平ヶ岳 〜 山上の楽園、梅雨明け 〜

2021年07月17日(土) [日帰り]

• GPS: 09:50
• 距離: 23.3km
• 登り: 1,840m
• 下り: 1,826m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:38
• 休憩: 1:12
• 合計: 9:50

4:36 鷹ノ巣登山口
6:03 6:04 下台倉山
6:49 6:49 台倉山
6:57 6:59 台倉清水
7:30 7:30 白沢清水
8:19 8:26 池ノ岳
8:48 8:54 平ヶ岳三角点
8:57 9:16 平ヶ岳
9:20 9:20 平ヶ岳三角点
10:06 10:34 玉子石
10:51 10:52 池ノ岳
11:32 11:32 白沢清水
12:03 12:11 台倉清水
12:20 12:20 台倉山
13:01 13:01 下台倉山
14:26 14:26 鷹ノ巣登山口
14:26 ゴール地点

山上は、素晴らしき楽園。だがそこに至るまでの運転や登り、下りは修行。

天候

晴天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　鷹ノ巣登山口の駐車場を利用。普通車約20台収容とのこと。有り難いことにバイオトイレあり。4時到着ぐらいでギリ駐められた。その後に来た車は路駐などうまいことやっていた。　

　関越道の小出ICから、樹海ライン（国道352号）で鷹ノ巣までのずっと続く林道くねくね道。そんなに走りにくい道ではないけど、真夜中で暗くとにかく長く、登る前にすでに疲労。シルバーラインを利用すればよかったと後悔した。帰りはシルバーラインを利用した。断然楽だった。下調べ不足。

コース状況／危険箇所等

　よく整備され、よく踏まれているので迷うことはない。ただ、山小屋もないし、テン泊も禁止されているようなので、日帰りできる体力は必要。麓宿泊＆プリンスルート（短縮ルート）でピークハントという裏技もあるらしい。

