい道でいつも助かっているのですが、
今日は下るにつれて実感して暑さが増していき、小袖乗越にでるころには息苦しさを感じるほどの蒸し暑さ。
石尾根も蒸し暑いと感じていましたが、下界から比べるとずっと涼しかったのですね。
鴨沢BSに帰着するとバスは行ってしまったばかりで、次の便は1時間半後。
ビールの自動販売機があったら、間違いなく1時間半待ちましたが、
10分も休む体のほてりも収まったので、深山橋BSまで歩き本日のハイクを終了。
(小菅から来るバスに乗れます)
奥多摩駅はちょうどお祭りで賑わっており、たこ焼とビールを買ってホリデー快速に乗り込みました。
体は乾ききっているようで、ビールの喉越しはバツグン!
1本しか買わなかったことを激しく後悔したのでした。
doppo634さん、こんばんは!
最近訳あって花に非常に興味を持ち始めました
マルバダケブキもつい最近覚えたうちの一つです。
それがこんな身近なところで大群生していたのですね!
驚きです
奥多摩のこの時期は避けたいところだったのですが、とても惹かれます
「Vターン」懐かしいです・・・
コメントありがとうございます。
私もたくさんの花の名前を知りたいと思いますが、
なかなか覚えられないです
石尾根にマルバダケブキが沢山あるのは春の若葉や秋の綿毛を見て知っていたのですが、
花期
間違いなく石尾根を代表する花で、今回は行けませんでしたが、雲取まで延々と咲いています。
この季節を知らずして石尾根は語れません。
暑さは覚悟して一度訪れてみてください
お疲れ様です。
かなりの距離&石尾根を巻かずにしっかり歩くあたり、さすがdoppoさんです
丁度、鷹ノ巣山と歩いてみたいと思っていたので参考にさせて下さいね。
あっ、doppoさんのように体力ないので水根沢⇔鷹ノ巣山間だけですが…
マルバダケブキ沢山咲いてますね
私は、このお花の名前がカタカナの順序が前後してしまい上手く言えません
コメントありがとうございます
一見ストイックに見えるでしょ
序盤は涼しい沢沿い、水場をアテにして背負う水は必要最小限・・
なんちゃってストイックです
マルバダケブキ
漢字で書くと丸葉岳蕗
マルハタケブキの方が発音しやすいと思うのですが、何で濁音だらけになったのでしょうね
doppo634さん、こんにちは
ついに完全復活ですね
そういえば、夏の奥多摩ってあまり行ったことがないなあ、と思って写真を拝見しました。
草が生い茂っていて、いつもと違う風景ですね。
でも、やはりこの時期は空いているんですね。
行ってみたい気もしますが、暑さが苦手なのでどうしても近郊の山から逃げてしまいます
いつもコメントありがとうございます。
はい。なんとかブランク前の感じに近づいてきたと思います
近郊の山は暑いといっても、石尾根の1600mラインは計算では下界より10℃近く涼しいはず。
下界から比べればラクですよ
皆さん敬遠するようで空いていますが、私は逆に遠くに行く方が面倒
hirokさんも決して逃げているわけではなく、単に好みの違いでしょう
お互いに楽しい山行を!
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