浅間山中腹の石尊山（せきそんさん）〜お初の花に会いたい！

2021年07月10日(土) [日帰り]

• GPS: 07:54
• 距離: 14.0km
• 登り: 700m
• 下り: 710m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:56
• 休憩: 0:58
• 合計: 7:54

7:39 追分宿駐車場
7:59 8:02 1000m林道 石尊山登山口
9:01 馬飼いの土手
10:40 10:48 赤滝
10:58 座禅窟の分岐
11:07 11:08 ケルン
11:13 血の池
11:16 おはぐろ池
11:41 11:42 石尊平
11:56 12:03 石尊山
12:14 12:44 石尊平
13:03 おはぐろ池
13:06 13:12 源泉
13:15 血の池
13:20 ケルン
13:33 赤滝
14:45 馬飼いの土手
15:09 15:10 1000m林道 石尊山登山口
15:32 15:33 追分宿駐車場
15:33 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

追分宿の無料駐車場に停めました。
道の向かい側にトイレあります。
登山口までは15分ほどで、登山口付近は駐車禁止の看板があり、駐車場情報が掲示されていました。
もう1ヶ所おすすめの駐車場があるようです。（詳しくは写真参照）

コース状況／危険箇所等

危険箇所はありません。
雨続きの後だったのでぬかるみを心配しましたが、吸水性のいい地面なのか問題になるほどのところはありませんでした。
倒木をくぐらなくてはいけないところが1ヶ所、登山道を外れて迂回しなくてはいけないところが1ヶ所ありました。

登山口に登山ポストありました。

アブが大量にいるところがありました。（特におはぐろ池付近、石尊山の山頂）
虫除けスプレーで忌避効果があるようでしたので必携です。

その他周辺情報

ハイウェイオアシスからも利用できる平尾温泉みはらしの湯で日帰り入浴しました。(800円)
シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ・洗顔フォーム・無料の鍵付きロッカー・ドライヤーあります。
残念ながら曇っていて見晴らしは佐久平くらいでしたが、晴れていれば八ヶ岳や北アルプスも見えるそうです。
温泉は露天風呂だけで、内湯には変わり湯（この日はジャスミンのバスソルト）や人工炭酸泉（泡付き半端ない）やサウナがあります。

ヤッホー・ブルーイングのご当地限定ビール「クラフトザウルス」３種（Pale Ale, Brut IPA, Black IPA）が、ツルヤ軽井沢店と御代田店のみで買えます。

写真

駐車場前のトイレからスタート
追分宿を西に進む

お宅の庭にネジバナが群生
今日最初のラン！

高札場を過ぎた

次の角で右折
旧中山道から離れて浅間山方面へ北上

この案内板は登山道随所で見られる

通りがかりの公園でジョウビタキに出会う
まだ渡らずにいてくれたのね
少し暑そう？

登山口
舗装道路に面しているのは新鮮

噴火警戒レベルは2
一応ヘルメット持参

数台停められるスペースはあるが駐車禁止
駐車場は2ヶ所推奨されている

ノリウツギかな

ウツボグサ
少し淡い色合い

濃いのも
今が盛りの端正な一株

お初のウメガサソウ

ちいさくてとってもキュート！

角度を変えて

5者5様の開きかげん

背中からも激写

うつむいてるのが多いけれど顔を見せてくれる子も

ピンクの土台からY字型の雄しべ

チョウセンゴミシ...というらしい

馬飼いの土手
とはなんぞや？

よく整備されて歩きやすい緩やかな階段

イチヤクソウ
一生分くらい見た
上の方はフレッシュなのが多くて真っ白

ベニバナイチヤクソウ
白いのばっかりだったけれど少しだけベニバナも

クモキリソウ
こんなにたくさん見たのは初めて！

蜘蛛の子を散らしたようなというけれど、グワシというか影絵の狐というか...

ナワシロイチゴ
これで咲いてるんだそう

ハエドクソウ
昔懐かしのハエ取り紙を作ったとか

こういうちょっと汚いかんじのをいっぱい見かけて...
考えた末にこれはギンランの成れの果てではないかと...

初ジガバチソウ！
緑のものはアオジガバチソウともいうらしい

暗紫褐色のものはクロジガバチソウともいうらしい

なんですか！この造形は？岡本太郎さんですか？

ハウチワカエデ
とにかく葉っぱがでかい！

エンレイソウ
もう実になってる

ツバメオモトも実になって

青くなりはじめてる

マイヅルソウもマーブルな実に

シモツケ
花と蕾のタッグ

雄しべとっちらかりすぎじゃない？

これは？

これもなんの実？

イワカガミはもう今季の営業終了

ニガナ
シロニガナも咲いてた

アカショウマ
滝の近くにたくさん咲いてた

赤滝（血の滝）
岩肌を赤く染めてどばどば流れ落ちてる

回り込むと橋があり

滝上部を渡ることができる
初めてのアトラクション！

反対側からも観賞

座禅窟への分岐
林道を1kmほど行くようだけれどパス

謎の少しずつ大きくなる葉っぱ
なんだかかわいい

昆虫シリーズ
ヒメシロコブゾウムシ
真っ白な灰になってる...

キンモンガ
本当は白い部分が黄色いらしいが、白いのもいるそうで。
ならギンモンガにしちゃえばいいのに...

キバラヒメアオシャク
蛾とは思えないきれいな水色
縁の縞々もかっこいい！

血の池の表示はあれど池はなし
赤くなった湿地みたいのが遠くに見えた

付近にはソーラーパネルを備えた緊急用の放送基地？がある

オトギリソウっぽい蕾

赤い小川をちゃちな丸太橋で渡ると

血の池弁財天のちいさな祠

そしておはぐろ池
歯は赤くなりそうだけど...
アブがたくさんいて早々に退散

倒木で道が塞がれてる
少し谷側に迂回

マタタビ...かな

ウグイスカグラの実

ウスユキソウ
夏だな〜

石尊平
突然開けてびっくり

振り返ると浅間山が...雲かかっちゃってる

キバナヤマオダマキ
草むらでひっそり

ウマノアシガタ
ぴっかぴか

ネバリノギラン

触るとぺたぺたねばる

突然白樺がにょっきり

アヤメ
しっかり守られて傷んでない
箱入りのお嬢さん

石尊山に到着〜

地味だけど三角点もある

180°くらいの展望
浅間山から

妙義山方面

八ヶ岳方面
雲の中

山頂の雲も切れかかる

アサマフウロ...でしょ？
葉っぱの切れ込みが深いし、やっぱ浅間山だからね！

いなばうあ〜
ふ、古い...

キバナノカワラマツバ

セリ科のなにか

濁川の源泉
最初の一滴ではなくざんざん湧いてる

里に下りてくると電線に止まって囀るのはホオジロ

草むらでは咲きかけのたんぽぽにベニシジミ

感想

kobatch

変わったランが見られるとレコで知り、梅雨の合間を縫ってでかけました。
たくさんのウメガサソウ（初見）やイチヤクソウ、クモキリソウ、十株くらいのジガバチソウ（初見）に会えたので大満足！
間近にせまる浅間山も雲の晴れ間にちらりと見え、梅雨の合間の展望としては十分でした。

野鳥も見られればと思いましたが、夏の森林は葉が茂っていてほとんど姿は見られなかったのが残念です。
でも美しい声を聞くことはでき、「キョキョ　キョキョキョキョ」のホトトギスや「ツクツクボ〜シ」と上手に鳴く鳥がいて聞き惚れました。
調べたところキビタキがそんなふうに鳴くそうです。