その他周辺情報

小出IC近くにしか買い出しできる店はないので、行く際はご留意を。

写真

7/17 2:34

延々と続く樹海ラインの真夜中運転。シルバーラインを使えばもっと楽だったらしい。下調べ不足。今日の山行は平ヶ岳。自宅から遠く、既に疲労。

7/17 3:58

途中、夜明けの奥只見湖が神秘的で癒された。

7/17 4:36

そして朝4時ごろ、登山口の鷹ノ巣駐車場到着。既に満車。木の枝が垂れ下がる変なスペースが空いていたのでそこに駐車。結局寝ないで山行開始。

7/17 5:04

朝日を浴びると少し元気が湧いてくる。

7/17 5:10

でも下台倉山まで急坂多めでしんどい。

7/17 5:17

このルートからは燧ケ岳が常に見える。

7/17 5:51

梅雨明けの太陽。ギラギラの輝き。

7/17 6:39

下台倉山から台倉山の間は、何度も軽いアップダウンを繰り返す。

7/17 6:41

会津駒ケ岳や磐梯山、安達太良山など福島県の山々。台倉山から先、しばらくは樹林の中を行くため、展望は無い。

7/17 6:50

ウラジロヨウラク。

7/17 7:01

ギンリョウソウ。

7/17 8:02

白沢清水より先になると、景色は開けてくる。この池ノ岳への登りがしんどい。

7/17 8:08

標高も高くなり、奥只見湖が見えた。

7/17 8:14

ここまで来れば、平ヶ岳が丸見え。さあ、あとひと登り。

7/17 8:20

そして登りきると、いきなり世界が変わる。

7/17 8:22

予想以上に綺麗な高層湿原が広がっていた。

7/17 8:23

ここは楽園か？はたまた天国か？

7/17 8:24

わたすげ越しの姫ノ池。

7/17 8:26

遠くまで運転し、ここまで登ってきた甲斐があった。さあ、平ヶ岳へ。

7/17 8:41

イワイチョウ。

7/17 8:45

チングルマはそこらじゅうに。ほとんどは花穂の状態。

7/17 8:46

コバイケイソウの花も活き活き。

7/17 8:47

天国への階段のよう。

7/17 8:50

平ヶ岳、三角点到着。

7/17 8:58

本当の山頂（最高点）は三角点から進んだところらしいので行ってみる。

7/17 9:00

ここが最高点。分かりづらいので山名標を移してあげたくなっちゃう。

7/17 8:51

燧ケ岳〜至仏山。尾瀬の山々。

7/17 9:06

燧ケ岳、奥には女峰山。

7/17 9:07

手前、景鶴山。奥に日光白根の山々など。

7/17 9:06

至仏山。武尊山など。

7/17 8:55

武尊の奥には奥秩父、南ア、八ヶ岳の山々など。なんと富士山も見えている。

7/17 9:05

手前、巻機山？奥は頚城山塊？

7/17 9:05

？？？

7/17 9:00

越後三山。左は八海山、真ん中が中ノ岳、右が越後駒ケ岳。手前の湿原も良い雰囲気。

7/17 9:07

上州、信州の山々の連なり。

7/17 9:23

さあ、名残惜しいがこの場を去ろう。

7/17 9:24

次は、玉子石に向かう。

7/17 9:26

木道沿いには花も多い。

7/17 9:31

コイワカガミ。

7/17 9:35

ゴゼンタチバナ。

7/17 9:39

アカモノ。

7/17 9:41

玉子石に向かう道は、わたすげだらけ。

7/17 9:45

ハクサンコザクラ？

7/17 9:46

ギラギラ太陽で暑く、今日の水の消費量は多い。この平ヶ岳沢源頭の水をガブ飲み。最高。

7/17 9:51

玉子石に向かう途中には残雪あり。スパイクなどの類は必要なく、普通に歩ける。

7/17 9:53

こっちも素晴らしい景色。

7/17 9:58

こちらも木道あり。

7/17 10:03

そしてわたすげ天国。

7/17 10:03

越後三山。左奥の八海山だけ未踏。

7/17 10:05

ミヤマリンドウ。

7/17 10:05

池塘越しの越後三山。トンボがたくさん飛んでいて、写真にも写りこむ。

7/17 10:25

そして玉子石、到着。絶妙なバランスの大石。そして池塘広場。

7/17 10:20

今日はここで昼食。

7/17 10:28

連続しておやつ＆coffeeタイム。

7/17 10:24

今日は家に早く帰る予定なので、そろそろ退却。越後三山の雄姿が名残惜しい。

7/17 10:44

この池塘の風景には癒されたなあ。

7/17 10:51

そして、この楽園のような長閑な草原風景もいい。夏らしい風景。

7/17 10:52

この楽園を目に焼き付けて、下山開始。

7/17 11:17

35℃！？下り基調とは言え、寝不足もありなかなかしんどい。

7/17 12:08

途中の水場、白沢清水も台倉清水も泥水？で飲めそうもなかった。この日だけなのかな？これらの水場はあまりあてにできない。

7/17 12:20

予想外の暑さで担いでいる水も完全になくなるまであと少し。水を切らすのはまずいので少しずつ飲み、ややストレス。

7/17 12:25

暑い〜。喉乾いた〜。

7/17 14:17

麓の下台倉沢の水をがぶ飲みし、気分爽快。一件落着。夏の山行は、水をしっかり補給できないと危ない。

7/17 14:27

そして、無事下山。ここから自宅までがまた長いが、無事帰宅。本日の山行、これにて終了。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

感想

JiroDai

平ヶ岳は日本百名山の1座。遠く行きづらい山で、今まで行く気が起らず未踏だったが、いや〜良い山だった。まさに山上の楽園だった。

コメント

dera_san

最高の一日でしたね♪
JiroDaiさん、はじめまして
いや…実は初めましてではなく…昨日山頂でお会いしたオレンジTシャツのやつです 笑
昨日は短い間では御座いましたが、楽しいお話ありがとうございました
写真すごく綺麗ですね！自分が登った時の気持ちと重ねながら拝見させて頂きました。
本当に素晴らしい一日でしたよね

JiroDaiさんも同じく水不足でしたか
あの暑さは想定外でしたよね。
このクラスの標高の山で30度越えで…しかも直射日光の連続…。
もう少し多めに水を持っていけばと反省をしている所です。

それにしても…あの下の方の沢の水も飲まれたのですね 笑
上の水場でビビっていた自分が情けないです 笑

JiroDai

Re: 最高の一日でしたね♪
dera_sanさん、また会えましたね（笑）
コメントありがとうございます。
　平ヶ岳ピークや玉子石では、感動を共有したり、ヤマレコ話ができたりして、楽しかったです。ありがとうございました。快晴の下、高層湿原や花々、周囲の山々の絶景を楽しむことができたのは、本当にラッキーでしたね。長距離運転、灼熱の尾根歩きの甲斐がありましたね。
　下山中、dera_sanさんも水切れだったとは・・・、お互い無事で何よりです。沢水は上の水も下の水もおいしかったですよ。見た目、臭い、味で判断して、ワイルドにがぶ飲みすることが多いですが…、もう少し気を付けたほうがいいですね。浄水器購入を検討してみます（笑）